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2006年10月の31件の記事

2006年10月31日 (火)

司馬遼太郎の「功名が辻」読んでたら

何か無性に「関ヶ原」読みたくなってきたなぁ…。
 
 
丁度読んでるのがその辺り、ってのも大いに手伝ってまして。ふと読みかけだった「関ヶ原」を、今度は読破したいと思ったのですー。
 
まだ上巻しか読んでないですが、面白いのですよ。関ヶ原。
島左近が先ずとにかくカッコイイ…!!
そして主の三成がとてもかわいい(え?)。
「へいくゎい者」と周囲から囁かれ、良い味方にも恵まれてるけど敵も多い三成。彼の理想主義に過ぎる姿勢に歯がゆい思いを抱きつつ、その澄んだ志を愛し忠誠を誓う左近とのコンビがとても素敵なのです。
つか、石田家家中の面々が皆三成大好きなんだな!!ってのがありありと伝わってくるんですよ!!締まる所は締まって、でも信頼感から生まれるアットホームさが何となくあって。
そういう雰囲気が好きだなぁ。
刑部も良い奴だしさ…本当良い友人に恵まれてるよ、三成…。
 
 
確か上巻読み終えた後に続きがなかなか入手出来ず(下巻が…又か)、そのままフェードアウトしてしまったもので…。今度は見かけたら即!!買っておきたいと思いますね。
よぉし今度は頑張るぞー。
 
 
あ!!帚木蓬生の『国銅(下)』はようやっと見つかりましたよ…!!
こちらも余韻が風化しない内に読んでおこうっと。
 
 
今宵は「功名が辻」最終巻を読み耽ります。
ドラマ感想は…今週中には何とか…。

2006年10月29日 (日)

取り急ぎ福島正則(大河)感想。

スミマセ…何だか頭痛いので、感想は明日以降にさせて頂きます。
が、取り急ぎこれだけ…!!


正則の苦悩を描いてくれてアリガトウ!!


悪ガキが大人になったみたいな、だけど足りない頭で色々考えて悩んで…。ちらっとでもそんな姿が描かれてて本当良かったですよ。良かった。
蟹江さんが演じてらした静かな葛藤が個人的にはイチオシなのですが!!今回の全体的に若々しい顔触れの中では、こんなカンジも良かったと思いますよ☆
つか、上川隆也サン(一豊)よか若造の設定なんだもんなぁ、そう言えば(笑)。
 
 
来週は関ヶ原ですか…。
う、そろそろ原作の最終巻読まねば(まだ読んでなかったんかい)。

作品別ドラマ感想リスト・他ドラマ編(随時更新)

こちらは時代劇以外、のドラマ感想です。
…なんという偏り方でしょうか(爆)。
 
 
全て作品名50音順にてリストアップしています。
 
●連続ドラマ
・「相棒 seasonⅤ」 (2006年・テレビ朝日系)
 第3話「犯人はスズキ」
 第5話「悪魔への復讐殺人」
 第7話「剣聖」
 第9話「殺人ワインセラー」
   
・「華麗なる一族」 (2007年・TBS系)
 第1話
 
・「たったひとつの恋」 (2006年・日本テレビ系)
 第1話「上流と下流の恋」 
 
●単発ドラマ
「おとり捜査官・北見志穂」 (2006年5月放送・テレビ朝日系)
「戦国自衛隊・関ヶ原の戦い 第1部」 (2006年・日本テレビ系)
「戦国自衛隊・関ヶ原の戦い 第2部」 (2006年・日本テレビ系) 
「古畑任三郎ファイナル よみがえる死」 (2006年・フジテレビ系)
「弁護士 灰島秀樹」 (2006年・フジテレビ系)
ドラマスペシャル「味いちもんめ」 (2011年・テレビ朝日系)

●海外ドラマ
・米ドラマ「SUPERNATURAL」
 第1話「悪夢のはじまり」 
 
●その他
Mステ恋うたランキング (2006/1)
「俊輔+10」&「デルピエロ+10」のCM!! (2006/2)
「歴史ミステリー 龍馬の黒幕」 (2006/2)
・サラリーマンNEO (2006/4)

作品別ドラマ感想リスト・時代劇編(随時更新)

ドラマ感想リストも増えてきたので、ここらで作品別にリストアップし始める事にしました。
記事が上がる毎に、随時こちらのリストにも反映させていきます。
 
「ドラマ」で一括りにしようかと思ったのですが…連続して観ているのは時代劇が圧倒的に多かったので(汗)。リストも分けます。
只、諸事情で抜けてる回も多々ありますので…(不親切)。申し訳ない。
 
先ずは連続・単発の時代劇作品。作品名50音順です。
●連続時代劇作品
【慶次郎縁側日記3】 (2006年・NHK)
 第1回「峠」
 第3回「三姉妹」
 第5回「可愛い女」
 
【次郎長 背負い富士】 (2006年・NHK)
 第2回「涙の別れ」
 第7回「石松代参」
  
【新・はんなり菊太郎~京・公事宿事件帳~】 (2007年・NHK)
 第1回「三年ぶりの京」
 
【新桃太郎侍】 (2006年・テレビ朝日系)
 第1話「天に代って鬼退治!! 鬼より恐い母の愛」

【太閤記 天下を獲った男・秀吉】 (2006年・テレビ朝日系)
 第1話「藤吉郎…信長が愛でた最高の“道具”」
 第2話「美濃攻略~墨俣築城~竹中半兵衛との出会い」
 第3話「お市の輿入れ~信長、上洛の野望~浅井長政の裏切り」
 第4話「金ヶ崎の退き口~浅井攻め・お市の救出~羽柴秀吉へ…」
 最終話「本能寺の変~光秀討伐~清洲会議~賤ヶ岳の戦い」
 
【ちいさこべ】 (2006年・NHK)
 第1回「大工魂」
 第2回「大吉」
 第3回「願い事」
 第4回「絆」
 第5回「明日への夢」<終>
 
【八丁堀の七人 最終シリーズ】(2006年・テレビ朝日系) 参考:<カテゴリ>八丁堀の七人
始まる前にシリーズについて語る
 第1話「八兵衛左遷!鬼与力が北町を分断!?」
 第2話「消えた七人!? 妖艶な女将が仕掛けた罠!!」
 第3話「紫頭巾の人妻!乱れた調書に殺しの爪痕」
 第4話「張り込まれた女!? 過去からきた脅迫者!!」
 第5話「浴槽の死美人!左門に連続殺人の疑い!?」
 第6話「黒沢左門死す!! 江戸を火の海にせよ!」
 最終回直前スペシャル「隠密同心と賊の娘」
 第7話「ついに完結!さらば七人!!江戸城乗込み」<終>
 
【名奉行!大岡越前 第2部】 (2006年放送分・テレビ朝日系)
 第1話「五つの顔を持つ女」
 第2話「夢裁き」
 第4話
 第5話 
 
●単発時代劇作品
【明智光秀~神に愛されなかった男~】 (2007年・フジテレビ系)
【鬼平犯科帳スペシャル 兇賊】 (2006年・フジテレビ系)
【河合継之助~駆け抜けた蒼龍・北国にいたもう一人の坂本龍馬】 (2005年・日本テレビ系)
【白虎隊】第一夜(2007年・テレビ朝日系)
【風林火山】 (2006年・テレビ朝日系)

 
●その他
大江戸捜査網とお助け信兵衛と銭形平次の話!!
07年新春時代劇について(観賞前)

 
 
続いてNHK大河ドラマ感想。こちらは放送年の新しい順です。
●大河ドラマ   参考:<カテゴリ>大河ドラマ
 
【風林火山】 (2007年)
 第1回「隻眼の男」
 
【功名が辻】 (2006年)
 第1回「桶狭間」
 第2回「決別の河」
 第3回「運命の再会」
 第4回「炎の中の抱擁」
 第5回「新妻の誓い」
 第6回「山内家旗揚げ」
 第7回「妻の覚悟」
 第8回「命懸けの功名」
 第9回「初めての浮気」
 第10回「戦場に消えた夫」
 第11回「仏法の敵」
 第12回「信玄の影」
 第13回「小谷落城」
 第15回「妻対女」
 第16回「長篠の悲劇」
 第17回「新しきいのち」
 第18回「秀吉謀反」
 第19回「天魔信長」
 第20回「迷うが人」
 第21回「開運の馬」
 第22回「光秀転落」
 第25回「吉兵衛の恋」(記事タイトルの「24回」は誤り)
 第26回「功名の旗」
 第32回「家康の花嫁」
  >>32回迄の内容から今大河の女性像について語る
 第35回「北条攻め」
 第36回「豊臣の子」
 第37回「太閤対関白」
 第38回「関白切腹」
 第39回「秀吉死す」
 第41回「大乱の予感」
 第42回「ガラシャの魂」
 第43回「決戦へ」
 第47回「種崎浜の悲劇」
 第48回「功名の果て」
 最終回「永遠の夫婦」
  >>総括
 
 

弁護士 灰島秀樹

見ちゃいました…(爆)。
 
 
正直言うと、カタイ頭の私で何処迄楽しめるか不安だったです。「容疑者」のカンジだとおもっきし悪徳弁護士だったんで、あの路線で2時間主役張られるのはキツイし。
かといって、主人公用にお色直しされた「いい人」キャラもなんかなぁ…と思ってたので。一癖も二癖も三癖もあるキャラ達だけで2時間いくのかなぁ、とおそるおそる見始めましたら…。
思いの外すとんと楽しめました。
 
 
金の為なら国家権力にも喧嘩を挑む敏腕弁護士灰島、但し本当に金にならない話には見向きもしない。逆義賊、みたいな彼のスタイルが、冒頭から早速顕著に描かれます。
悪徳業者の詐欺商法で被害を受けた老人達の弁護を引き受け、見事勝訴した灰島。しかし彼らの喜びに冷水を浴びせる様な、「謝礼は賠償金の8割です」――それこそ不当な利益で法に触れないんか、と思ってしまいましたが、抜かりのない彼らの事なので法律上は問題にならないんだろうなぁ…。おぉこわ。
 
…こんな冷血ぶりを見せられて、悪人型ヒーロー話が好きな人でなければそのままのキャラで進まれるのは厳しいでしょうし。だからっていきなり「この町の自然を、人々の思いを守りたいんです!!」なぁんて変貌しても興醒めだろうしなぁ。
さぁどう上手く舵取りしていくのか…と思ってましたら。灰島描写の路線変更、見事なモンでしたよ~!!


先ず最大の難関だった、絶対利益主義の彼がどうなって環境保全を訴える住民達の味方となっていくのか、の部分。入りは至ってシンプルで、その実「原告代表のひたむきな美人女性が気になる」という至極まっとうな理由でありました(…そうなの?)。
や、彼みたいな奴を人間ドラマに引っ張り込むには、これが得策だと思いますね。最初は何となくの興味本位で、それから彼自身の心情描写に迫りつつ最後は何か良い事しちゃった、って流れ。気ままで気まぐれな灰島らしいんじゃないでしょうか。
クライマックスの弁論シーン、すっかり迫力に引き込まれました!!理詰めでガツガツ追い詰めていく様は、(この時ばかりは)痛快でしたね~!!


そしてこれらの主軸に、花を添える…どころの騒ぎでない活発な動きを見せる脇役の面々。超個性的な灰島事務所のメンバー達を筆頭に、独特の存在感を遺憾なく発揮してくれてます!!
この辺のシュール&コミカルは、もうお家芸って感じですかね。「容疑者」では不気味でしかなかった彼らの存在が、何故だか見ている内に一種の微笑ましさを感じさせてくれるので不思議です。
 
 
灰島の人間性に迫る作品展開と、それに華々しい彩りを与えるサブキャラ達。話にも適当な重みがあって、すんなり楽しめる作品だったと思います。
事の顛末も、丁度良いリアルが小気味よかったと言うか…。玉虫色の決着と取れるかもしれませんが、まっさら綺麗でないけれど未来に含みを持たせる結論、というのがそれはそれで良かった気がしますね。
 
 
最後は「真実じゃカネにならないからね」のキメ台詞。そしていっそ潔い程の損得勘定で動く部下達と灰島の日常風景。凄く謎めいた連中で、でもこれで良い様に収まっているんだろうなぁ…と、妙に得心のいく終わり方でした~。
 
 
連続企画?だった、「踊る」スピンオフ作品一挙集中放送。見たのはこの「弁護士」と「容疑者」だけでしたが、どちらも思ってた以上に楽しませて貰いました!!
…因みに2週間この企画に付き合ってましたんで、たったひとつの方は脱落寸前です(汗)。はるかちゃんと田中君がかわいいのだけどな~。

2006年10月28日 (土)

大河「功名が辻」第42回(再)

緊迫する天下の情勢。そこでついに…悲劇が起こってしまいました。
 
ハセキョーのガラシャ、もう少し練り上がった貫禄が現れてたら、更にキャラに深みが増した気もしますね〜。
まぁそれ程出番も多くはなかったし…この位が丁度良いかもしれませんが。一寸思ってみただけなので、今回の出来には満足してます☆
 
 
大坂から伝わる不穏な空気は、討伐軍に加わる事を決めた一豊達の元にも届いており。状況の変化と妻子の身を案じ、気が気ではない状態です。
妻子を人質に取らんとする三成方の動きを察知し、康豊は「妻子の命を盾に取られては、奥方を溺愛する細川殿の動きが分からなくなるやも」と兄に進言しますが…その一豊は、「ちちち千代の身を守らねば!!」…全くどっちが危なっかしいのか分かりゃしません(笑)。
 
 
そういう意味では千代さんの方が、いくらもしゃきっとしてましたよね。大坂からの書状に冷静に対処し、大勢力毛利の情報も得た上で一豊へ文を走らせ…脅しをかけにくる大坂の使者には、負けじと迫力たっぷりに応対する!!内心どきどきし乍らも毅然とした態度で事に当たる千代さんが、とってもカッコ良かったですよ〜♪
やっぱり彼女の才覚は「外」の事へあれやこれや首突っ込むよりも、こういう「内」の大事を黙々と切り盛りする方面に使われる方が、より魅力的な姿に映る気がしますね。「内助の功」という表現を好まない風潮もあるみたいですが、今大河については仲間由紀恵さんの爽やかで体当たりな姿勢が、ポジティヴなイメージに変換してくれてる感じ!!
元々彼女の起用にはこういう効果を期待していたので、大事な佳境の場面でそれが発揮されたのが何とも嬉しいです☆1年かけて積み上げた人物作りも、良い効果をもたらしてくれてますよね。
 
 
そして日なたの千代さんの傍には、常に陰となる六平太が…。勿論こういう切迫した事態では、忍びの彼の出番です。
厳戒体制の大坂を抜け、一豊の元に千代の文を!!…との命を受けた小者・孫作のバックアップ、が今回の彼の任務でした(笑)。まぁこれも随所に抜かりなく気を回せる忍びならではの業、って事で。
 
