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2006年10月20日 (金)

慶次郎縁側日記3

夕べの第2回は見逃してしまったのですが。
新しく始まったNHK時代劇「慶次郎縁側日記3」初回を見てみました。
今回でシリーズ3作目の人気ドラマですが、私が見たのはこれが2回目。
 
 
前に見た1回ってのは本当に最初の最初、第1シリーズの初回でして。
「仏の慶次郎」と呼ばれる位下手人に対して慈悲があった岡っ引きの慶次郎が、愛娘を自害に追いやった男を前にして彼を殺めんばかりの「鬼」と化す姿を、高橋英樹さんが熱演されてました。
その様からは確かに熱意がびしびし伝わってきたのですけど、気迫ばかりが前面に出ていた感もあって…。興味深いテーマだけど一寸演者の色が濃過ぎるかなぁ、とそのまま足が遠のいてしまいました…。
 
 
で、第3作開始時久々にこのシリーズを見てみました。
 
深い。
 
 
心にじんわり沁み渡る深みとは又違って。ずっしりのしかかる重み、って感じかな。
人間の弱さや醜さ、そして縁の深さ…それらに真っ向から向き合う事で、抉り取る様に人間の深い部分を描き出している感じを受けます。
 
初回でテーマになっていたのは、「生きて償う」事の真の苦しさ…。良く様々なドラマその他の演出で用いられる言い回しであり、今作の慶次郎にとっても決め台詞のひとつでありますけれど…言われた側から吐き出される苦痛を前に、呆然と立ち尽くす様な衝撃を受けましたね。
 
人を殺めたからこそ、命の尊さを忘れず死んだ人間の分迄生きろ。楽な道を選ばず、生きて苦しんで仏に詫びろ──。端から聞く分には至極まっとうなこの言葉。しかしそこには、清廉潔白な人が無意識に押しつけていた残酷さがあったのですね。
自らの犯した罪を悔いて。反省して、償う為に生きていこうとしても…予想以上に強く厚く立ちはだかるのが、世間という壁。
「人殺し」という過去で人々から白眼視される現実。どんなに心を入れ替えても、周囲の色眼鏡は簡単には拭い去れない…。
…それすらも自らに課された罰だと悟り、ひたむきに生きる…事が出来るのは、一握りの「強さ」ある人間で。多くの人間は…自身の中の「弱さ」に押し潰され、再び世の中から脱落する道を歩む者も…出てくるのです。
 
 
そして「生きて償う」事の壮絶な辛さは、道を踏み外さなかった者には決して見えてこない世界なんですね。
 
 
「真の」辛さを身に染みて知ってしまった者からの、「どうしろっていうんだ」という悲痛な叫びに…私も慶次郎同様、かけるべき言葉が見つかりませんでした。
罪を償う事は綺麗事ではどうにもならない…答えの出ないもどかしさが、心にいつ迄も重く残りましたね。
 
 
正直こんな好シリーズだったのなら、もっと前から見てれば良かったです…!!(悔)
前作の「ちいさこべ」とは、打って変わって重厚な内容ですが。NHK時代劇らしく落ち着いた質の高さがあって、引き続き見てみようかなーと思いました。
 
 
この内容で原作本にも興味出てきましたね。今度探してみようー。

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「時代劇」カテゴリの記事

コメント

拙宅へのTBありがとうございます。
同じものを見て同じ感想を得た方のお話を聞けるのは嬉しい限りです。

第2回は見逃してしまったとの事。
番組HPを見ても、NHK様はあまり細かく内容を書いてくれないんですよね。
民放並みにとは言いませんが、もうちょっと詳しくしてくれるといいんですが…
ちなみに第2回も前回同様の重厚感を持ちつつも、慶次郎とお登世の微妙な恋心を描いた大人な雰囲気のお話でした。

では、また拝見させて頂きに参ります。
お邪魔致しました。

かなろう様

こんばんは。
こちらこそ、コメントどうも有難うございますー。
かなろう様のブログ記事に自分もとても共感しましたので、思わずTB&カキコさせて頂きました(^^;)

おお、第2回もなかなかにクオリティ高い出来だったんですね~。
お話聞いて益々本シリーズへの興味が湧いてきました。
NHKの公式HPは何だか予告的な色が強いのか、ざっとしたあらすじ位しか記載されてませんよね…。放送後にはもう少し詳しい展開を記してくれても…良い気がします…。
若しくはDVD化にもっと力を入れてくれるとか(切実)。

では、これから宜しくお願い致します!!
「逃亡者おりん」、今度見てみますね☆

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