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2006年9月25日 (月)

NHK木曜時代劇「ちいさこべ」第3回

風邪っぽくなったり私生活立て込んだり出掛けてたりで、一寸又書きたい事をため込んでしまいました。

まぁ順繰りに。

とりあえずは木曜時代劇の話からー。この週は3連休だったんでねー、曜日の感覚が1日ズレちゃってて…危うく見逃す所でした。危なかった。

さ、本編。子供らの方はどうにか角も取れ始め、まぁ何とかやっていける目処がついてきました。しかしいまだに芳しくないのが、茂次さんと親戚弟子達との関係でして…尚もしつこく陰湿な妨害を受け続けています。
今回も、横槍入れられた大口の普請を取り返さんと単身叔父貴達の下へ乗り込んだ茂次さんでしたが…彼ら年の功が成せる巧妙な誘導尋問にぱくりと引っかかり、為す術なく追い返されてしまいました。
入ってくる仕事は相変わらず実入りの少ない一般庶民関係ばかり、勿論多くの人々の生活拠点である長屋の復興作業には「意義」があるのですが…店の「蓄え」は、日に日に心細くなっていくのです…。

それでも9人の子供達と生活をしていく事は、茂次さんの心の中に今迄と違った感情を芽生えさせているみたいですね。独り者なのもあってかそれ迄さして関心を示さなかった、「子供」に対する思いやりの気持ちがどうも生まれつつあるみたいです。
ある夜行きつけの飲み屋で呑んでいた時も、自分の脇で料理をじっと見つめるひもじそうな子供に自然と目が止まって…ついついおかずや飯への気を回してしまったり。
んが、それが又予想外の展開を生み出す事になろうとは。子供の父親が飲んだくれのうらぶれた浪人だったからさぁ大変、「人に施しを受ける程堕ちてはいない」「そいつぁ子供があんまりだ」…共に譲る事を知らない両者はあわや一触即発の状態に…。
店の女将の取りなしでその夜は事なきを得ますが、何処をどう見込まれたものか翌朝その子供が父からの手紙を持って茂次さん宅を訪れまして。その内容は…「果たし状」ならぬ、「預け状」。いずれ身を立てて戻ってくるので、それ迄息子を預かって貰いたい…という内容でした。

幼子を抱える故仕官がままならぬと言う気位の高い浪人が、縁は浅いが情の深い独身男に我が子を託す…という構図は、確か同作者の別作品でも題材になってた気がしましたね(「人情裏長屋」…だったかな?)。果たして今回ドラマで挿入された話はどう転んでいくのか。
一先ずはやると決めたら徹底して筋を通す茂次さん、わあわあいう周りに「おれが預けられたんだから、おれが育てる」とズバッと一言…。世話係のおりつさんが「9人も10人も同じ事」とこれ又言い切ったのも相俟って、10人のちびっ子ズとの同居生活決定です。SHIGEJI+10です(何処のメーカーの回し者ですか)。

今迄のケースと大きな違いは、今回預けられた息子・鶴之助に親がいる事(母は死別した様ですが)、それから浪人とは言え武家の出である事…でしょうね。おりつさん達はそんな事にさ程構わず、他の子達と変わらぬ気持ちで接しますが…同世代の子達と触れ合う機会も少なかったのか、子供達の前で自己紹介をする鶴之助には少なからぬ緊張と戸惑いが感じられた様に思えます。
それでも、同じく硬さを見せつつも彼を受けいれ様と言葉を紡ぐ子供達…随分優しくなれたなぁ~と、ほっこりあたたまる思いで見る事が出来ましたね。
下手するとかつての菊二辺りなら、他の子らと徒党を組んでひと悶着起こしたかも分からないのでは。相手が抱いている「不安」を感じ取り、それを自分達から「安心」に変えてあげる事で自らの中にもあった「不安」も拭い去る事が出来る…正に「優しさ」が成せる業だと思います。おりつさんや茂次さん達の想いは、ちゃんと実を結び始めてますよ。

少しずつ豊かな心を育んでいる子供達。日々与えられる人々の愛情に包まれて、心にあった「棘」はなくなってゆくのですが…でも、だけど、それだけでは決してなくならない…心の「傷」を、それぞれに抱えています。
今回預けられた鶴之助には、実の父が自分を他人に預けて去っていった事による「傷」。仕官の為であると分かってはいても、何処かで「自分は父に捨てられた」と考えてしまう深い哀しみ…。
そして年長格の菊二には、火事の中結果的に父を見捨てて逃げてしまった事による「傷」。寝ている父を起こそうとしたのに、起きてくれなくて、その内迫りくる炎の中にいるのが恐ろしくなって…自分だけがその場から離れてしまった事に対し、今も残る負い目…。

そんなやり場のない想いに、答えのでない問いに、茂次さんはいつも真っ正面からぶつかってくれます。

口下手な茂次さんの、子供達への接し方でとても良いと思う所。それは、「分からない事を分かった風に言わない」所だと思いますね。
鶴之助の父に対する言葉にならない激情も、菊二の中に巣くっている抱えるには大き過ぎる程の罪の意識も。とてもじゃないですが言葉ひとつでどうにか出来る「傷」ではないのです。
いや、言葉ひとつで胸に押し込めてしまう方が寧ろ簡単かもしれない。けれどそれは、彼らの「心」ごと潰してしまいかねない…。その位に危うい、深く大きな「傷」なんです。
茂次さんの紡ぐ言葉は、けして器用で綺麗なものではありません。彼らの悩みを解決出来る明確な答えも出てはきません。
その代わり、彼らの気持ちから決して逃げようとはしません。目を逸らさず、全身で、苦しみ叫ぶ子供達に彼が抱くそのままの想いを言葉で伝えているのです。

だから、その言葉はとても重い。

自分に「本気」でぶつかってくれるのを厭わない「誰か」。そういう「誰か」に一生一度でも出会るのは、本当幸せな事だと思いますねぇ。

あー所で、今は子供達の読み書き師匠として通っているおゆうさん…許嫁としての悶々とした思いは、募る一方の様です…。
だってさー、茂次さんとおりつさんあんなナチュラルにいちゃついちゃってんですよ!?(爆)や、勿論本人達にそんな気毛頭ない訳ですが、端から見てれば息ぴったり…じゃないでしょかね…。
「大体お前は昔から~」なんて、茂次さんがこうも言いたい事言える数少ない相手…ってやっぱ、おりつさんな気がしますよね。同じ昔馴染でも、おゆうさんの場合は比べると何処か一歩距離を置いた接し方をしてる風に見えます。
果たしてそれは、大留再建を誰にも頼らず成し遂げたい為の「今だけ」の気持ちなのか…何なのか…。ま、正直見てる感じだと、大留と子供らの事以外に今はなぁんも考えてない様に見えますけどね(笑)。

んで。来週は…妙にこざっぱりした鶴之助の父、登場です!!って事は仕官が叶ったのか…!?
色々な意味で、そこら辺の顛末が気になる所です~。

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