難関だった関所抜けも、百姓姿への変装と六平太の小技でどうにか切り抜け…と、安心しかけた矢先!?2人のやけに体格の良い神主が、番人の目に止まりました…。
その場にいた六平太も目をやりますと…あらびっくり!!何と何とそれは、一豊の弟・康豊ではないですか…。千代の身を案じた一豊は、入れ違いで彼らを大坂に遣ってしまい…ここで捕まっちゃったのですね。
 
 
大体神主とか修行僧ってのは、「密使が選ぶ☆関所破りの変装スタイルTOP3」に入るとか入らないとかいう噂もある位ポピュラーな変装だそうですよ(何それ)。なだけにこういう身なりでガタイの良い人物は、関所でも一層目をつけられてしまいます。
そんな定番過ぎる格好(しかも結構なりきるのが難しい)を、敢えて選んでしまった康豊…。この辺の凡庸さは兄譲り、ですかね(沈)。
 
 
さぁてその場に居合わせた六平太。勿論放ってもおかれません。
 
 
「やぁやぁこれは、それがしと千代の祝言の折世話になった神主殿ではないか〜」
 
 
彼らの窮地を救う為、陽気な口調で助け船を出しますー、がっ!!どさくさに紛れて何言ってんですか六平太…!!(爆)
…いやいやいや、これだって彼の立派な策のひとつですのよね。それとなく「千代」の名を出した事で、康豊達へ「敵ではないから口裏合わせろよ」とのメッセージを発していたのですよね。えぇそうですよ。
この機転のお陰で無事、康豊達も関所を抜ける事が出来ました。それにしても…うまい事言ったな、六平太(まだ言うか)。
 
 
大阪城に入城した三成が取った策は、大坂屋敷に残った諸候の妻子を人質に取る事。上杉討伐に従軍した諸候の心を揺さぶり、すんなり家康と行動を共にはさせまい、というのが狙いです。
中でも執拗に狙われていたのが、細川忠興妻・ガラシャ玉子で。日頃から忠興が愛して止まない彼女を掌中に収める事で、細川家の取り込みを目論み…ひいては芋づる式に諸候らを、と大坂方は画策していたのですね。
が。忠興のガラシャへの想いは、もっと複雑で屈折したものでした…。「そなたの姿は誰の目にも触れさせぬ」…大坂の諸兵達の下に晒される位ならばいっそ、彼女の生命ごと奴らから奪ってしまえ──。強烈過ぎる忠興の執心は、三成らの予想をはるかに超えていたのです…。
 
 
彼女を愛するあまり、彼女の全てを縛りつけてしまっていた夫・忠興。そんな扱いから、希望をなくし色を失った瞳で日々を過ごしていたガラシャでしたが…最後彼女なりにその愛情を受け止めてくれたのは、とても良かったと思います。
お互いを愛し合い、故に信じ合って、深い絆で結ばれている山内夫妻を素晴らしいと思いつつも。「愛の形は人それぞれですが、人を愛する事に違いはありません」と静かに口にしたガラシャ、哀しくも激しい夫婦の情愛が伝わってきましたね。
千代さんの手紙…は、気持ちはとても分かるのだけど。決意を固めかけていたガラシャにあの内容は…どうだったのかなぁ…。何か残酷な様にも見えましたけど、それでも自らの「愛」を貫くと決めた、ガラシャの凛とした姿は良かったですね。
 
 
頑として入城を拒むガラシャに対し、ついに実力行使に出た大坂方。しかしそれでも尚、彼女ら細川屋敷は果敢に応戦し…燃え盛る炎の中、ガラシャは絶命します。彼女なりに…忠興の「愛」に応えた、壮絶な最期でした。
この悲劇を機に、力押しで各屋敷を押さえ込もうとしていた大坂方は、方向転換を余儀なくされる事へと…。当初の目的は従軍中の諸候へ圧力をかける為だったので、こんな事態が重なり「おのれ三成許すまじ」と彼らが団結してしまっては…却って逆効果なんですね。
 
 
物語はいよいよ天下分け目、関ヶ原へと…!!
千代さんの送った文が、次回以降の「功名の種」になってくれる模様です!!

beginとstart - 歌詞を聴いてて思った徒然事

トウホウシンキ?って読むのかな?韓流だか何処だか微妙に流行り気味のアジア地域発5〜6人位のグループ(果てしなく曖昧な記憶でスミマセン)の歌を、聴く機会がありまして。
夏頃録画したランキング番組の中に入ってたので、何とはなしに聴いていました。
ら。
 
 
『今…物語は begin...』
 
 
おや?と思いましてね。
 
 
何でもない些細な引っかかりなんですよ。只beginって出てきたんで、ついでにstartとの違いを比べてみようかなーと思い立ったものでして。
その場で早速辞書引いてみましたら、こーゆー事らしいです。
 
 
【begin】
 …When something begins or when you begin it, it takes place from a particular time onwards.
 
【start】
 …when something starts, or if someone starts it, it takes place from a particular time.
(共に"Advanced Learner's English Dictionary; fourth edition"(Collins Cobuild)より抜粋)
 
 
へぇえ〜。
 
参考迄に例文も比べてみますと、
・The problems began last November...
・The fire is thought to have started in an upstairs room...
 
つまりどうやらstartは物事の「始点」を表す為用いられるのに対して、beginは大まかには同じ意味なんでしょうけどある終点迄継続する「起点」としての意もあるみたいですね。上記の"onwards"からも、一定の継続性が伺える様な。ざっと見た感じの印象ですが;
 
それでいくと、「物語がbeginする」という表現にも…さりげなく意味が込められているんだなぁ〜、と。これからずっと続いていく物語、って事なんでしょうね。
 
 
それがどんな物語なの…かは、スミマセン調べるのに夢中で聞いてませんでした(汗)。アウチ。
 
 
 
本当に日常のたわいもない疑問話でしたけど。備忘録がてら記しておきました。
 
 
ところで私、このトウホウシンキとシンワっていうグループとの違いがイマイチ分かりません…(汗)。
メンバー云々以前に、活動の方向性っていうか…?確かどっちかがゴスペラーズ系路線で、もう片方が歌って踊れる人達だった気がしたんですけど。どうだっけかな〜?

今度のテレ朝時代劇は…

実は今日初めて知りました。
 
「太閤記〜天下を獲った男・秀吉」だそうでー。
 
 
何だか通常の連続時代劇でこういう史実ものをやるのは、えらく久々なイメージありますね。新鮮かも。
と、そういえば同局は、少し前にも忠臣蔵やってましたっけな。あれもこの位の時期だった…秋先の史実時代劇は最近の局の意向なのかな?
何にせよ、最近大河以外で連続歴史ドラマを見られる機会が減ってたので嬉しい限りです☆
 
 
で!!注目のキャスト!!は、秀吉が中村橋ー…。うーん。
見る前からいうのもナンですが、一寸覇気に欠ける様にも思えますねぇー。
この方のからっとイキの良いキャラ作り、に何処か見えない壁があるのは…御宿かわせみでうすうす感じてしまいましたので(…)。秀吉としてはどーなのか、といらん気を揉んでしまってます。
 
只ま、信長が村上宏明さんで家康が内藤剛志さん…どうも「重厚」と呼ぶよりは「こってり」した感のあるキャスティングなので、見てみれば意外に意外な個性の融合があるのかもしれませんー。
てな訳で一応お付き合いしてみるつもりですよ。清正や正則出るかもしれないし(それは期待しない方が)。
 
 
現段階では星野真里ちゃんのねね様に期待してます♪

2006年10月27日 (金)

慶次郎縁側日記3 第3話

今日は北海道でのラストゲーム…もしかしたら悲願の日本一を達成出来るかもしれない試合…。
で、8時になりました。
 
慶次郎始まるなぁ…チャンネル回そうかな…。試合は手に汗握る好展開だけど、小心な自分にはドキドキが強過ぎるのもあるし…。
結局は先週見逃しちゃったので今日こそ!!との思いもあり。8時を10分位回ってからNHK時代劇へ路線変更しました。
終わってから再度野球に戻し、歓喜の瞬間には間にあったのですけどー。あのままチャンネル変えずに見ていたら、もっと違った感動があったのかもとも思いましたね。
 
 
そんな「もっと違った『何か』があったのかも」という思いが、今宵の慶次郎のテーマです。勿論ドラマはこんなみみっちい世界の話じゃありませんでしたけどね(当たり前)。
 
 
今回のメインは、慶次郎にとって女房にも等しい(!??)佐七の話。
いつもろくに身の回りの事が出来ない慶次郎を、あれやこれやと世話しているのがこの佐七なのですが…そんな日々が嫌になり、1日暇を貰って街に出ます。なぁんかこの辺の心境、古女房のリアルに近いよなぁ(笑)。
何処へ行くでもなくふらふらしていた先で、ふと出会った老いた女郎3姉妹。慣れない女郎遊び(一応ね)に色々へまをしつつも、自然と互いに意気投合していきます。
その内に姉妹がぽつりと洩らした身の上話、「本当は私ら"4人"だったんだよ…」こうして過去に思いを馳せる内、佐七と姉妹達は夢の様に浮かれた、夢の様に儚いひとときへ身を投じてゆくのです…。
 
 
3姉妹の長女(確か)を演じてらしたのは、淡路恵子さん。偶然にも先週末「茂七の事件簿 新ふしぎ草紙」をビデオ引っぱりだして見ていた私は…思わず高橋英樹さんとのコラボを密かに期待してしまいましたが!!今回関わったのは完全に佐七の方でしたね〜。
ともかく彼女を筆頭に、長い人生を歩んで老境に差し掛かった人々の悲哀がひしひしと伝わってきました。
 
女郎に身をやつす事となる少女時代の決意、末妹の悲劇、そして復讐…。順に振り返りからからと笑う彼女達からは、奥にしまった暗く湿った世界も見えてしまった気がします。
それでも日々を必死で、只必死で生きてきた彼女達。これみよがしな苦労話はしませんでしたが、その乾いた笑いから歩んだ道の壮絶さが伝わってくる感じがしましたね。
 
 
そんな彼女達が夢見る、「あっち側」の世界…。遠く海の向こう岸か、更に果てか。何があるかは分からない、けれど「何か」が、あるかもしれない世界…。
考えても詮ない事とは知った上で。姉妹達は、そして佐七も、姿すら見えぬ「あっち側」の世界へ憧れを募らせるのです…。
 
 
けれどやっぱり、そんな桃源郷の様な「あっち側」の世界なんて…存在しないんですよね。
違う場所で暮らせば、違う人達と出会えて…当然歩む人生も違ってくる。振り返る人生の長短を別にして、それぞれの岐路ですれ違った「あっち側」の世界を、つい思い描いてしまう事は少なくないと思います。
 
だけどその先にあるもの。それはやっぱり…別の誰かに出会って、別の困難を乗り越えて、生きていく自分。
そして人と人を比べる事が出来ない様に、どちらの出会いが有益か、どちらの人生が幸福か…なんて事も、比べる事は出来ないんですよね。土台が違う世界なのだから、比べ様がない。
何処で生きても、それが「人」である限りは、苦楽の差なんてたかが知れてる。海を見つめて、「向こうから見れば、私達が『あっち側』なんだよ」と呟いた長女の言葉は…胸の奥に沈む様な余韻を残しましたね。
 
 
それでも憧れの「あっち側」を追い求める者、幻想を振り捨てて今歩む人生に向き直る者…。最後は両者の選択を、切なさを交えて描いていました。
 
 
第1話の様に突き刺さる苦悩とは又違い。じわりじわりと浸食される様な憂いが伝わる話でしたね。
改めて感じたのは、この作品は「生きる」姿をどんな場面でも描こうとしているんだなぁ…という事。次はどういった「生きる」様を伝えてくれるのか。興味は尽きないです。

2006年10月26日 (木)

よーうやく今期初「相棒」…!!

秋ドラマと言えば「相棒」。は最早定番になり始めてますね(私の中で)。ハマり出したのはseason1の途中からでしたが、今や確固たるドラマシリーズになってくれて嬉しい限りですー。
あいにくと今年は、1,2話共に見逃してしまい。…ってどちらも自分が遊び呆けてたからなんですけど(汗)、今宵が晴れて今年の初「相棒」となったのでした〜。
 
 
が。又やっちまいましたよ…恒例の出だし15分見逃し(学習しろ)。
ぬかった…!!1話完結型の、しかもこういうミステリ路線のドラマで最初の15分逃すというのはかなり致命的でしたね!!(涙)大河みたいなのなら補完もききますけど…。
なワケで、見始めた時には事がとっくに起こっており…ました。あう。
 
 
しかし途中からでもそこかしこに楽しみ所はありましたよー。何よりも右京さんと亀山君の姿を又拝めるのが幸せです。おかえりーって感じ。
「ヒマか?」の挿入の間の悪さも、相変わらずで何より!!(…?)この方しかし、シーズン重ねる事に色々な意味で存在が大きくなってきてるというか。何気なく残す一言が、たまに重要だったりしますよね。その方向では着々と出世(?)している模様。
まぁもう3話目なので、レギュラー陣の登場は至って自然でおとなしいものでしたね。この先の絡みを楽しみにします。
 
 
話の方も、程良い重みと救いが残る感じが良いですね。毎回余韻のある終わり方がとても好みですー。
閉ざされた世界の、馴れ合った人々が集まった故の「怖さ」…。馴染み同士の輪の中にある信頼や安心感が、時として自らが生み出した「虚像」さえも「実像」と思わせてしまう恐怖をはらんでいたのですね。
右京さん達に真実を突きつけられ、呆けた様に空を見つめた町内の人達。皆一様に、面を貼りつけたが如く空虚な表情をした事が…皮肉にも彼らの結束の強さを物語る結末となってしまいました。
本来ならば彼らの関係は、現在では少なくなった「古き良き」あたたかさの象徴となる…筈だったのですけど。噛み違った歯車が、次々と真実を歪めてしまった事実がもの哀しかったですね。
 
 
今回は始めからお付き合い出来なかった為、感想もいつにも増して「思った事」になってしまってます(汗)。申し訳ない〜!!
来週からは日本シリーズも終わるので(ん?)、きっちり丸々楽しみたいと思います♪来週も一筋縄ではいかなそうで、気になる!!

