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2006年9月14日 (木)

NHK木曜時代劇「ちいさこべ」第2回

シェアブログ1575に投稿
原作は読み終わりました。とっても私好みの設定と展開で、ドラマでも先が楽しみです。うっふふ〜。

さ、第2回。前回の終わりに子供達全員の面倒を見ると、お役人の面前で啖呵を切った若棟梁の茂次さん。その熱い信念をお役人も受け入れ、今後の助力についても一考してくれるとの話で…やれやれ一安心、であったのです。
…です、がー。子供の元に戻った住み込み娘・おりつさんの表情が一変、「子供が逃げた!!」…役人と棟梁達の押し問答を早合点した年長格の3人が、元の町に連れ戻されるのを恐れて逃げ出した、との事。…こうしてのっけから大捜索をやる羽目になった茂次さん、早くも前途多難の兆しです…。

今回は、茂次さんやおりつさんたちから繋がる「やさしさの連鎖」が、とてもあたたかい空気感を生み出してくれた話でしたね。
ほうぼうで大人達に冷たくされ、心に傷を追った子供達。やがてその心は荒み、鈍くなり、盗みを働いたりしてもちっとも痛まぬ様になってしまいます。
その尻拭いをさせられる事となった茂次さん…彼は先ず、子供の見ている前で彼らの為した「罪」を詫びます。そしてその後尚もいきり立つ大人達に、子供の時分は誰しも悪戯と迷惑の区別がつき難い頃がある事、彼らは親がいないばかりに、迷惑を被った人々の怒りを常に全身で浴び続けてきた事…を、静かに語るんですね。親を亡くした現実を子供達に思い出させぬ様、彼らを奥へと下げた後で…。
子供がしでかしてしまった「悪事」についての非難には、言い訳ひとつせず頭を下げる。しかし「盗っ人」とか「たちの悪い」だとか、彼らの「人格」に関わる暴言に対しては、真っ向から立ち向かって子供達をかばうのです。
今迄盗みを働いては大人達に冷たい目で見られ、追い出されてきた子供達は。棟梁が無骨に見せた「見捨てない大人」の姿に触れ…初めて「悪事」の重さを噛みしめて、ぽろぽろ涙をこぼすのでした。
そんな彼らを、やっと覚え始めたそれぞれの名でぎこちなく呼ぶ棟梁。カッコ良く決まりはしないけれど、飾り気のない思いやりが伝わる場面に、目の奥が熱くなりましたね。
 
そんな棟梁の熱弁は、周囲の大人達の抱く感情にも変化をもたらして。子供達を見つめる視線は、少しずつ穏やかなものになっていきます。
やさしさを生み出すのはやさしさでしかなくて…それが人から人へ伝わって、子供達の中にも「優しさ」が育まれていくんだなぁ、と感じる良い場面でした。
 
しっかしやっぱり根っこは頑固な棟梁茂次さん。絶対に自分達の身ひとつで店を立て直すと言い張り、亡き先代の兄弟弟子からの援助すらつっぱねてきたのですが…早くもそれが、逆恨みの格好でじわりと降りかかってきた様です。
大口の普請をやろうにも、「身内が認めてもいないのに、『大留』の跡継ぎ然していられてもなぁ」…と、硬化する周囲の態度…。どの筋から手が回っているのかは明白な訳ですが、それでも茂次さん、「人助けが大工の本業、実入りの大小拘らずに、困った人の力になるのが先ず先決だ」と、損得抜きで仕事を請ける決意を示します!!
が、ここで弟子の一言「それで9人の子らをどう食わせていくんですかい」「……そうだったなぁ……」…茂次さん、本当まだまだ問題山積です…。
 
ところで前回危惧していた若棟梁を巡る三角関係については、どうやら付加的な演出の枠に収まってくれそうな雰囲気ですね。やー良かった良かった。
今の所は両女性陣、色恋を巡って反目したりする気配は見受けられませんが。只許嫁のおゆうさんの方は若干、おりつさんの人としての奥行きの深さに気後れするものを感じてる様にも。
おりつさんも、おゆうさんの躾の良さ、学の高さに一目置いている訳ですが。こちらは何の含みもなく、只純粋に感じ入ってる様子です。
これから子供達も交えた関係が作られていく内、どんな風になっていくか楽しみですねー。
 
そして茂次さんと住み込みのおりつさん、この幼馴染な2人のコンビがいい!!イイ!!(悶)
何気ない会話の端々に、お互いを分かり合ってる感じが滲み出ていて…良いですね〜、無意識に頼り合える関係って。
しかしおりつさんは、棟梁に許嫁がいるのを百も承知なので。いつかは家を追い出される身と知りつつ…も、子供達の事が気になる彼女はどうか彼らが一人前になる迄一緒に置いて欲しい…と、彼に懇願します…。
それに棟梁、「…ん、ずっといていいぞ」と、答えちゃったりなんかして!!後でその言葉の深過ぎる意味に気付いてかどうか、居心地悪そうに話題を逸らす棟梁、とってもかわいかったでーす☆当のおりつさんの方は全く勘付かずに大喜び、ってのがこれ又ツボ(笑)。
小沢さん自身が醸し出す味に拠る所も多分にありそうですね!!やっぱこの方の、ぶきっちょで木訥で口下手な男の演じ方って好みです(スミマセン褒めてます…)。
 
来週もやっぱり波乱、棟梁男の優しさ炸裂です!?
…全5回という限られた中、子供達はめいっぱい暴れ回る気の様ですよ。

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