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2006年10月22日 (日)

9月に読んだ本・買った本

9月が終わってだいぶ経ちましたが…。
10月迄終わる前に、先月の読了本・購入本をまとめておきまっす。
 
 
先ずは読み終えた本から。一段下がった段落(引用形段落使用)が、個人的ひとこと感想です。

●帚木蓬生著『国銅(上)』 新潮文庫 書籍情報:アマゾン bk1

時は奈良時代。都に大きな、大きな仏像造営の命が下り、各地から多くの人足達が集められる。後々迄世に残る大仏像完成の陰には、彼ら名もなき人足達の密かなドラマがあった…。
奈良の大仏像造営の話を、ひとりの少年人足の成長と共に描いた静かな物語です。
概要から「プロジェクトX・奈良時代編」みたいな展開かと想像してましたら。もっとずっと、人足達の人間描写を重視した内容になってますね。
重労働乍らも悲壮感漂う辛苦はなく、同時に胸躍る大きな希望もない…しかしそんなちっぽけな日々の中で、出会えた些細な喜びや幸せをそっと胸にしまって生きる。穏やかで淡々とした筆致だからこそ、伝わる人の世の哀楽があります。
ドラマチックに描かないからこそ生まれるドラマ、とでも言うのかな。こういう静かな描写はとても好き。
…下巻は只今絶賛書店捜索中(笑)。あんなに平積みされてたのに…!!

●田中啓文著『ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺』 集英社文庫 書籍情報:アマゾン bk1

本屋でピックアップされてた文庫化ほやほやの本を購入~。裏表紙のあらすじで既に設定が面白そう!!と期待してたのですが、期待以上に笑って泣ける好シリーズでしたよ~☆
鶏冠頭のグレた問題児が、ひょんな事から噺家の弟子になる羽目となり。気乗りしないまま続けていく内に、飲んだくれ師匠の噺の技の虜になっていく…落語ミステリと青春小説を上手く掛け合わせた連作短編集です。
元ヤンの新米内弟子・竜二の青っぽさが良いですね!!青年の成長物語としても楽しめますし、落語が聞きたくなってくる様な細かな演出も巧みです。
続きが読みたくなるシリーズですねー。

長文レビュー書きました。こちらからどうぞ。
ついでに落語聞きたくなって、こんな記事迄上げちゃいました…。

●永井路子著『一豊の妻』 文春文庫 書籍情報:アマゾン bk1

戦国乱世をそれぞれの強さで生き抜いた「女性」がテーマの短編集。独特の人物観で、生き生きと逞しい女性達を描いています。
人物描写があんまりに個性的なのは、好みが分かれそうですが。短編としての仕上がりはなかなかのものがありましたよー。
エネルギッシュな生き様が伝わってくる作品集です。

それぞれの短編にも触れた長文レビューはこちら

●田中啓文著『ハナシにならん! 笑酔亭梅寿謎解噺2』 集英社 書籍情報:アマゾン bk1

今夏出たばかりのシリーズ第2弾。文庫化が待ち切れなくて買っちゃいました(照)。
今作では「謎解噺」はスパイス程度で。竜二の青年らしい悩みや葛藤が描写の中心になっています。
がむしゃらにぶつかっていく竜二の姿と、見守る周囲の人々のあたたかさに、胸がじんとする作品でしたよー!!
このシリーズで、作者の別作品にも興味が湧いてるのですが…結構他はシュールな世界観でやってる様で?(汗)うむむーどうしたものか。

又も長々語っちゃってます…レビューはこちらから。

●藤沢周平著『春秋の檻 獄医立花登手控え(一)』 講談社文庫 書籍情報:アマゾン bk1

この秋ドハマリの一品。志高く江戸にやってきた若き医師・立花登が、牢医者として勤める中で出会う事件、人間、情愛…を、藤沢作品らしくしっとりと描いています。
主人公は医者ですが、中心となるのは人々の心情に関わる描写。牢に送られる様な罪を犯した者が持つ独特の「陰」を…真っ直ぐなぬくもりと絡めて描く技は流石藤沢節、です。
柔術の心得ある主人公設定にもなってるので、それを生かしたアクションシーンも良いアクセントになってますね~。
全4巻、1週間足らずで読み終えました…。残りの作品は10月の分で。
 
06年12/19:『「檻」シリーズ』として感想記事上げました。こちらからどうぞ~。

●帚木蓬生著『閉鎖病棟』 新潮文庫 書籍情報:アマゾン bk1

冷たい雰囲気感じるタイトルに反して、人間のあたたかさが随所で伝わってきた作品。
所謂「精神病院」を舞台にした、人々の群像劇で。著者特有の静かな筆遣いは、デリケートな設定の中で必要以上の醜態も美談もない「人間描写」に徹しています。
こういう世界だけに、独特の空気感がありますけど…。読むだけの価値がある、秀作だと思いますね。

更に詳しく語った長文レビューはこちら

 
他、買った本をつらつら。

◆Luis Lourenco with Jose Mourinho/西岡明彦監修/西竹徹訳『ジョゼ・モウリーニョ』 講談社
◆宇江佐真理著『幻の声 髪結い伊三次捕物余話』 文春文庫
◆魚住昭著『野中広務 差別と権力』 講談社文庫 …超久々のノンフィクションー。
◆南原幹雄著『謀将 山本勘助(上)』 新潮文庫(古本)
◆宇江佐真理著『着られ権佐』 集英社文庫(古本)
◆山本周五郎著『町奉行日記』 新潮文庫
◆宮部みゆき著『初ものがたり』 …茂七の事件簿見て衝動買い!!
◆山本一力著『深川黄表紙掛取り帖』 講談社文庫
◆藤沢周平著『風雪の檻 獄医立花登手控え(二)』 講談社文庫
◆藤沢周平著『愛憎の檻 獄医立花登手控え(三)』 講談社文庫
◆藤沢周平著『人間の檻 獄医立花登手控え(四)』 講談社文庫
 …シリーズ一気に買って、一気に読み終えました…。
 
 
うはっ、いつにも増して買った本が大量にありますね。…『国銅(下)』探しの賜物ですね(衝動買いの常習者)。
「アレがなかったら買わずに帰る!!」と、心に決めて店入っても…駄目なんですね、気付けば手に本持ってお買い上げ…。本屋さんには誘惑が一杯でス♪(単に意志が弱いだけとも)

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