2006年10月22日 (日)

9月に読んだ本・買った本

9月が終わってだいぶ経ちましたが…。
10月迄終わる前に、先月の読了本・購入本をまとめておきまっす。
 
 
先ずは読み終えた本から。一段下がった段落(引用形段落使用)が、個人的ひとこと感想です。

●帚木蓬生著『国銅(上)』 新潮文庫 書籍情報:アマゾン bk1

時は奈良時代。都に大きな、大きな仏像造営の命が下り、各地から多くの人足達が集められる。後々迄世に残る大仏像完成の陰には、彼ら名もなき人足達の密かなドラマがあった…。
奈良の大仏像造営の話を、ひとりの少年人足の成長と共に描いた静かな物語です。
概要から「プロジェクトX・奈良時代編」みたいな展開かと想像してましたら。もっとずっと、人足達の人間描写を重視した内容になってますね。
重労働乍らも悲壮感漂う辛苦はなく、同時に胸躍る大きな希望もない…しかしそんなちっぽけな日々の中で、出会えた些細な喜びや幸せをそっと胸にしまって生きる。穏やかで淡々とした筆致だからこそ、伝わる人の世の哀楽があります。
ドラマチックに描かないからこそ生まれるドラマ、とでも言うのかな。こういう静かな描写はとても好き。
…下巻は只今絶賛書店捜索中(笑)。あんなに平積みされてたのに…!!

●田中啓文著『ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺』 集英社文庫 書籍情報:アマゾン bk1

本屋でピックアップされてた文庫化ほやほやの本を購入~。裏表紙のあらすじで既に設定が面白そう!!と期待してたのですが、期待以上に笑って泣ける好シリーズでしたよ~☆
鶏冠頭のグレた問題児が、ひょんな事から噺家の弟子になる羽目となり。気乗りしないまま続けていく内に、飲んだくれ師匠の噺の技の虜になっていく…落語ミステリと青春小説を上手く掛け合わせた連作短編集です。
元ヤンの新米内弟子・竜二の青っぽさが良いですね!!青年の成長物語としても楽しめますし、落語が聞きたくなってくる様な細かな演出も巧みです。
続きが読みたくなるシリーズですねー。

長文レビュー書きました。こちらからどうぞ。
ついでに落語聞きたくなって、こんな記事迄上げちゃいました…。

●永井路子著『一豊の妻』 文春文庫 書籍情報:アマゾン bk1

戦国乱世をそれぞれの強さで生き抜いた「女性」がテーマの短編集。独特の人物観で、生き生きと逞しい女性達を描いています。
人物描写があんまりに個性的なのは、好みが分かれそうですが。短編としての仕上がりはなかなかのものがありましたよー。
エネルギッシュな生き様が伝わってくる作品集です。

それぞれの短編にも触れた長文レビューはこちら

●田中啓文著『ハナシにならん! 笑酔亭梅寿謎解噺2』 集英社 書籍情報:アマゾン bk1

今夏出たばかりのシリーズ第2弾。文庫化が待ち切れなくて買っちゃいました(照)。
今作では「謎解噺」はスパイス程度で。竜二の青年らしい悩みや葛藤が描写の中心になっています。
がむしゃらにぶつかっていく竜二の姿と、見守る周囲の人々のあたたかさに、胸がじんとする作品でしたよー!!
このシリーズで、作者の別作品にも興味が湧いてるのですが…結構他はシュールな世界観でやってる様で?(汗)うむむーどうしたものか。

又も長々語っちゃってます…レビューはこちらから。

●藤沢周平著『春秋の檻 獄医立花登手控え(一)』 講談社文庫 書籍情報:アマゾン bk1

この秋ドハマリの一品。志高く江戸にやってきた若き医師・立花登が、牢医者として勤める中で出会う事件、人間、情愛…を、藤沢作品らしくしっとりと描いています。
主人公は医者ですが、中心となるのは人々の心情に関わる描写。牢に送られる様な罪を犯した者が持つ独特の「陰」を…真っ直ぐなぬくもりと絡めて描く技は流石藤沢節、です。
柔術の心得ある主人公設定にもなってるので、それを生かしたアクションシーンも良いアクセントになってますね~。
全4巻、1週間足らずで読み終えました…。残りの作品は10月の分で。
 
06年12/19:『「檻」シリーズ』として感想記事上げました。こちらからどうぞ~。

●帚木蓬生著『閉鎖病棟』 新潮文庫 書籍情報:アマゾン bk1

冷たい雰囲気感じるタイトルに反して、人間のあたたかさが随所で伝わってきた作品。
所謂「精神病院」を舞台にした、人々の群像劇で。著者特有の静かな筆遣いは、デリケートな設定の中で必要以上の醜態も美談もない「人間描写」に徹しています。
こういう世界だけに、独特の空気感がありますけど…。読むだけの価値がある、秀作だと思いますね。

更に詳しく語った長文レビューはこちら

 
他、買った本をつらつら。

◆Luis Lourenco with Jose Mourinho/西岡明彦監修/西竹徹訳『ジョゼ・モウリーニョ』 講談社
◆宇江佐真理著『幻の声 髪結い伊三次捕物余話』 文春文庫
◆魚住昭著『野中広務 差別と権力』 講談社文庫 …超久々のノンフィクションー。
◆南原幹雄著『謀将 山本勘助(上)』 新潮文庫(古本)
◆宇江佐真理著『着られ権佐』 集英社文庫(古本)
◆山本周五郎著『町奉行日記』 新潮文庫
◆宮部みゆき著『初ものがたり』 …茂七の事件簿見て衝動買い!!
◆山本一力著『深川黄表紙掛取り帖』 講談社文庫
◆藤沢周平著『風雪の檻 獄医立花登手控え(二)』 講談社文庫
◆藤沢周平著『愛憎の檻 獄医立花登手控え(三)』 講談社文庫
◆藤沢周平著『人間の檻 獄医立花登手控え(四)』 講談社文庫
 …シリーズ一気に買って、一気に読み終えました…。
 
 
うはっ、いつにも増して買った本が大量にありますね。…『国銅(下)』探しの賜物ですね(衝動買いの常習者)。
「アレがなかったら買わずに帰る!!」と、心に決めて店入っても…駄目なんですね、気付けば手に本持ってお買い上げ…。本屋さんには誘惑が一杯でス♪(単に意志が弱いだけとも)

昨日の浦和-川崎!!

TVでLIVEやってくれたので見てましたよ~。有難うNHK…!!


現在首位の浦和レッズと、勝ち点差7で追う3位川崎フロンターレの直接対決。残り少なくなってきたJ試合の中でも、大注目の対戦カードですね~。
両者共落とせない試合だっただけに、互いの気迫がぶつかり合う白熱したバトルになってました!!しかし結果は2-2の…ドローで終結、です。
 
 
どちらにとっても益のねぇ結果(強いて言うなら浦和がホッとしたか?)ですので。両者思いの残る試合だったんですかねー。
只見せつけられたのは…所謂「層」の違い。一進一退の攻防繰り広げていた試合の中で、後半以降は浦和の豊富な選手層に川崎が押され気味だった気がしました…。
 
だって交代要員が相馬・小野・永井ですよ!?十二分に豪華なこの顔触れ…!!
元気余りまくりの途中出場組と、無尽蔵のスタミナ誇るスタメン陣…川崎は徐々にへろへろになっていきます…。
それでも「終盤差し掛かりましたが…川崎はまだカードを残しています」と実況さんに言われる川崎…。うん、下手に切れないんだろうな…。相手が相手なだけに、スタメン≒ベストに近い川崎メンバーとしては…どうにかそのまま乗り切って貰うよりなかったんでしょうかね。
これが優勝争い常連と、伸び盛り新興勢力との隔たり…か。まざまざとその差を見せられた感じです。
 
 
そんな苦しい中でも…やっぱ、中村憲剛はええなぁ(うっとり)。どんぴしゃり、な位置へのパスが絶妙ですね~!!
一緒に見ていた弟と話してたのですけど。彼のスタイルは、ヒデさんの「キラーパス」とも、小野ちゃんの「ふんわりパス」とも違う個性がある気がしますね。ピンポイントと言うのか…そこだ、って思わず身を乗り出してしまう様なスペース眼の妙があって。
この試合でもPK獲得となった飛び出しの起点になったのは、憲剛のパスでしたね。他に数々の惜しいチャンスを生み出した時も、憲剛が関わって、な部分が多分にありましたし~。これからが楽しみな選手のひとりです。
後半直後の追加点ではヘディングも披露☆やったね、憲剛!!オシムも見てたよ!!


さぁこれで、1位と3位の差には変化なく。今日のガンバの結果如何で多少の違いは生まれるものの、依然として首位争いは混沌としてますねー。
残り試合もまだありますし、これから川崎がどう巻き返しを計るのか、注目してます!!こつこつ頑張ってきて、強豪に割って入るだけの勢いをつけたチームが何処迄食らいつくのか見てみたい!!
パッ、と見た感じ、対戦相手には割と恵まれていそうにも。でも分からんな…浦和相手のアウェーで引き分けるガッツと、ホームで3点取っても相手のハットトリック許してドローに終わる詰めの甘さが共存しているチームでもありますしね…。まだJ1では若いですから。
 
 
それにしても…上位争いの試合だったとは言え、以前に比べて「代表」と名のつく選手がJに増えている事は。今迄よりもっと、Jの試合が身近で盛り上がるものになっていけそうな期待を感じますね~。
代表で覚えた感動や興奮を、サポーターがそのままJへ持っていく事が…以前よりも出来る環境に近づいていますよね。前は主だった選手は海外に戻っちゃってたけれど、今は羽生も闘莉王も佐藤もJで頑張っている。
更には各クラブの旬な選手には、より早く代表ピッチへのチャンスが与えられる様になって。おらが村の看板選手が日の丸を背負う…という夢も、決して遠い世界の話ではなくなり始めていますよね。少なくとも以前よりは、ずっと。
「国内クラブで活躍→代表へ」な構図が増えてくれば、徐々にJサポーターの活性化が始まり…ひいては理想とする「日本サッカーの底上げ」に繋がってくれるんじゃないかな、と願ってます。
 
その事を強く思っているであろうオシム。
彼が代表初試合を国内で迎えた時…超満員のスタジアムを見て、深い感銘を受けたそう。それ迄Jクラブの監督として日本サッカーに携わってきた人であるだけに、より強く感じる部分があったかもしれませんね。
勿論彼の掲げる理想に辿り着くのには、相当の時間がかかるものだと思いますが。この先の4年間で、ほんの少しでも近づいてくれたら良いなぁと思います。
 
 
最後は一寸代表話に流れてしまいました。ミーハー語りはこの辺にて。

2006年10月21日 (土)

たずね本。[解決済]

ここ何週間か、無性に読みたくなって捜してるのですけど一向に見つからない本があります…。
…失踪場所は、自分の部屋(爆)。嗚呼…。
 
 
 
しかし不思議だ。何処捜しても出てこないんですよー、読みたくなった、
 
 
柴錬版ちいさこべみたいな設定の本(謎)。
 
 
…確かその本も、行き場のない孤児達を独身男がわんさか抱えて養っている、という内容だった…筈。
只柴錬らしく(?)、その役割を担う男の職業はお侍でっす。
 
んで、立場は同心。なもんで話の流れも子供達を通したふれあい…というよりも、事件が起こってそれを追っかける捕物帖的な方向、になるんじゃないかなぁ。ましてや柴錬ですし(って何が)。
や…だって確か冒頭から、「春をひさぐ」なんてぇ表現が出てきた気がしましたよ(妙に鮮明な記憶)。
って、買った当初数頁パラ見しただけの印象ですけどね。主人公の同心も典型的でないにしろ、人情路線でいくには若干斜に構えていた感じがあったなぁ。
で、子供らも大分物分かりがよい様子。元気は元気なんでしょうけど、身の回りの事を自分達で分担して行ったり、生活が苦しくなったら自分から働きに出たり…。扶養される立場乍ら、自立した集団生活を行っている風でありましたね。
 
そして主人公の剣の腕は滅法立ちます(確か)。そこはやっぱ柴錬ですから(何なんださっきから)。
 
 
…こんな内容の本なのですが、見当たりません(爆)。
や、確かに買った筈なんですけど…なんですけど、こうも出てこないと、立ち読みしただけのを買ったと思いこんでるんじゃないかなんて疑念にも駆られてしまうんですよね(汗)。ありえん事でないだけにコワイ。
只、今回は導入部を少しばかり読みかじった覚えもありますし…部屋の中でごろごろしつつパラ見していた記憶もあるのですけど…。うーん何処いったんだろー。
 
 
…こんな話をここでするのもナンですね(汗)。スミマセン…日記な話で…。
一寸あんまり見つからないんで気持ちを整理したくなったので、ついここに…。又気を取り直して本の山当たってみるかぁ。
 
これで本当になかったら。…買うのもやむなし、ですかね。…タイトル何だっけか(致命的)。

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10/22追記。

見つかりました!!

本の厚さとカバーの書店名の記憶を頼りに捜しまして!!無事発見致しましたよ!!
書名は『貧乏同心御用帳』(柴田錬三郎)、講談社文庫です~。
割と厚めなんで、これから暫くの就寝前のお供になりそうです♪うふっふ。

2006年10月20日 (金)

慶次郎縁側日記3

夕べの第2回は見逃してしまったのですが。
新しく始まったNHK時代劇「慶次郎縁側日記3」初回を見てみました。
今回でシリーズ3作目の人気ドラマですが、私が見たのはこれが2回目。
 
 
前に見た1回ってのは本当に最初の最初、第1シリーズの初回でして。
「仏の慶次郎」と呼ばれる位下手人に対して慈悲があった岡っ引きの慶次郎が、愛娘を自害に追いやった男を前にして彼を殺めんばかりの「鬼」と化す姿を、高橋英樹さんが熱演されてました。
その様からは確かに熱意がびしびし伝わってきたのですけど、気迫ばかりが前面に出ていた感もあって…。興味深いテーマだけど一寸演者の色が濃過ぎるかなぁ、とそのまま足が遠のいてしまいました…。
 
 
で、第3作開始時久々にこのシリーズを見てみました。
 
深い。
 
 
心にじんわり沁み渡る深みとは又違って。ずっしりのしかかる重み、って感じかな。
人間の弱さや醜さ、そして縁の深さ…それらに真っ向から向き合う事で、抉り取る様に人間の深い部分を描き出している感じを受けます。
 
初回でテーマになっていたのは、「生きて償う」事の真の苦しさ…。良く様々なドラマその他の演出で用いられる言い回しであり、今作の慶次郎にとっても決め台詞のひとつでありますけれど…言われた側から吐き出される苦痛を前に、呆然と立ち尽くす様な衝撃を受けましたね。
 
人を殺めたからこそ、命の尊さを忘れず死んだ人間の分迄生きろ。楽な道を選ばず、生きて苦しんで仏に詫びろ──。端から聞く分には至極まっとうなこの言葉。しかしそこには、清廉潔白な人が無意識に押しつけていた残酷さがあったのですね。
自らの犯した罪を悔いて。反省して、償う為に生きていこうとしても…予想以上に強く厚く立ちはだかるのが、世間という壁。
「人殺し」という過去で人々から白眼視される現実。どんなに心を入れ替えても、周囲の色眼鏡は簡単には拭い去れない…。
…それすらも自らに課された罰だと悟り、ひたむきに生きる…事が出来るのは、一握りの「強さ」ある人間で。多くの人間は…自身の中の「弱さ」に押し潰され、再び世の中から脱落する道を歩む者も…出てくるのです。
 
