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2006年8月29日 (火)

今大河の女性像を考える

又最近飛ばしグセがついてしまいました、大河「功名が辻」観賞。
週末の外出が立て続けにあったからなのもあるんですが、今大河の展開に関しては少なからず思う所も…ありまして…。

つい先日の放送も見逃してしまった為、必ずしも最近の流れに沿ってはいない考えかもしれませんが。折り返し地点も過ぎたこの辺りで、今迄もやもや思っていた事を少し語ってみたいと思います。

…私にしてはかなりの(?)辛口語りだと思うので…ご了承をば…。

今回のジャンルは夫婦大河という事で。特に賢女として名高い山内千代にスポットを当てているのもあり、乱世を生き抜く女性達の描写にかなり力を注いでいます。
ともすると刺々しくなりがちなのが女性中心展開のドラマなのですが、主演の仲間由紀恵さんがとても含みのない爽やかな明るさを出してくれている為、所謂「女の生き様押しつけドラマ」にならずからりと進んでくれてますね。時折若干のくどさは感じつつも、なかなかに口当たりの良い流れで一定の好感を覚えてはいます。

…但し、だからこそ口惜しく思えてしまうのが、千代さんの余りに浅慮な行動の数々なのです…。

率直に言って、原作そのままの千代さん像を大河に当てはめた方が良いとは必ずしも思っていません。最初の頃の感想で触れた気もしますが、原作では頭が回りすぎるあまりに何処か底の知れない取っつき難さが感じられもしたんで、たまにドジする陽気なヒロインとしての演出を加えたのは悪くなかったと思うんですよ。実際親しみの持てる雰囲気を出せているのはそのお陰だと思うし、仲間由紀恵さんらしさにも上手くマッチしていますしね(前に今大河の千代さん像は彼女のイメージがベースになっている、と言う話を聞いた気もしますが…?)。
そして回を重ねる毎に腰の座った賢さが彼女に備わっていくのを、とても楽しみにしていたのです。

でもね。だからってたまに現れる突っ走り方は、どー見てもやり過ぎ。
旦那の浮気に腹立てて子供(百歩譲って家臣の子ではあったものの)放ったらかしに実家帰ったり、秀吉の前で自らの過失を詫びる為切腹しようとする一豊の傍で彼女も「これみよがしに」命を絶とうとしたり(責任感の現れなのは感じるけど、本当に死で罪を償う気なら夫の切腹と同時か直後に人目につかぬ場所で事に及ぶ筈)、理不尽な命令への反発とは言え夫の主君に真っ向楯突く様な姿勢を独断でとったり…。あんまりにも突発的で、考えの浅い行動。これらがどうにも戦国乱世の舞台設定に上手く絡んでこないのです。
「思いやり」と「おせっかい」を取り違えている様な描写の数々は、凄く勿体ない気がするのですよー。

思うに、今大河の展開には、現代的な発想や価値観をそのまま持ち込んでいる様な雰囲気を感じますね。大河ドラマと言うよりは、朝ドラのヒロイン像に近いと言うか。
純粋で真っ直ぐな姿勢があらゆる人々の心に響く…綺麗事の様でいて、浸っているのが心地よい世界。ドラマの中であるからこそ、こうは上手くいかんよなーという展開が映えてくる訳でもあるし、それが求められる事は至極自然だとは思います。

が、大河ドラマはドラマの面とは別に、「歴史群像」としての部分も大切な要素のひとつであると思うのですよ。特別な歴史ファンでなくても、信長や秀吉と言った耳に馴染みある名前を聞けば、どうしても「人物」としての彼らへのイメージが湧いてくる訳で…その辺りを損なう様な気の利かなさを感じてしまうと、瞬間世界に没頭するのが困難になってしまうんですよね。言ってみれば「醒めて」しまうのです。
完全なコメディ・パロディと言う前提条件でもない以上、ある程度の「時代」を匂わせるリアリティは、歴史時代系ドラマには不可欠だと思うんですよ。

今回の大河は女性ものにしては珍しくねちこさが少なく、故に基本微笑ましい気持ちで見てはいるのですが…この時折顔を出すイマドキな人物設定が、見ている側を現実に「引き戻す」役目を為してしまって何とも惜しい。結果、着物で現代劇を見せられている様な…えも言われぬちぐはぐ感を感じたりもして、しまうのです…。

それでもこれから佳境に入る展開でありますし、今後少しでも時代に没頭出来る演出が増えてくれるのを祈って…時にはらはら、たまにイライラしつつ(爆)、もう半分付き合っていこうと思います。そしてそのイライラはブログにいくらかバラ撒いてしまうかもしれませんが、何卒よしなに(迷惑だ)。

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