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2006年10月 1日 (日)

大河「功名が辻」第38回

おっと、時間出来たらがっつり書こう…と思って置いておいた大河感想、危うく次の放送に抜かれる所でしたよ(汗)。いかんいかん…。
いつも自分の記事を書き上げる迄皆様の感想巡りは控えている為、実はまだ物議を醸しそうな今話の評判は知らぬままです;果たしてどういう方向になっているのかー。
ではおさらいの意も込めて、38回感想をば。
 
 
先ずは秀次、切腹…。最後迄彼の叫びは秀吉に届きませんでした。
先週秀吉より秀次を伏見へ赴かせよとの命を受けた一豊、意を決して秀次を説得に向かいます…。
勿論この命は只の要請ではなくて。秀吉が、実子・秀頼の将来的地位を脅かしかねない秀次をいよいよ体よく始末する為の口実…命に背いて赴かず「心に含む所あり」と見なしての沙汰か、眼前にて「謀反の疑い相違あらず」と断定しての沙汰か。理由はどうあれ待っているのは「切腹」の2文字である…一豊ですら察しのつく、なりふり構わぬ秀吉の老醜な策でした。
 
どちらに転んでも命なき身、ならばこの際太閤に一泡吹かせて散ろうではないか…秀次の若き近習達は血をたぎらせ、すわ戦とならんばかりの剣幕を見せます。そしてその勢いは、説得に来た一豊へも向けられる事に…。
脅しつけられ、刀で凄まれても尚、一豊は秀次から目を逸らさず…道を踏み外しかけている秀吉を諫める事が出来る人物、それは「関白」を置いて他にいない、と、秀次に訴えるのです。
心を決めかねていた秀次、しかし彼が本来持つ責任感の強さが、徐々に一豊の言葉に共鳴し始め…ていた、その時!!

突如飛び込んできた予想外の声音。
「治兵衛殿!!」
 
何と家臣らと伏見へ向かった筈の千代さん、秀次の身を案じて単身聚楽第へ乗り込んできたのでした…。
 
 
 
…正ー直、良い流れできてた展開がぶった切られた感じでしたね(苦)。
気持ちは分かるのだけどさぁ…分かるのだけど、やっちまったかぁ…という感じ。只でさえ殺気立ってる秀次周辺に1人や2人の説得者が増えたって、却って火に油を注ぐであろう事は明白だったでしょうに。女に迄刀を上げはしないと高を括ってたのかなぁ。それともそんなに旦那を信用してなかったのか(これは厳しい)。
ともかく思いもかけぬ人物の乱入で、一瞬水を打った様に静まりかえる男達…(そりゃそうだ)。彼らを尻目に千代さん、秀次に向かって「出家なさいませ。さすれば、お命だけは助かりましょう」と尤もだけど今更遅ぇよな進言を致します。当然の様にいきり立つ近習達…あわや、夫婦共々凶刃に屈すか!?となりかけた瞬間…秀次が、その重い口を開くのでした…。
 
 
こういう言い方が適切かは分かりませんけど。今回見られた秀次と千代さんの意識の相違は、男女の感性の違いによる所が大きいと思うんですよね。
自らでしか為し得ぬ「使命」を察し、命を賭して天下人への「最期」の諫言をせんと覚悟を決める秀次。無茶はせず、何よりも命を大切にして欲しいとすがる千代さん…。
定められた運命に如何に潔く向かっていくかを考える男性と、今在るものを守る為運命すら変えられぬかと考える女性。腹を決めた秀次に尚食らいつく姿は千代さん分からず屋ーというよりも、如何にも女性的な行動だなぁ、と感じる所が強かったです。
男性社会の色濃い戦国の世で、彼女のこういう感性は時に画期的であり、幾度となく事態を好転させてきたのですけど。この時ばかりは、自らの定めに真っ正面から向き合った「男」の凛々しさが、何よりも輝いて見えた気がしました。
 
 
そうして一豊と共に、秀吉の下へ赴いた秀次…。一縷の望みを込めて、秀吉の昨今の暴政へ真っ直ぐな思いをぶつけます。その表情にはもう、かつての怯みや憂いはありません。
しかしそれでも…我が子愛しの秀吉は聞く耳持たず。耳に痛い「正論」に逆上し、秀次を高野山へ幽閉してしまいます。そして間もなく下る「切腹」の沙汰…。
真に行く末を思う者の意見すら、受け入れる事なかった秀吉の耄碌ぶり。茶々と拾に骨抜きにされた彼の高笑いが、斜陽の豊家を象徴する様にこだましていました。
 
 
 
さて。「拾」と言えば思い当たるのがもう1人。千代さんに拾われ、今は夫婦共我が子の様に愛情を注ぐ山内家の拾君です…。
彼も随分成長し、もう何年もすれば元服となるお年頃。内なる自我も芽生え始め、「立派な武将になる」との純粋な夢を抱き剣術に勤しむ毎日です。
しかし「拾い子の男子」という彼の立場は、徐々に山内家家臣達の間で微妙な空気を生み出す事になり…。いずれ問題となる跡目相続について、その是非を巡り家中の意見が二分しようとしていました。
 
話の中でも出てきましたが、こういう問題はとにかく結論を急がねばならない…全くその通りだと思いますね。家臣間で更に議論が白熱し、修復不可能な軋轢が生じる前に当主による決断を示す事が、何より御家安泰には肝要であると思います。
只、拾の純粋なる夢を思うと…。もっと早く、夫婦は涙を呑んでおくべきだったんじゃないかと。彼の中に自我が芽生える前の段階で、寺に預けるならばそういう措置を執っておくべきだったんじゃないかと…。拾の感情を推し量ると、そんな思いも頭をもたげてしまいます。こればっかりはドラマの展開のみに言及する事ではないのでしょうけど…。
 
後尚も苦言を呈すなら、始めから出家の本当の理由を話さなかったのはやはりかわいそうだったと思います。
結局は千代さんの口から語られる事になりましたが…拾自身からの追及がなければ、あのまま寺にやってしまうつもりだったのかな?だとしたらあれだけ「聡明だ」「利発だ」言っていたのに、肝心の所で真相をはぐらかすという「子供扱い」をしようとした事になるのですけど…。
本当に彼の人格を尊重していたならば、本気の思いを最初からぶつけてあげるべきだったと思いますね。結果的には互いに全てさらけ出せたので…良かったですけど。
ともかくも、彼の行く先に幸あれ、と送り出してあげたいです。最終回辺りに往年を回想する役等で、成長した彼の姿を見られたりしたら面白そうですね。
 
 
何か怒濤の流れが一段落した印象の38話でしたけど。もうひとつ山場が…待っていそうです。
秀吉の逝去…遂に豊臣家が、音を立てて崩れ始めようとしています。

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