 
そして「生きて償う」事の壮絶な辛さは、道を踏み外さなかった者には決して見えてこない世界なんですね。
 
 
「真の」辛さを身に染みて知ってしまった者からの、「どうしろっていうんだ」という悲痛な叫びに…私も慶次郎同様、かけるべき言葉が見つかりませんでした。
罪を償う事は綺麗事ではどうにもならない…答えの出ないもどかしさが、心にいつ迄も重く残りましたね。
 
 
正直こんな好シリーズだったのなら、もっと前から見てれば良かったです…!!(悔)
前作の「ちいさこべ」とは、打って変わって重厚な内容ですが。NHK時代劇らしく落ち着いた質の高さがあって、引き続き見てみようかなーと思いました。
 
 
この内容で原作本にも興味出てきましたね。今度探してみようー。

2006年10月17日 (火)

ココログメンテナンスのお知らせ

明け方ですがこんばんは。なるとです。
拙ブログへご来訪下さる方、コメントやトラックバックを下さる方、いつも有難うございます。
 
 
さて。この度ココログ様より、長めのフリー版メンテナンス実行のお達しを受けました。

<参考>ココログフリーメンテナンス実施のお知らせ

期間は本日10/17(火)16:00〜10/19(木)16:00迄。の、48時間です。

この間、このブログは閲覧のみが可能な状態となります。
コメントやトラックバックは受けつけられない様です。悪しからずご了承下さい…。
あ、サイドバーにある本棚やアンケート等…は、通常通り機能する筈、です。個別管理してますので。
 
 
当然の事乍ら更新も出来ませんので。その間はがっつり、未読本の物色&読破にかまけようと思いまーす☆
結局は夜更かし生活に変化なさそう(汗)。
 
 
メンテ終了の後には、改めて宜しくお願い致します(礼)。

大河「功名が辻」第41回

誰しも時のうつろいに逆らう事は出来ない。
長く苦楽を共にした一豊達3名の朋友にも、離別の時はやってくるのでした…。
 
 
感想に入る前に。私事で恐縮ですが、本日10/17(火)の16:00〜10/19(木)の16:00迄、ココログフリーメンテナンスの為このブログは暫く閲覧のみしか出来なくなります。お手数ですがトラックバック頂ける際は、火曜の16時迄か木曜の16時以降にお願い致します☆
 
 
さて本編。
 
 
ロンブーの淳は良い役貰いましたね。
 
 
本人の満足感が、演技からひしひしと伝わってくる気がしましたよ。
そう言えばこの人は、素で歴史スキーなお人でしたよね。なだけに一氏を演じるに当たっても、彼なりの思い入れがあったのかも。
 
 
秀吉亡き後の豊家を支える重要人物であった三成は、佐和山に蟄居させられてしまい。唯一のストッパー役であった大納言利家も世を去った今、天下は家康の独壇場になりつつあります…。
諸侯達も面だっては秀頼への変わらぬ忠心を示しつつも、陰では家康に取り入る事に余念がない様子。少しずつ空洞化が始まる豊臣天下の現状を前にして、信長家臣の時代から秀吉と共に歩んできた一豊、吉晴、一氏…の家々も、身の振り方を決めねばならぬ時が迫っておりました…。
 
 
まず心を決めたのは堀尾。吉晴は隠居して家督を息子に譲り、家としては家康方につく事を一豊に伝えます。豊家への恩少なからぬ筈の彼ですが、やはり世の時勢には逆らえぬ様子。
方や中村、一氏は重い胸の病を患ってしまい、気力体力共に独力で大事を為すだけの力はもう残っていません…。
それでも3人の中で一番の出世株だった一氏、それへの義もあってか頑なに世の流れに抗おうとしますが…家と恩義を秤にかけた時、彼も又苦渋の決断に辿り着かざるを得ないのでした。
 
 
隠居した吉晴、病床の一氏……一豊は元気ですね(笑)。30年も昔の話に思いを馳せる年になってい乍ら、いまだ庭先で槍を振るう強健さよ…!!
尤も、この位心身が頑丈であればこそ、関ヶ原という最後の大一番を乗り切る事が出来るのでしょうね。いざって時の度胸と行動力を支えてくれるのは、やっぱり気力と体力でしょうから。
 
さぁそんな一豊も。とにかく迷っていました…。何より家康自身、「山内の様な律儀者がどう動くかによって、天下諸侯の動きががらりと変わる」と言い注視している一豊の動向。
秀吉子飼いの加藤・福島らが家康方に寄った事で、彼らと境遇の近い「尾張派」の取り込みには一応成功しました。しかし尚大部分を占める「中立派」の動きを見極めるには…豊家の古参であっても身内ではない、且つ忠義の男として知られた一豊の「決断」が、不可欠になってくるのですね。
 
 
家康のこんな思惑は知る由もなく、いや知らぬからこそ、一豊はとにかく思い悩むんです…。どう動くのが自分にとって悔いが残らないか、と。
その苦悩はてっきり秀吉遺児である秀頼への「義」と、世の情勢を見た時の「実」の間で起こる葛藤故かと思ってましたけど。どうやら侍大将としての家康に惹かれる自分と、三成の義侠心に共鳴する自分の間で揺れ動いている様ですね。
成程一豊の価値観と照らし合わせてみるに、三成のひたすらに実直な姿勢の方がどちらかと言えば近いものがありそう。寧ろあれ程までに強く信念を通す姿の方が、一豊の心には強く響くかもしれません。
しかし彼への共感が強まる程に、心は痛み定まらぬ…。知恵袋役の千代さんも「自分の心に正直に、そして必ず生きて下さります様」と励ますのが精一杯で。最後決めるのは他ならぬ、一豊自身なんですよね。
 
 
そんな状態の中、家康は遂に上杉討伐の兵を挙げる事を明言します…。一豊も、胸の内の内では決めかねたまま、出兵に従軍する事に。
一氏が最期に遺した言葉、「功名を……立てよ」。これを胸に刻んで、一豊は最後にして最大の「功名」取りに挑みます!!
…っても、立てる功名と言ったら…。それとも大河流に何か脚色されるのかなー。
 
 
時にこの記事、携帯から打っているのですが。「信長」「秀吉」は一発変換出来るというのに、何故か何故だか「家康」だけ出来なかったんですけど!?(家と康に分けないと出てこない)…何コレ。太閤贔屓機能搭載?(初耳…)
ぼちぼち機種変しようかと思ってたんですけど…もう少し様子見ようかな(落ち着け)。
 
 
来週はガラシャ…!!
果たしてハセキョー玉子はどう仕上がるんでしょうか〜☆

2006年10月16日 (月)

恩田陸著『ドミノ』

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最近マイブームなのが、読書ブログ様巡り。
あちこちのブログ様の感想を渡り歩いて、おぉこの本面白そう~!!と感じた1冊を見つけるのが楽しかったりします☆
で、この間「ぱんどら日記」様の所で拝見したこの本のレビューにとても興味をそそられたので、早速購入してみました。
 
 
え…と、スミマセ…大層有名なこの作家さんですが、何を隠そう私にとってはこの本が初恩田陸です(爆)。
『六番目の小夜子』の人、と言われればピンとくるんですけどね。只それも名前を知ってるだけで読んだ訳ではない…(汗)。
なもんで、作家語りの様な深い話迄は到底及べないと思います…。普通に作品語りをさせて頂きまする。
 
 
ある蒸し暑い7月末の昼下がり。ある生命保険会社の一室では、締日のタイムリミット迫る中、何とか今月分として計上したい大口の契約が社に届くのをじりじりと待っていました。一方その頃、あるオーディション会場ではミュージカル出演の座を射止めんと、子役候補達の親も交えた静かなバトルが始まろうとしていました。一方その頃、東京駅の一角にあるカウンター席では何やら思い詰めた風の女性がひとり、息を潜める様にして腰掛けていました。一方その頃…。
 
 
この「一方その頃」な描写を幾枚も噛み合わせて、話は展開していきます。まるでドミノ倒しの駒並べの様に…。
細かい間隔で視点が入れ替わっていく為、1回の描写に費やされる分量はほんの少し。それぞれの話は細切れに展開していくのですが…不思議な事に、そんなスクランブル構成でも人物や状況の把握が難なく出来るんですよ。
最初の方こそ、前頁に戻ってキャラの確認、なんて事もありましたけど。それぞれの展開にエンジンがかかってきて、又それぞれの世界がこつんこつんと徐々に重なり始めるにつれて…いつの間にか、それら全てを同時に見ている様な、俯瞰的視点でキャラ達を追う事が出来るのです。
正に、ドミノ並べを上から見ている感じですかね。舞台は東京駅、あの場所には彼女がいてあっちでは彼らが出会っていて…と、目の前の事象を追い乍ら余所で起こっている事件も一緒に見つめる様な流れで進んでいきます。
 
 
そうして連なっていった「ドミノ」が、あるきっかけで一箇所が倒れる時。事態はある急展開を迎え、そこから全ての出来事へ連鎖的に影響を及ぼしていくのです。
 
 
「ドミノ倒し」を連想させる中盤以降の畳かけ方、見事ですね~。どう関わるのか注目していた個々の出来事が、綺麗にばたばたと繋がって展開していく様にはわくわくさせられました!!
しかもその頃には、それぞれの登場人物達はすっかり把握出来ているので。どの場面にも臨場感が感じられて、全ての場に付加されているコミカルな要素に心おきなく笑う事が出来るんですね。
目的も立場も違う人々が、何の因果か同じ場所で違う思惑の下入り乱れている滑稽さ。それぞれが必死に動けば動く程、そのちぐはぐ感がますます誇張されてきてその様が面白くてたまらなかったです。
 
 
何が起こるか予測のつかないこの世界。
こんな風に「出来過ぎた偶然」も、何処かで起こりうるかもしれない。
 
 
や、ここ迄大がかりでなくても、小さな物事の連鎖はきっと普段の生活の中でも起こっているのかもしれませんね。
そんな事を一寸妄想してみたくなる。頭を空にして楽しめた痛快小説でした。
 
 
終わり方は…どうなのかな。私には少しもどかしいラストでしたけど、好きな人は好きな展開だと思いますね。
或いはこういう味が作者の特徴なのでしょうか。そこら辺は勉強不足で申し訳ないですが…。
 
 
とにかく素直に楽しめて、アイディアや構成力にも唸らせられる良作だと思います!!
秋の夜長に堪能させて貰いました~。
 
 
同じ本の感想記事を書いてらっしゃるブログ様:
「ぱんどら日記」/ぱんどら様
 
 
恩田陸著『ドミノ』 書籍情報はこちら→アマゾン bk1

2006年10月15日 (日)

田中啓文著『ハナシにならん!笑酔亭梅寿謎解噺2』

シリーズ第1弾『ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺』レビューはこちら
 
 
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普段は専ら文庫本買いの私が、待ち切れなくて単行本にて購入してしまった1冊…。しかも、買ったその日に一気に読み終えてしまった1冊!!その位楽しくて魅力ある好シリーズの、こちらは第2弾です!!


今回も基本的な作りは前作と同じ。只「謎解き」に当たる部分は少しおとなしめで、より竜二の成長物語の方に重きが置かれていますね。今回事件は起こってもせいぜいコソ泥騒ぎ、位かな。
前作ですっかり落語の魅力に取り憑かれ、何やかんやあり乍らも師匠の元で技を磨く事を決めた竜二。話術やレパートリーにも少しずつ幅が出てきて、自身が師匠から感じた様な古典落語への感動をより多くの人に感じて貰いたい!!との思いを強めていきます。
が、若き竜二は時に気持ちばかりが先走ってしまって。「落語」というだけで世の人が1歩も2歩も引いて見てしまう現実が、彼にはもどかしくてしょうがない。
本当はもっと気さくで面白い世界なのに、表舞台で脚光を浴びるだけの魅力を備えた笑いであるのに…段々と湧き起こる竜二の一寸した「欲」が、全編通しての大きな流れを形作る展開になっています。
 
 
古き良き伝統を守る姿勢。それはとても凛とした輝きを放つものですけど、同時に世間との間にある種の「壁」を作ってしまうものでもあります。
それを察知して、世の流れに合わせた変化を伝統の中にも加えていく…。長く世の中に広め伝えていく為には、勿論こういった柔軟な発想も大切にはなってきます。
けれども。「古き」ものを打破せんとする姿勢は確かに大事ですけど、その中には多くの古き「良き」ものも混ざっているんですね。長く伝えられ愛されてきたものであればこそ、昔乍らの伝統を何故今でも守り続けているのか……それ相応のきちんとした理由も、勿論あるのです。
 
 
経験の浅い竜二には、何が古臭くて何が守るべきものなのか、そこら辺の判別がまだ非常に曖昧。だからパッと目新しいアイディアに触れると、すぐに気持ちが奪われてとても魅力的なものに映るんですね。
そうやってあれこれ移り気になり、ひとり模索して意地になったりもがき苦しんだり…繰り返すその姿勢が、又彼をひと回り成長させてくれるのです。
 
 
竜二のアイディアは時に突飛過ぎて、兄弟子達の怒りを買うのもさもあらんという感を受けたりもします。
だけれども、やってみて躓いて答えに気付く彼の経験は…決して、無駄なだけのものだったとは思いませんね。
結果が見えていたとしても、実際に身をもって感じ取る事が出来たのなら…それは若さ故に得られる、大きな糧であると思います。
やってる事は突拍子もない事、けれど落語界の為に何かやらんとしているのだけは伝わってくる…。竜二の行動に渋い顔をする兄弟子達が、それでも何処か案じる様な視線で見ていたのは…彼の必死な姿が伝える想いを、ちゃんと感じ取ってくれてたからじゃないでしょうかね。
 
大事なのは、自分なりに考えてから行動に移してみる事。そしてやるからには、本気でやる事。
本気でやっていれば、必ず「人」がついてきてくれる…。真剣な想いが繋いだ人と人の「絆」を感じられる展開に、最後は胸が熱くなりました。
 
 
そして「絆」と言えば、何よりも竜二にとって切っても切れない存在。お馴染みツンデレ師匠(違)・梅寿も、しっかり見せる所で魅せてくれましたね~!!
相変わらず破天荒な素行で竜二を振り回しつつ…今では実の親子みたい、或いはそれ以上に、互いを良く見て分かり合ってる師弟。心から良いものだなぁ、と感じましたよ…。
ある場面で竜二が言った、『俺は……やっぱり笑酔亭梅寿の弟子です』という台詞。思わず目頭が熱くなりましたね。若々しい素直な感情が心地良い!!
 
 
時に前作でちらと気になっていた、竜二とチカコの関係は。さ程目立った進展は見られないものの、しかしいつの間にやらナチュラルに互いのアパートを行き来してたりしてて侮れません(笑)。大事な所でチカコが竜二の支えになってたりもしましたしね~☆
彼女のぱきぱきした明るさと元気さが、ともするとうじうじ沈み込みがちな竜二をさりげなくサポートしている様が楽しいですね。つか、仮にも札付きのワルで鳴らした筈の竜二君…少しはしゃんとせぇよ(笑)。
第3弾も、チカコの世話焼き女房ぶり(!?)から目が離せないです!!
 
