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2006年1月26日 (木)

コナン・ドイル著「ボヘミアの醜聞」(『シャーロック・ホームズの冒険』収録)

…語りたいと口にしつつ、好き故になかなか上手く表現出来ずにいましたこの話。女を見くびっていたホームズがまんまと一杯食わされた、忘れ難き女性の話です。

ホームズはとかく女嫌いで知られておりまして。何度か触れましたが、女性特有の感情の起伏や論理的に説明出来ない行動について、しょっちゅう揶揄してます。
そんなホームズが「あの女」と言えば、たった1人該当する女性がおりまして…女性としての美しさと、男性的な大胆さを兼ね備える凛とした女性、それがアイリーン・アドラーです。

今回の依頼は、このアイリーンからある写真を手に入れる事。それには若き日のボヘミア国王が、彼女と一緒に写っています。今や成婚間近の国王にとって、この写真はスキャンダラス極まりない危険なもの。大胆不敵なアイリーンは、これを婚約相手の王女に送りつけると国王を脅迫します。
で、ホームズの所へ話が持ち込まれた訳ですが。女のやる事なんてたかが知れてるさ、と甘く見ていたホームズに、まさかのどんでん返しが待っていました…。

国王がどんなに手を尽くしても見つけられなかった写真の在処を、ホームズは例によって一発で突き止めるのですが。そのやり方はいつも乍ら巧みで申し分ない出来映えです。
だからこそラストの展開が引き締まるんだと思いますねー。ホームズはいつもの通りに相手の一歩前を行っているんです。なんですが最後にモノを言ったのは、彼がいつも馬鹿にする"女性特有"の部分でした。

流石はホームズをして「あの女」と言わしめるだけありますアイリーン。しゃきしゃき行動していても、何処か優雅で気品が感じられますねー不思議と。立ち居振舞がきりっとしていて魅力的だと思います。
他作品でもホームズがいくらか興味を示す行動的な女性達は登場しますけど、やっぱりアイリーンがピカイチで凛々しいですね。

最初の短編集"冒険"に於いて、この話は一番はじめに掲載されています。冷静沈着な名探偵ホームズの初短編作品として、敢えてこの話を持ってきたのが何とも面白いですね。
そしてこれを読んで、人間ホームズにこれ程迄興味を持つ様になったといいますか。他で見せるのとは全然違う彼の心理が垣間見える作品だと思います。ラストで彼が求めた謝礼については、滅多に見せない特別な感情が込められている気がしました…。
最初の短編にしてシリーズ中でも突出した特徴を持つ、興味深い作品です。

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