 
個人的に好きだった話はやっぱり「親子茶屋」!!竜二と師匠の絆に心あたたまりましたです!!
それから、「道具屋」の話も沁みたなぁ…。猿右衛門師匠の静かなる「芸」に、潔い心意気を感じましたよ。
 
 
さ、今から続きが楽しみなシリーズである訳ですが…。
この本出たのは今年8月。なもんで新刊はまだ当分先でしょうね(焦)。
又ひと波乱あるのでしょうか。恐らくは来年?出るであろう第3弾にも期待したいです!!


同じ本の感想記事を書いてらっしゃるブログ様:
「まったり読書日記」/エビノート様
「今日はちょうどよい日和だから」/七生子様
「Flying Dutchsan」/ダッチ様
 
 
※文中『』内の台詞は、田中啓文著『ハナシにならん! 笑酔亭梅寿謎解噺2』/集英社より抜粋しました。

田中啓文著『ハナシにならん! 笑酔亭梅寿謎解噺2』 書籍情報はこちら→アマゾン bk1

たったひとつの恋

大好評だった「マイ★ボス マイ★ヒーロー」の後番組、なのもあってか、ガラリと雰囲気変わって切ない系ラブ路線の日テレ土9枠。箱入りお嬢様とやさぐれ労働者青年の、身分違いな恋愛模様がベースの様です。
予告の段階ではあんまり観る気してなかったんですが、
 
 
田中聖の役どころが又もやおいしそうな感じだったんで(正直)
 
 
初回観てみちゃいました。

曰く、今回の田中君の位置付けは、「切ないストーリーの中に潤いをもたらしてくれる」役だそう(とどっかの新聞記事で見た)。…つまりはお調子者キャラ、って事なんでしょうね(笑)。
しかも、TV雑誌を見るとどうやら戸田ちゃんを巡る三角関係の渦中に身を置く様子!?ほーらやっぱりー(以下略)てんで、一寸興味が湧いたのでした。

で、初回観てみた感想…。
 
 
田中聖と綾瀬はるかがたまらなくかわいかったです(何だこの並列は)。
 
 
もーね、田中君は何て言うのか…素でコミカルなオーラが滲み出てる感じなんですよ(スミマセン褒めてるつもりです…)。所々で見せる愛嬌たっぷりの仕草がたまらないー。
全体的に重く切なくなっていきそうなドラマですけど、彼の立ち位置はどうなっていくのかなぁ…。出来るなら、何処かにこの明るさを残したまま進んでって貰いたいですよ。

そして綾瀬はるか。TV雑誌で「正直に言い過ぎるのが玉にキズのお嬢様」と役が紹介されていたので、もっとキツいキャラかと想像してましたら。世間ズレした素直さがかわいい娘さんじゃないですかー。
最近ははきはきした元気ッコが女性キャラの流行りですけど、こういうおっとり箱入り娘はやっぱりかわいいの。かわいい(断言)。
初回では病気持ちっぽい感じも匂わせてましたが!?スミマセンここら辺は情報収集不足なモンで…まぁ先の展開に注目しております。
 
 
ストーリーは、所謂社会的「底辺」で生活する町工場勤務の青年が、人を欺く事を知らない純真無垢なお嬢様に出会って硬くなっていた心を解きほぐしていく…という内容。やがてそれは互いの心に恋心を芽生えさせてゆくのですが、どうやらその先に悲劇的な展開が待ち受けている様で…。
所得や学歴に目の色を変える「勝ち組」達を軽蔑しつつも、その様を見る度自身が「負け組」に過ぎない事を痛感させられ、虚しさを覚える…斜に構えた風でいて繊細な心を持つ青年の姿を、亀梨君が実に自然体で演じてる気がしましたね。無気力な様が如何にも現代の若者ってカンジで、上手い。
そんな彼が、お嬢様の前でだけは何故か調子を狂わされてしまう…そこら辺の微妙な空気の違いも良かったですねー。ハロウィンの待ち合わせのシーンなんか、ベッタベタな展開だったのに思わず顔がにやけてしまいました。
 
 
とにかく初回のカンジでは割と私の好みっぽい。ので、忘れんかったら今後観ていこうと思いますー。
とりあえず、「嘘つき」で終わって予告で仲良うなってる辺りの真相が知りたい!?

田中啓文著『ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺』

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この第1弾、8月に出た第2弾と、一気に読ませて貰いました!!スカッと痛快な落語小説です~。
ミステリ要素もありますが、割と青春成長話の色合いが強いかな。
 
 
作品は、7つの短編で構成されている連作シリーズ。主に新米内弟子・竜二の描写を中心に展開していきます。
本作の主人公であるこの竜二、何と頭はド金髪、で「鶏冠頭」と皆に言われる派手な髪型…およそ落語家らしからぬ風貌をしております。それもその筈(?)、彼は所謂「元ヤン」、教師も警察も手を焼く問題児だったんですねー。
 
 
そんな彼の根性入れ直す為、これ又骨太な元担任が…昔落語家を目指した頃弟子入りしていた師匠の所へ、竜二を引っ張っていきます。名は「笑酔亭梅寿」、今や上方落語会ではかなり名の知れた大御所噺家だそうで。
…が、この師匠…酒乱と暴力がハンパでない。突然チンピラスタイルの小童を弟子に、と頭を下げにきた元弟子に対し、「アホぬかせ」とその場で殴る蹴るに道具も用いての暴行…。その様は絶賛不良中の竜二をして息を呑ませる程の、壮絶なものでありました…。
 
そんな破天荒師匠でも流石は大御所らしく、弟子として取るだけの見込みがあるか、竜二に一席打たせてみます。昔弟子だった元担任に噺をさせ、それを元にその場で同じ噺をさせる…弟子入り前の初心者には随分ハードルの高い試験です…。
ましてやグレるのに忙しかった竜二が当然落語に通じている訳もなく、元担任が打った噺を見様見真似で喋るのが精一杯…だったのですが。どうやらスジは良いと認められたらしく、師匠の無言が合格の証。こうして落語若葉マークな竜二の、どたばた内弟子ライフが始まるのでした…。
 
 
冒頭の師匠による元担任への暴力シーンは…結構エグい感がありましたかね。特にヌルめの時代小説ばかり読んでいた私には…あんまりにも理不尽なハードさに、一瞬本を置こうかという思いが頭をよぎりもしました(笑)。
終始このノリでいかれたらどうしようかなー、と気にしてたのですけど。酷かったのは最初だけで、その後は次々出てくる魅力あるキャラクター達に、ぐいぐい引っ張り込まれていきましたよー。
 
 
各話は「謎解噺」と銘打たれているだけに、一寸したミステリ仕立てになっていて。更にタイトルにはそれぞれ上方古典落語の題目が使われていて、毎回何処かしらでその噺の中身とリンクしている作りになっています。
この落語との絡ませ方が、実に巧い!!噺自体を知らなくても作中でちゃんと概要が掴める様になってますし、そのネタと本編との噛み合わせも、さりげなくおいしい部分で使われていてニヤリとさせられましたね~。
ユーモアと人情を上手く取り混ぜた、痛快な面白さが感じられる作品だと思います。
 
ミステリの方は、数々の謎がひとつの発想の転換でぱあっと開ける様に解けていくという…正に「謎解き」スタイルの、とんち仕掛けな構成が中心。推理というよりなぞなぞの感覚に近そうですね。
これら解決の糸口をポンと閃くのが…あの元ヤン内弟子の竜二。結構細かい所に気の付く彼は、誰もが見落としていた事件の核心を掴むのにも非常に長けているんです。タイトルにもある師匠の「笑酔亭梅寿」の方も謎解きにはチャレンジしてますが、こちらのヤマは大抵外れます(笑)。
しかし竜二には意外と気の利く所があって、師匠を差し置いてぺらぺらと真相を喋る事はしないんですね。それとなく師匠の方を誘導し、さも師匠の考えを自分が代弁しているかの様に仕立てる…結果感嘆の声が向けられる師匠が悪びれずに気を良くしている滑稽さは、古典的乍らもやっぱり愉快で面白いです。
短い話の中でもなかなかに唸らせる「謎解き」と、それに関わる人々の「人情」が同時にバランス良く盛り込まれているのが、実に良く出来てるなぁと感じますねー。
 
 
そういったまとまりの良い構成も去る事乍ら。本作の魅力は、やはり若き竜二の人間的成長を瑞々しく描いている点も大きいと思います。


主人公の竜二、彼はこの間迄バンドで一旗揚げんと意気込んでいた奴だったので、落語や何やの伝統芸にはとことん疎いのです。

  
『あのなあ……私ら上方の噺家の大先輩やで。ちょっとは勉強しとき。芸のためなら女房も泣かす……ゆう歌、知らんか?』
『ロックしか聴きませんから』
 
 
…こういう奴が、落語家の弟子になろうってんですから(笑)。周囲の反応は実に様々。
 
露骨に眉をひそめているのが、竜二のすぐ上に当たる兄弟子の梅雨。大学の落研から噺の道で身を立てていこうと真剣に打ち込む彼にとって、どれだけ才があるかは知らんがチャラチャラした身なりのまま弟子で居続ける竜二の存在は…目障りでしょうがない。何かと竜二に突っかかる姿勢を見せます。
一方で捨てる神あれば、拾う神あり。姉弟子の梅春ら、竜二の無知さの中にも光るものを感じ取っている人達もいて…時折厳しく接しつつ、その才能がモノになる様常に気をかけてくれています。
更には師匠である梅寿の妻・アーちゃんや、駆け出しピン芸人で竜二と同世代のチカコ…公私共に様々な関わり方をする人々との接触を通して、竜二は噺家として、人間として着実に一歩ずつ歩みを進めていくのですね。
 
 
その過程で竜二が見せる、青年特有の悩みや葛藤…生き生きと夢を追う同世代の仲間達を見て焦りを感じたり、華々しくて目新しい世界に心が揺らいだり。この青臭さがとっても眩しいです。
最初は成り行きで足を踏み入れた落語の世界でしたが、師匠の噺を聴いて瞬時にその虜となり…いつの間にか頭の中は落語で一杯になっていく。他の若手達の様に根っこの張った大きな夢を抱く迄はいかなくても、目の前の目標にがむしゃらにぶつかって、時にはね返されて、落ち込むけれども又挑む…。若さだけが為せるもどかしくも貴重な経験を、竜二が文字通り体当たりで培っていく様は、見ていて辛くなる時もあるけれどすがすがしい爽やかさを感じますね。
 
そして陰乍らそんな竜二をちゃんと見ている、師匠の存在もあたたかいです。口も手も荒っぽい師匠だけに、そこから滲み出ている気遣いには心底からの優しさが伝わりますね。
まぁそんな生易しい表現では余りある普段の振舞いですけど…(笑)。
好きだったのが、「子は鎹」で見せた師匠と竜二の絆です!!素直にならずに散々手を焼かされた竜二に対し、『どんな弟子も、わしにとってはわしの子や』と無骨に言い切った師匠。目を合わせずに言ったテレ屋な一面も併せて、親子の様な2人の師弟関係に胸がほんわかあたたかくなりました~。
 
 
さて。これら賑やかな人間関係の中で、密かに気になっているのが…竜二と同い年のピン芸人・チカコとの微妙な距離感です。
あからさまに先へと発展する関係ではないものの、結構大事な場面でチカコの存在が竜二にとって重要であったりもして…この以上未満な間をうろうろしている両者の関係がたまらないですね☆
今の所は「親友」の色の方が強いみたいですが、その気になればするするっと進んじゃう可能性も!?今後に注目したいですー。
 
 
現在は第2弾迄出ているこのシリーズ。キャラ達の魅力も相俟って、これからも追っかけていきたい作品です!!
第2弾の方の感想は近々アップ予定です♪
 
 
時に。この本読んでいて、無性~に落語聞きたくなっちゃったのですけど!!…我が家には上方落語の音源がありませんでした(涙)。
ならばってんで、古今亭志ん生師匠の「井戸の茶碗」がCDであったので観賞~。笑わせて貰ったです…!!
感想記事も書いちゃいました。こちらからー。


同じ作品の感想記事を書いてらっしゃるブログ様:
「まったり読書日記」/エビノート様
「読書とジャンプ」/むらきかずは様
 
 
※記事内の『』部は、田中啓文著『ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺』/集英社文庫より抜粋しました。
 
田中啓文著『ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺』 書籍情報はこちら→アマゾン bk1

2006年10月14日 (土)

作家別・読了本感想リスト(随時更新)

いつの間にやら読書記事、それなりにたまって参りましたので。同時に自分の頭も整理し切れなくなり始めましたので…(汗)。
今後は読書記事が上がる毎に随時、こちらのリストにも反映させていきたいと思っております。
著者&作品名が、そのまま感想記事にリンクしておりますので。「長文レビュー予定」とあるのは、いずれ長々語りたい注目本マークです…!!(言ってからかなりの月日が経ってるのも多いですが…気持ちだけは…!!)
<「○月に読んだ本」内収録>と脇に書いてある本は、月別読書録にて書き上げた短文感想のみのアップです。ご面倒ですが記事内スクロールでご覧下さい…(汗)。
 
 
頭に★のついている作品は、個人的オススメ本です♪
●国内作品
【あ行】
池波正太郎著「決闘高田の馬場」(『武士の紋章』収録)新潮文庫
石月正広著『笑う花魁 結わえ師・紋重郎始末記』講談社文庫 <「2006年10月に読んだ本」内収録>
宇江佐真理著『卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし』講談社文庫
宇江佐真理著『室の梅 おろく医者覚え帖』講談社文庫 <「2006年3月に読んだ本」内収録>
内田康夫著『後鳥羽伝説殺人事件』角川文庫 <「2006年5月に読んだ本」内収録>
内田康夫著『幸福の手紙』新潮文庫 <「2006年4月に読んだ本」内収録>
内海慶一著『ピクトさんの本』BNN新社
遠藤周作著『宿敵(上・下)』 角川文庫 <「2007年6月に読んだ本」内収録>
遠藤周作著『沈黙』新潮文庫 <「2006年3月に読んだ本」内収録> ※長文レビュー予定…
大崎梢著『配達あかずきん』東京創元社 <「2007年5月に読んだ本」内収録>
恩田陸著『ドミノ』角川文庫

【か行】
海音寺潮五郎著『剣と笛』文春文庫 <「2006年1~2月に読んだ本」内収録> ※長文レビュー予定…
北方謙三著『三国志』 一の巻 天狼の星 角川時代小説文庫
北方謙三著『三国志』 二の巻 参旗の星 角川時代小説文庫
北方謙三著『三国志』 三の巻 玄戈の星 角川時代小説文庫
北方謙三著『三国志』 四の巻 列肆の星 角川時代小説文庫
北村薫著『空飛ぶ馬』創元推理文庫 <「2007年5月に読んだ本」内収録>
木村元彦著『オシムの言葉-フィールドの向こうに人生が見える』集英社インターナショナル <「2006年6~8月に読んだ本」内収録>

【さ行】
佐々木譲著『黒頭巾旋風録』新潮文庫 <「2006年3月に読んだ本」内収録> ※長文レビュー予定…
佐藤大輔著『皇国の守護者(1) 反逆の戦場』中央公論新社 <「2007年下半期に読んだ本」内収録>
司馬遼太郎著『功名が辻(一)』文春文庫 <「2006年1~2月に読んだ本」内収録>
司馬遼太郎著『功名が辻(二)』文春文庫 <「2006年3月に読んだ本」内収録>
司馬遼太郎著『功名が辻(三)』文春文庫 <「2006年4月に読んだ本」内収録>
司馬遼太郎著『功名が辻(四)』文春文庫 <「2006年11月に読んだ本」内収録>
・Jamais Jamais著『B型私の説明書』『A型私の説明書』 文芸社
 →B型とA型の説明書として一括感想

【た行】
田中啓文著『ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺』集英社文庫
田中啓文著『ハナシにならん! 笑酔亭梅寿謎解噺2』集英社
陳舜臣著『中国畸人伝』 新潮文庫 <「2007年6月に読んだ本」内収録> ※長文レビュー予定…

【な行】
永井路子著『一豊の妻』文春文庫
新田次郎著「まぼろしの軍師」(『武田三代』収録)文春文庫

【は行】
帚木蓬生著『国銅(上)』新潮文庫 <「2006年9月に読んだ本」内収録> ※長文レビュー予定…
帚木蓬生著『閉鎖病棟』新潮文庫
坂東眞砂子著『善魂宿』新潮文庫
半村良著『戦国自衛隊』角川文庫 <「2006年1~2月に読んだ本」内収録>
藤沢周平著『消えた女 彫師伊之助捕物覚え』新潮文庫 <「2006年4月に読んだ本」内収録> ※長文レビュー予定…
・藤沢周平著『春秋の檻 獄医立花登手控え(一)』講談社文庫
        『風雪の檻 獄医立花登手控え(二)』講談社文庫
        『愛憎の檻 獄医立花登手控え(三)』講談社文庫
        『人間の檻 獄医立花登手控え(四)』講談社文庫
 →「檻」シリーズとして一括感想
藤沢周平著『橋ものがたり』新潮文庫 <「2006年5月に読んだ本」内収録> ※長文レビュー予定…
藤沢周平著『驟り雨』新潮文庫 <「2007年5月に読んだ本」内収録> ※長文レビュー予定…
藤沢周平著『本所しぐれ町物語』新潮文庫
藤原眞莉著『夢の痕 美濃姫異伝』コバルト文庫 <「2006年3月に読んだ本」内収録>

【ま行】
町田康著『パンク侍、斬られて候』角川文庫
松岡圭祐著『催眠』小学館文庫 <「2006年6~8月に読んだ本」内収録>
松岡圭祐著『千里眼』小学館文庫 <「2006年5月に読んだ本」内収録>
峰隆一郎著『虚陰十郎必殺剣』廣済堂文庫 <「2006年11月に読んだ本」内収録>
諸田玲子著『お鳥見女房』新潮文庫

【や行】
山本一力著『背負い富士』文藝春秋 <「2006年5月に読んだ本」内収録>
山本一力著『深川駕籠』祥伝社文庫 <「2006年6~8月に読んだ本」内収録>
山本一力著『お神酒徳利―深川駕篭』 祥伝社
 
【その他】
『お江戸探訪 「忠臣蔵」を歩く』実業之日本社
 
 
◆海外作品
【B】
Burclay, Patrick/中島英述訳『ジョゼ・モウリーニョ 勝者の解剖学』宝島社 <「2006年6~8月に読んだ本」内収録>

【C】
Caioli, Luca/堤康徳監訳『ロナウジーニョ The Smiling Champion』ゴマブックス <「2006年6~8月に読んだ本」内収録>

【D】
Doyle, Sir Arthur Conan/延原謙訳「青いガーネット」(『シャーロック・ホームズの冒険』収録)新潮文庫
Doyle, Sir Arthur Conan/延原謙訳 「オレンジの種五つ」(『シャーロック・ホームズの冒険』収録)新潮文庫 ネタバレ有!!
Doyle, Sir Arthur Conan/延原謙訳「ボヘミアの醜聞」(『シャーロック・ホームズの冒険』収録)新潮文庫
Doyle, Sir Arthur Conan/延原謙訳「白面の兵士」(『シャーロック・ホームズの事件簿』収録)新潮文庫

【M】
Meyer, Stephenie/小原亜美著『トワイライト1 愛した人はヴァンパイア』ソニー・マガジンズ <「2006年11月に読んだ本』内収録>
 
 
◎年間マイヒット本
2006年
2007年

2006年10月 9日 (月)

佐々木譲の本が…

買ったまま未読状態の佐々木譲著『天下城』が、
文庫化されてました。
 
 
文庫化が待ち切れなくて単行本購入した筈なんですがね(血涙)。
すっかり放ったらかしにしてしまってました…別な方にかまけてた…。
 
 
お陰で買った頃の期待感が又蘇ってきたので、今読んでるの終わったら次こそ手出します!!勿論買った方の単行本で☆(笑顔)
 
 
 
時にふっと気になって調べましたら。『天下城』単行本出たのが2004年3月…。
文庫化されたのが今年、2006年9月…。

今迄文庫本ばっかり買っていた為、文庫化迄の期間というものを余り気にかけた事がなかったんですよね。この位間空くものなんですなー。
 
 
で、それらを踏まえて現在文庫化待ち中の諸田玲子著「お鳥見女房」シリーズの続編はどうかな、と思い。第1作の『お鳥見女房』を参考にしてみた所…。

文庫で出たのが、2005年7月。
単行本で出ていたのが… …2001年6月!!



えええぇ!?そそそんなにかかってるんですかコレ!?
文庫本で初めて知ったので、まだ新しい作品かと思ってたら…足掛け5年目ですか!!そりゃあ確かにシリーズもあれだけ多く出てるわなぁ。

注目度や人気度によっても左右されるのかもしれませんが。それでもやっぱり2,3年は掛かるものなのでしょう、ねぇ…?
んーだとすると、2003年発行の『蛍の行方』(第2作)がまだ文庫化されてないのを見ると…(汗)。最新作迄文庫になるのは、結構時が経ってしまうのか…当然乍ら。
 
 
 
……単行本で買おうかな(ぼそり)。
Hサンその折は宜しくお願い致します(深々)。

9月期検索語集覚書。

終末は外出続きで、一寸ブログ管理が滞ってしまいました。
火曜にはココログの長時間メンテナンスが始まると知り、それ迄にあれもこれも仕上げなくちゃー!!と、慌てふためいておりましたら…メンテは来週なんですね(汗)。嗚呼勘違い。
あ、余談乍ら、今週の大河「功名が辻」は見られませんでしたー。ので、再放送待ちという事で。
 
 
所で。忍.jpさんのカウンタ&アクセス解析を装着して、約ひと月が経ちましたです。
殆どが検索語句の閲覧程度にしか用いておりませんのですが。眺めている内、多種多様なそれらの動向がとても興味深く感じて参り、ログ切れ後の備忘録がてらまとめ書きしてみたいなぁ思って記事に上げてみました。
 
 
と、いうワケで。9月期のアクセスより用いられた検索フレーズ達のランキング、並びに傾向を、以下書き連ねたいと思います。
尚、これらは只来訪者様方の検索語句を集計し記したものであり、個人を特定するものでない事を予めお断り申し上げます。
 
 
では先ずは。9月に多かったフレーズ、TOP5からー。
参考迄に…それらの語句で引っかかる(であろう)関連記事も、併せてリンクしておきます。純粋な検索でこの記事当ててしまった方はご面倒ですがそちらからどうぞ…(汗)。

第1位:「ちいさこべ」
放送開始直後からの追い上げ凄まじく、見事今月の検索フレーズTOPに輝きました!!ここだけでこれだけ多くの方が検索かけてらっしゃるという事は、やはり世間全体としてもなかなかに注目されたドラマだったって事なんでしょうねー。
殆どが単体検索で用いられておりましたが、時折ドラマを限定するワードを併記されてたり、後は「おりつ おゆう ちいさこべ」と、人物と共に検索かけてる場合もありました。…でも何故かここでは茂次さん出てこなかったなぁ(笑)。

全5回を長々語った関連過去記事→<カテゴリ>時代劇


第2位
:「功名が辻」

序盤迄は完全独走状態だったのが、お馴染み大河のこのフレーズ。実はうちで一番継続的に記事を起こしてるジャンルなんじゃっていう噂もちらほら(笑)。
こちらは人物名や作中のキーワードと共に検索されるケースが、単体検索と同量位に多かったです。なのでフレーズ別(複数語句併記での検索)順位では2位でしたが、単体ワード別に見るとコレが1位でした。
思えば随分きたもので、もう佳境ですね。はてさてこれからどうなる事か。

よくぞまぁ毎回って位の長文過去記事(スミマセ…)→<カテゴリ>功名が辻


第3位:「実写 僕妹」
中旬位から一気に増え始めたのがこのフレーズ。え?もしかして公開間近?(情報収集能力の程が伺える反応)…それ系の情報をお求めの方には、申し訳ない…。
実写映画の件で書いたのはブログ開始頃の古い記事位で、それも何にも得る所のない徒然駄文です…。それでも一応張っときますと、

いつ迄残るか不明のログ切れ過去記事→<僕妹実写映画…。>


第4位:「一豊」
おっ、やはり一豊様はお強い。大河タイトルと共に検索される場合も多いですが、単体検索でも数多くかけられてるみたいですー。
所でたまに、「一豊」と様付で検索されるケースもちらほら見かけるのですが…(笑)。敬意の表れなのでしょうか(笑)。
関連記事は2位の「功名が辻」と同じで。
 
 
第5位:「中村俊輔」
CL効果か、開幕後急上昇したフレーズでした~。…って単に、私がCL開始後に記事起こし始めたってだけか(笑)。
CL戦の地上波放送も始まって、又俄に注目を集めてそうですね。オシムの声は掛かるのか!?
ガラタサライで奮闘中の稲本も併せて注目宜しくですフ●さん(礼)。

ミーハーテンションでお送りしてます関連過去記事いくつか↓
<CL中村俊輔仕様。> (第1戦:対マンU戦話)
<CLセルティック-コペンハーゲン戦~。> (第2戦:対コペンハーゲン戦話)


…以上が上位5フレーズでした。
やはり5つだけでも書き並べてみると、拙ブログの特徴が表れてる感じを受けます。3/5が時代劇関連のフレーズなんて、何ともうちらしい(笑)。

単体ワード別に見ると、1位はダントツで「功名が辻」。後は↑とそう変わりないですが、4位に「スロウレイン」が食い込んでます(悦)。嬉しい!!
 
 
 
さぁてここからは番外編。少数ではありましたが、個人的に興味深かった検索フレーズ達を書き出してみますー。
…こっからは本当に脈絡ないです(汗)。心の思うがままに…。

・「功名 秀吉 耄碌」
あら厳しい(笑)。確かに柄本さんの演じる老人秀吉は…凄まじい迫力がありましたよねぇ。食事中には一寸胸焼けしそうな濃厚さ(笑)。
以前の吉兵衛城攻めシーンといい、今大河は役者さん達の技量にも大いに助けられてる気がします。
関連記事は2位の「功名が辻」に同じく。

・「坂東眞砂子」
「子猫殺し」の件で一時大論争を巻き起こしましたね…。話題に上る少し前に偶然著書(小説)を読んだので、知った名前がこういう注目を浴びた事への驚きと、問題の価値観が作品の雰囲気からも妙に滲み出ている事への少なからぬ得心で…心に留まった単語です。
因みに暫しの間、拙ブログ内で「坂東」と「板東」を混同して用いてしまってました…。スミマセン、正しくは「坂東」です。
作品読書感想ですが関連記事は→<坂東眞砂子著『善魂宿』>

・「チェルシー 監督 髪の毛」
ぶ(笑)。や…やはり皆様、あの御姿が気になってるんですね!!(笑)ある種W杯後最初のサプライズだった気がしますよ。
一般に坊主頭にした人には不思議な愛嬌?めいた雰囲気が追加されると思ってるのですが、この方もその例には漏れなかったかと…。けばけばした頭髪がかわいらしくもあったです。
同系列として、「バラック 丸刈り」というのもありました(笑)。
そんな話ばっかりしてた看板に偽りありの関連記事は→<チェルシー開幕戦・監督ウォッチング>

・「SUPERNATURAL 主題歌」
スミマセン…これ、試しに検索かけてみたら、前後してた映画版デスノの記事と変に絡まっちゃって、まるでスパナチュの主題歌がレッチリの如く表示されちゃってましたね(汗)。
誤解を与えてしまった方、ゴメンナサイ!!多分こっちの主題歌はレッチリじゃないです…。
主題歌の話はありませんがDVD化前のフライング感想記事は→<米ドラマ「SUPERNATURAL」第1話>

・「次世代 有望株 ドイツ代表」
気になる所ですね。W杯メンバーの十分な若さに加え、更に下から底上げされてきたら楽しくなりそうです。

・「mp3 ナキムシのうた 風味堂」
好きですね~この歌。ピアノの軽やかなテンポと歌詞に元気づけられます。
アルバムに入ってる「ゆらゆら」も好きだなー。

・「功名が辻斬り」
一時一世を風靡した某サムライ芸人を思い出すなぁ。
多分「辻斬り」に反応したであろう関連記事は→<大河「功名が辻」第21回(再)>

…以上、検索語句についてのあれこれでした。
思ってたより長くなっちゃったな…(いつもの事じゃん)。こんな所で迄ダラダラとスミマセン。

本当はもう少し連休中に他記事も上げておきたかったんです、けど…今からだとどうなるかなぁ。
まぁメンテ前に9月の読書録は仕上げておきたく。

2006年10月 7日 (土)

楽曲<特典なCD?

へぇっ、Yahoo!覗いてたらトピックスにこんなニュースが飛び込んでました。
 
ベック、規則破りでUKチャートに認められず(Yahoo!music)
 
……チャート入り、認められないんだ…。すっげぇなUK。
 
 
んで、これを見ててつい思ってしまったのが…昨今のJ-POP事情、なんですよぅ。
 
 
ま、特定の何某かを糾弾する訳ではないのですが…新曲発売時やたらと特典つけて、ランキング上位に入り込む人達、良く見かけるんですよね。
普通に初回特典程度なら話も分かるのですが、ジャケ別のを複数パターン制作したり、映像抱き合わせ分は別売り扱いしたり…。
勿論、CD内の楽曲自体はほぼ同じ。中にはC/Wが異なるなんてぇ手の込んだVer.もございましたか。
 
前出した記事の場合は、アーティスト自身のこだわりで作られたものらしいのでこれらとは勿論一線を画す様ですけどね。本人達も、至って気にせず「やっぱりね(テヘ)」みたいな様子。
…もし日本で同じ事態になったら、これ程当事者が穏便になってくれるかどうか…(だから誰の事を言っている訳ではないです…ハイ)。
 
 
正直、私は好きなアーティストに「特典オンパレード」やられちゃうとげんなりきます。
そして、「それでも好きだから集めたる!!」という気概も持ち合わせていません(ファン失格)。その中から欲しいヴァージョンのだけ選んで、買う。
だってさぁ…入ってる曲は(ほぼ)同じな場合が殆どなんですもの…。
買う基準が「曲/歌詞」のクオリティにある私なので、それ以外の「特典」には心惹かれないんですよねぇ…。
 
それにね。かったい考えで申し訳ないですが、やっぱり歌うたいだったら何よりも「歌」で勝負して欲しいなぁ、と思うのです。
確かに視覚に訴えかける複数ジャケや、コレクター魂を煽る豪華特典は、初出ランキング順位を大きく押し上げてはくれるでしょうね。そういうの好きな人だって沢山いますし、だからその方法に取り立てて物言うつもりもないです。
けれども、ひと月足らずですっと華やかな舞台から姿を消しちゃう「特典満載」CDって…見ていて何となく寂しいです。ファン云々以前に。
作品として世に出すからには、長く人に愛されるものであって欲しいのが親心?だと思うのですが…。そしてそれは、歌手であるなら何よりも「歌」であると思うんですよねぇ。
 
 
きっかけは番組タイアップであれ、口コミであれ。虚飾のない「歌」が人々の心を掴んでいるアーティストは、やっぱり見ていてすがすがしいです。
 
 
夜更かし中ふと目についたニュースに、つい思いを巡らせてしまいました。

2006年10月 5日 (木)

NHK木曜時代劇「ちいさこべ」最終回

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あっという間でした…本当にあっという間でした…。一気に駆け抜けた全5回、これにて完結です〜。
 
 
しかしやっぱり最後迄ひとふた騒動はありました。先ずは子供達。
 
何とよりにもよって、やらかしたのは物乞い詐欺…。家計の苦しさを茂次さんとおりつさんが話し合っている所を聞いてしまった子供達は…何とか力になりたいと考え、持っている知恵を悪い方へ働かせてしまうのですね。
道行く人の同情を誘う嘘をつき、銭を得る…。楽して儲かるやり口にほくほくの子供達でしたが、じきに顔見知りの岡っ引きに見つかりひったてられます。
2人を思っての事とはいえ、今度の事は人様の「金」そのものを騙し取る行為。しかも善意につけ込んでの悪行となると…。今迄と違う深刻な事態に、2人共慄然とする他ありませんでした…。
 
 
それに対して、茂次さんが彼らに課した「けじめ」とは。現場に子供達を立たせ、騙した人全てを見つけ出しお金を返す迄その場にいさせ続ける事…。
途方もなくあてのない作業ですが、しかしそれだけの罪を犯してしまったという意識が…子供達の中に、しっかり根を張る様になるのです。
 
 
随分上手にまとまりついた話で、しかも山本周五郎っぽさが漂う感も…ありますが。この話も何かの作品から持ってきたのでしょうか?スミマセン著作全部を読破出来てる訳でないので分かりませんでしたが…。
ともかくも、茂次さんが示した「親」としての姿勢は。やっぱり太い芯が一本通っていて、古き良き偉大な父親像を思わせた気がします。
 
悪い事をした事実への「けじめ」は、子供自身の手でつけさせる。そこで苦しんだり辛そうにしてても、安易に手を貸す事はしません。
けれど第2話の時と同じ様な、子供の手に余る追求に遭った場合…人格や尊厳に傷をつけてしまいかねない乱暴な糾弾を受けそうな時は、胸を張って「親」と名乗り出真摯に対応する。その為に茂次さん、謝る子供達をちゃんと陰で見守ってます…。
「子」の力でやらせる事と、「親」としてすべき事。2つをちゃんと認識して使い分ける…これが真の「躾」と呼べるんじゃないでしょうかね。
最近ではとんと見られなくなった「親」の姿だけに。深い信頼が伝わる彼の厳しさは、とてもすがすがしく感じられましたー。
親子愛をテーマにしたホームドラマって、うっかり愛情がべたついてしまう事態にも陥り易いですけど。今回その傾向が薄いのは、茂次さんの優しさが深くてもさっぱりしてるからでしょうね。
 
 
 
そしてもうひとつの騒動。それはあろう事か、おりつさんの家出です…。
 
きっかけは、年長格の菊二がやたらまとわりついてくるのを意識し始めてからでした…。
他の子達よりも熱心に自分を見つめる視線に、思わず身を硬くしてしまうおりつさん…その時はたと、「子供」はいずれ「大人」になっていくものである事が、脳裏を掠めるのです…。
 
…ところが。夜中そっとおりつさんの寝床に忍び寄った菊二が囁いたのは─「…おっ母さん、おやすみなさい」…日頃彼が一心に注いでいた好意は、彼女を心底から「母」と慕ってのものだったんですね。
それに気付けなかったおりつさん。母親代わりになると言っておき乍ら、母親へ注ぐ視線をそれと感じ取れずあらぬ方へ疑いをかけた自分に、彼らの母親である資格はない…。うちひしがれた彼女は、一人大留を出ていってしまいます…。
 
 
忽然と姿を消したおりつさんに、動揺する子供達。茂次さんもどうにかしたいと思いますが、台所事にはてんで暗くて…さぁ大変。
騒ぎを知ったおゆうさんが、何とか代役になろうと奮闘します。しかしおいしいご飯が作れても、値の張る新鮮野菜をふんだんに振る舞っても…子供達の反応は、「ありがとう、おゆうさん」。
「おいしいよ、おりつ姉ちゃん」とはなれない、子供達との壁を感じてしまうのです…。
 
 
子供達の、そして茂次さんの気持ちを汲み取ったおゆうさんは、自身は涙を呑んで身を引く事を決意します。そして茂次さんに面と向かってそれを伝え、2人はそれぞれの道を歩む事へと…。
…その先のさぁてほいじゃあおりつさんと、っとなるくだりは、流れ的に若干雑だった気がしないでもないですが(汗)。しかし茂次さんの超ド級に無骨な告白シーンがやっぱり良かったんで、良しとしましょう!!(良いのか、それで…)
飾らず真っ直ぐに、おりつさんへ自分の想いを伝えた茂次さん。しかしあんまり急でまごまごする彼女を前に、急〜〜に照れがこみ上げてきて…拗ねた様に声を荒げ、そっぽを向いてうちわをぱたぱたぱたぱたぱたぱたぱた扇ぎまくる姿が、もーもーかわいかったですよ!!(笑)
これ迄幾度も子供達に、「けじめ」のつけ方を示してきた茂次さん。自分の「けじめ」は、やっぱり不器用なつけ方でしたけど…人生是直球勝負、な辺りが何とも彼らしくて、微笑ましくて良いんじゃないでしょうか!!
 
 
懸念されていた伯父弟子達との確執も、茂次さんの一本気な姿勢に相手が感服、した形で。無事和解の運びとなり、今度は茂次さんも、その好意を素直に受け取りました。
大留と、9人の子供達と、おりつさん。彼らとの歩みは、これからもずっと続いていきますー。
 
 
という訳で。久々に、終わるのが心寂しくなる良作ドラマだったと思います!!
言葉遣いとか演技とか、気になる点もある乍ら。NHK時代劇らしい程良く沁み入る人情話で、好感を抱けるドラマでしたね。
 
又週の楽しみが減るのかぁ…。でも全体のまとまりとしては、この位で丁度良い気もしますかな。
 
うーん名残惜しいけど、携わった皆様感動を有難うございます!!そしてお疲れ様でした〜。

2006年10月 4日 (水)

中村憲剛♪

試合後オシムは「勝負には負けたが内容では勝っていた」と語ってました。そうでしたね、確かに勇ましく立ち回る中村憲剛の姿を目に出来た事は大きな収穫でしたよ(只の私情)。
 
 
そんな訳でガーナ戦、結果は0-1で●でした。又後半の1点が重くなる時間帯に決められての競り負け…。
まぁ今回の失点は、敵乍ら思わず唸らされたと言うか…。瞬きする間もないとはこの事と言わんばかりの、超速電光石火ゴールでしたよね。
魔の時間帯に集中負けしてしまったと言うよりは、千載一遇のチャンスを相手が取りこぼさなかった、という印象です。仕方がない…とも言い切れないですが、まぁ急造のDFライン等を鑑みると、他にもあった危ないシーンを凌げただけでも良かったのかな…と。
今度のインド戦、そして来月のサウジ戦に向けての、ほろ苦い薬の役目は果たしたんじゃないでしょうか。
 
 
しかしやはり相手はガーナ…でしたね。なかなか中盤でボール奪わせてくれませんで。
そう言えば、オシムジャパン発足後中盤の人材に定評がある相手と戦えたのって…もしやこれが初?何かこれ迄は高い位置から寄せて獲る…というのが出来てた気がするんですが、ガーナは結構遅い時間になる迄容易にさせてくれなかった様に思えますねぇ。
相手の本気度考えれば尚更、世界との差はまだまだ開いたまんまであるのを痛感させられた気分です…。これも又良い刺激になってくれれば。
 
 
そして中村憲剛ですよ(どういう流れなのか)。やはり出番は途中からでしたけど、交代選手に欲しい「イキの良さ」をフルに見せつけてくれましたー!!
一寸チームが浮き足立ちそうな時にも、縦へ突くボールの供給でスタイルの立て直しに貢献してくれてた様な。もっと磨かれていったら尚面白そうだなー。
あの縦パスに反応して前へ切り込む松井大輔…なんてのを想像して、勝手に悦に入ってました(本当勝手だ)。
 
 
彼も含め、オシムは6人ある交代枠を後半全て使い切りましたね。
実戦の中で試行錯誤を繰り返す…のが、どうも今のオシムの目指す所の様です。特に今日の様な親善試合では、良い意味での「試用」を頻繁に行ってるカンジ。
多分暫くはこの状況が続くんじゃないかな。それ迄は、国内の(外も?)磨けば光る原石達を掘り当てる事に重点を置いて…メンバー固定はその後でしょうね。
 
このやり方、を見ると。やっぱり監督はチームに「絶対的」軸となる選手を、未だ定めてはいないんですね。或いは、まだ定めかねているのか。
ジーコの頃は、何を置いても中田・中村…後三都主(笑)、で。彼らのセンスのみで乗り切ろうとした辺りはブラジル流ですが、とにかく滅多な事でもない限り必ず使われる選手というのがいましたよね。そして彼らは同時に日本のシンボルでもあった。
今は中田は引退、中村は好調ですが4年後を見据えると…オシムの中で「絶対的」存在になり得るかは何とも言えず。オシムの眼鏡に叶い、かつサポーターからの得心も得られる様な選手は…本当、今の時点では"未定"と言えるのではないでしょうか。
ひと頃は、小野がその位置に立つかなぁと思ってたんですよね。で、俊輔的なエースの位置に松井…。
けれど小野はオシム以降なかなかお声が掛からず(涙)。正直次のキャプテンマーク適任者は彼だと思ってるんで、何とか又返り咲いて欲しいです。4年後30の入り位なら、まだいけるっしょ!!
 
 
さて。次戦はアウェーのインド戦、来週ですか…。
普通にいけば苦もなく倒せる相手な筈、なので…どうかどうか平常心で。

帚木蓬生著『閉鎖病棟』

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タイトルパッと見の想像と読後の感想は、多分半分だけ合ってます。その名の通り、舞台は病院で中心人物は入院患者。けれど無機質で冷たいタイトルとは裏腹に、物語には人間の血が通っていました。
 
 
舞台は病院。ですがそこは所謂「精神病院」の類に属する病院です。
ここにいる人々の多くはこの病故に身内から厄介者扱いされ、それぞれの生活から引き離されてやってきた人ばかり。半ば押し込まれる形だったり、行き場を失ってようよう最後に辿り着いた場所だったり…。
そんな社会から一方的に爪弾き者にされた人々を、この作品は他ならぬ「患者」の視点から描いているんですね。淡々とした筆が人物達に肉付けをしていく様を…いつの間にか吸い込まれる様に追いかけていました。
 
 
始まりは後に主要となる人物達のエピローグから。それらが唐突に終わると、舞台は早速「病院」へと移って…慌ただしい朝の風景が始まります。
朝5時半から響きわたる勤行、ベルが鳴るや否やモップ片手に水掛けを始める男性、薬の副作用で首が捻れた人の挨拶、端の蛇口から順に水を飲んでいく女性…。正直相当の理解がある人でないと、この光景を即座に受け入れる事は難しいんじゃないでしょうか(汗)。事実私は挫けかけましたが…。
 
ですけどね、直に気付き始めるのです。この違和感は、普段から無意識に物事へ「意味」を見いだそうとしている習慣の所為なのだと…。
 
何故早朝人の迷惑省みず大音声で勤行を唱えるのか?何故女性がわざわざ前髪を毛抜きで抜くのか?何故1日遅れの新聞を、死亡記事だけ声高らかに朗読するのか─?文中一応の解釈が付いてきても、それらはおよそ私達の納得を促す「意味」にはなりません。そしてこの「意味」が掴めない人間の行動に、私達は自然と恐れを抱くのです…。
 
でも実はそれは、彼らが或いは私達以上に持ち合わせている「純粋さ」故の行動であるんですね。自分の心赴くままに行動出来る「自由さ」とも言うか。
通常私達は、個人差こそあれ何か為す時はその理由、合理性、周囲の反応…等に頭を巡らせて、行動に移します。しかし彼らはこの過程を極端に端折るので、心→体がダイレクトに繋がっているか如くに行動するのです。
それは確かに唐突に見えるかもしれない。けれど同時に、彼らの行動に打算や含みがない事…真に「裏表ない」様子が伝わってもくるのです。
だから、他者への好意もありのままに示せる。衝突や諍いが起こっても、悪い事をしたと心から反省し、その後は又気後れなく付き合える。
私達が普段つい素直に表現出来ない感情でも、彼らはいつだって体全体で示しているのです。
 
そうやって考えると、人間として「小さい存在」なのはどちらかなぁ、とも思ったり…。彼らの前で、自分は胸を張れるだけの行動をしてきたのだろうか、と身につまされたりもしました。
 
 
そんな彼らを描き出す筆致が、これ又何とも秀逸なんですね。視点が常に入院者の側にある発想もなんですが、彼らに対する余計な色眼鏡が感じられないのが又凄い。
只黙々と進んでいく描写、そこには理不尽な蔑みがないと同時に、過剰な美化もありません。「精神病」を訳の分からぬ奇病と置かない分、それを理由に行動を正当化する事もないのです。
何処迄も「一個人」として向き合う姿勢…偏見も同情もないからこそ、伝わるあたたかみがありますね。
 
その様を良く表す印象深い表現が、次の様な文章です。(以下、帚木蓬生著『閉鎖病棟』/新潮文庫より抜粋)

患者はもう、どんな人間にもなれない。秀丸さんは調理師、昭八ちゃんは作男、…(略)という具合に、かつてみんなは何かであったのだ。…(略)
 それが病院に入れられたとたん、患者という別次元の人間になってしまう。そこではもう以前の職業も人柄も好みも、一切合財が問われない。骸骨と同じだ。
 チュウさんは、自分たちが骸骨でないことをみんなに知ってもらいたかった。患者でありながら患者以外のものになれることを訴えたかった。

…この内なる叫びには、心底はっとさせられましたね…。普段知らぬ内抱いてしまう先入観にずばり釘を刺された気がして、暫し呆然としてしまいました。
 
 
著者は現役(今も?)の精神科医であるそうで、この発想は日頃の環境に依る所も大きいかもしれません。でもやはり…職業に加えて、著者自身の人柄がこの作品には反映されている気がしますね。
こうも誤解を恐れずに、この世界を描き出せるのって…心の中に一本芯が通ってないと、なかなか出来ない所業だと思います。
 
 
基本的に時はゆったり流れ、日々はつらつらと描かれていきます。
不登校で通院中の女子中学生と、チュウさん達入院者との穏やかな交流もひとつの軸となり、毎日は至って平和に過ぎていました。ある「事件」が起こる迄は…。
 
 
この「事件」から先、物語はゆっくりと人々の「想い」に沿って流れていきます。焦りも、悩みも、苦しみも…人が紡ぐ先に在る「救い」が、感じられる展開になっていますね。
そして歩みを乱さぬまま…最後は静かなぬくもりで包まれ、心地良さが胸中に残ります。
 
 
この本を読んだ事で、実際に世の精神病の方々への視線が変わった…と言える程には、私はまだ理解を深められていません。
けれど、彼らをこれだけ近い位置でみる感覚を得られた事、余分な価値観を読んでいる間だけでも払拭出来た事…貴重な作品に出会えたと思っています。
 
 
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2006年10月 2日 (月)

大河「功名が辻」第39回

遂に天下人秀吉の最期。予想以上に重苦しい晩年でしたねー。
 
 
しかし、ま、さして多くの歴史ドラマを見てきた訳ではない私ですが…。こう迄も秀吉を「醜く」見せる演出というのも、かなり凄まじいものがありますよねー。
母とそんな話をし乍ら、柄本明さんの熱演から目が離せずにいました…。
最早呂律もろくに回らず、人前で失禁する程に身体機能は衰え、それでも尚権勢だけは振るい続ける醜さ…。はっきり言えば「老害」以外の何物でもないのですが、同時にそれを一番忌み嫌い恐れているのは、当の秀吉でもある訳です。
誰しもにいずれは襲いかかる「老い」の恐ろしさを、リアルに見せつけられた感じで…。この迫力は、何人も逃れる事の出来ぬ究極の恐怖であるからこそ、出せた様な気がしますね。
 
 
誰が見ても死への階段を着実に上っている秀吉。それに伴い、周囲の見せる反応も様々に変化していきます。
 
先ずはこれ幸いとばかりに踵を返し、尚すがる手を振り払う者。誰よりも顕著だったのは、秀頼の実母・淀の方でした。
言ってしまえば秀吉から子を授かり、その子が形ばかりとは言え豊家の跡継と公認された時点で、彼女にとっての秀吉が為す「役目」は終わった訳で。最早用無しとばかり、老いた秀吉の心を抉る様な言葉を容赦なく浴びせます。
すっかり老け込んでしまった秀吉に、その残酷な仕打ちに立ち向かうだけの余力はもう残されておらず。全ての雑言は彼の胸にダイレクトに突き刺さり、更に心身を弱らせていくのです…。
「息が臭い」と突き放され打ちひしがれて廊下を這いつくばる様は、何とも哀れでしたね。
 
そしていよいよ生死の淵を彷徨い始めた秀吉の耳元で、彼女が囁いた「復讐」…。この瞬間を叶える為だけに、彼女は秀吉の傍にいたのかと思うと…無機質な表情に、只息を呑むばかりでしたね。
「殿下の世継ぎは豊臣の世継ぎにあらず、織田の血を継ぐ天下人じゃ」…この言葉の真意が、果たして単に自身の生まれが織田の血筋である事を強調してのものなのか、はたまた父親が秀吉ですらないという意味も含んだ「織田の一人勝ち」宣言だったのか…。後者だとしたら、秀吉の精神的ダメージたるや計り知れないですよね…。
どちらにしても、それは既に虫の息だった秀吉を「ぽっくり」させるのに余りある破壊力だった訳で。最期迄何かを怖れる様な秀吉の死相が…グロテスクな後味を残しました。
 
 
それでもそんな醜悪さを隠せなくなった秀吉に、最後の最後迄甲斐甲斐しく寄り添った者…。足軽時代から苦楽を共にしてきた寧々様がそうでしたね。
かつては秀吉の女癖の悪さに激高したり、数々の喧嘩や意地悪を繰り返してきた寧々様でしたが。秀吉にとって、最後迄彼の手を取る事を厭わなかった「連れ合い」は、他ならぬ彼女だったのですよ。隆盛を極めた折には横でにこにこしていた淀殿との何たる対比…。
どれだけ痩せ衰えて、目も当てられぬ程耄碌しても。彼女にとっての秀吉は、いつ迄も屈託ない笑顔で生き生きと世を駆け回る彼であったのですね。決して胸を張れる晩年を迎えなかった彼に対して、「真の涙」を流してくれたかけがえのない存在でした。
 
…で、そこに何故かときたま千代さんが顔を出すのは最早スルーの方向で。いやもうね…とてもいち家臣の内儀が絡める場所でない所に彼女がいるのは、要は「歴史の目撃者」としての役割なんだなと最近では思う様になりましたよ。ようやっと(遅いな)。
あくまで一介の戦国武士(とその妻)から見た「天下人」の様を描く為…彼らはあちらこちらで「立会人」になっているのだなと。ですんであんまり度を超して関わったりしない場合は、そっとしておく事に致します…。

 
それからもうひとり。分類すれば淀殿と同じ「近江衆」にあたりますが、尾張衆に引けを取らぬ忠義を胸に抱いていたのが…五奉行の一人、石田三成です。
まだ若くもある彼は、寧々様程秀吉のありのままを受け入れる事が出来ず…以前の溌剌とした様と重ねてしまうのか、日々衰えゆく主の姿に幾度も瞳を潤ませていました。
死を伏せる為、人目を忍んで執り行われた慌ただしい埋葬…。心底辛そうに顔を歪ませる三成が、見ていて本当切なかったです。
来週からは更に波乱の展開が彼を待ち受けているんですよね…。うぅ、見るのが辛いなぁ。
 
 
その張本人となる家康は。秀吉の死を嘆く素振りを見せ乍らも…そっと口元で「長かった…」と呟く事は忘れませんでした。
さぁいよいよ狸親父の本領発揮です…!!唐沢利家のマッチアップも楽しみだなー。
 
 
 
こんな風に不気味な余韻を残した豊臣家の顛末。時を同じくして、山内家でもプチ騒動がありました。カタブツで鳴らした一豊の「側室騒ぎ」です。
 
…と言っても、推しているのは千代さんの方。先の拾の事以来、どうかして一豊の血を継ぐ世継ぎを残さねばという使命感に囚われた彼女は…若い頃はあれ程拒絶してきた、「側室」の存在を認める方向に動きます。
どころか、自ら女性を物色し、頑として拒む一豊に回りくどい段取り迄つける熱の込め様。そこ迄されては、流石の一豊も据え膳喰わぬは…となるかに思われましたが…。 
…千代さんだって、心の底から別の女性と仲睦まじくなる事を望んではいなかったのですよね。自分で仕向けた事乍ら、成り行きを想像して卒倒する程のショックを見せた千代さん…一豊はちゃんとお見通しでした。
皆の前で、これ以上の実子は望まぬ事、よって家督は、弟・康豊の嫡男の元服を待って彼に継がせる意志である事を堂々と宣言した一豊、とっても凛々しかったですね。
戦国人としてはかなり異質な決意でしょうけど、如何にも器用でない彼らしくて大河的には良いんじゃないでしょうか。
 
因みに原作ではもっと直接的で、千代さんに「お前じゃないと●たない」位の(!!!!)熱烈ラヴコールを送ってました。もーごちそうさまです!!
 
 
来週からは再び、暗雲立ちこめる天下の情勢…。三成が襲撃される事態に。
という事は子飼いのあの子やあの子の再登場が…!?うっふふ。

2006年10月 1日 (日)

ななな中村憲剛ー!!

代表初招集ですよ…!!オメデトウ!!そして頑張れ!!

<参考>:サッカー・ガーナ戦、絶好調のFW播戸ら初招集(Yahoo!ニュース)

我那覇に引き続いての川崎組、何だか楽しくなってきましたね~。首位争いにも顔を出してるチームの勢いが反映されてるみたいで。リーグも頑張れ。

まだ招集メンバー入りした段階なんでね。ガーナ戦でどれだけチャンスがあるかは分かりませんが…こうなったら是非とも食らいついて貰いたいです!!

後は再び呼ばれた佐藤兄にも期待~。

大河「功名が辻」第38回

おっと、時間出来たらがっつり書こう…と思って置いておいた大河感想、危うく次の放送に抜かれる所でしたよ(汗)。いかんいかん…。
いつも自分の記事を書き上げる迄皆様の感想巡りは控えている為、実はまだ物議を醸しそうな今話の評判は知らぬままです;果たしてどういう方向になっているのかー。
ではおさらいの意も込めて、38回感想をば。
 
 
先ずは秀次、切腹…。最後迄彼の叫びは秀吉に届きませんでした。
先週秀吉より秀次を伏見へ赴かせよとの命を受けた一豊、意を決して秀次を説得に向かいます…。
勿論この命は只の要請ではなくて。秀吉が、実子・秀頼の将来的地位を脅かしかねない秀次をいよいよ体よく始末する為の口実…命に背いて赴かず「心に含む所あり」と見なしての沙汰か、眼前にて「謀反の疑い相違あらず」と断定しての沙汰か。理由はどうあれ待っているのは「切腹」の2文字である…一豊ですら察しのつく、なりふり構わぬ秀吉の老醜な策でした。
 
どちらに転んでも命なき身、ならばこの際太閤に一泡吹かせて散ろうではないか…秀次の若き近習達は血をたぎらせ、すわ戦とならんばかりの剣幕を見せます。そしてその勢いは、説得に来た一豊へも向けられる事に…。
脅しつけられ、刀で凄まれても尚、一豊は秀次から目を逸らさず…道を踏み外しかけている秀吉を諫める事が出来る人物、それは「関白」を置いて他にいない、と、秀次に訴えるのです。
心を決めかねていた秀次、しかし彼が本来持つ責任感の強さが、徐々に一豊の言葉に共鳴し始め…ていた、その時!!

突如飛び込んできた予想外の声音。
「治兵衛殿!!」
 
何と家臣らと伏見へ向かった筈の千代さん、秀次の身を案じて単身聚楽第へ乗り込んできたのでした…。
 
 
 
…正ー直、良い流れできてた展開がぶった切られた感じでしたね(苦)。
気持ちは分かるのだけどさぁ…分かるのだけど、やっちまったかぁ…という感じ。只でさえ殺気立ってる秀次周辺に1人や2人の説得者が増えたって、却って火に油を注ぐであろう事は明白だったでしょうに。女に迄刀を上げはしないと高を括ってたのかなぁ。それともそんなに旦那を信用してなかったのか(これは厳しい)。
ともかく思いもかけぬ人物の乱入で、一瞬水を打った様に静まりかえる男達…(そりゃそうだ)。彼らを尻目に千代さん、秀次に向かって「出家なさいませ。さすれば、お命だけは助かりましょう」と尤もだけど今更遅ぇよな進言を致します。当然の様にいきり立つ近習達…あわや、夫婦共々凶刃に屈すか!?となりかけた瞬間…秀次が、その重い口を開くのでした…。
 
 
こういう言い方が適切かは分かりませんけど。今回見られた秀次と千代さんの意識の相違は、男女の感性の違いによる所が大きいと思うんですよね。
自らでしか為し得ぬ「使命」を察し、命を賭して天下人への「最期」の諫言をせんと覚悟を決める秀次。無茶はせず、何よりも命を大切にして欲しいとすがる千代さん…。
定められた運命に如何に潔く向かっていくかを考える男性と、今在るものを守る為運命すら変えられぬかと考える女性。腹を決めた秀次に尚食らいつく姿は千代さん分からず屋ーというよりも、如何にも女性的な行動だなぁ、と感じる所が強かったです。
男性社会の色濃い戦国の世で、彼女のこういう感性は時に画期的であり、幾度となく事態を好転させてきたのですけど。この時ばかりは、自らの定めに真っ正面から向き合った「男」の凛々しさが、何よりも輝いて見えた気がしました。
 
 
そうして一豊と共に、秀吉の下へ赴いた秀次…。一縷の望みを込めて、秀吉の昨今の暴政へ真っ直ぐな思いをぶつけます。その表情にはもう、かつての怯みや憂いはありません。
しかしそれでも…我が子愛しの秀吉は聞く耳持たず。耳に痛い「正論」に逆上し、秀次を高野山へ幽閉してしまいます。そして間もなく下る「切腹」の沙汰…。
真に行く末を思う者の意見すら、受け入れる事なかった秀吉の耄碌ぶり。茶々と拾に骨抜きにされた彼の高笑いが、斜陽の豊家を象徴する様にこだましていました。
 
 
 
さて。「拾」と言えば思い当たるのがもう1人。千代さんに拾われ、今は夫婦共我が子の様に愛情を注ぐ山内家の拾君です…。
彼も随分成長し、もう何年もすれば元服となるお年頃。内なる自我も芽生え始め、「立派な武将になる」との純粋な夢を抱き剣術に勤しむ毎日です。
しかし「拾い子の男子」という彼の立場は、徐々に山内家家臣達の間で微妙な空気を生み出す事になり…。いずれ問題となる跡目相続について、その是非を巡り家中の意見が二分しようとしていました。
 
話の中でも出てきましたが、こういう問題はとにかく結論を急がねばならない…全くその通りだと思いますね。家臣間で更に議論が白熱し、修復不可能な軋轢が生じる前に当主による決断を示す事が、何より御家安泰には肝要であると思います。
只、拾の純粋なる夢を思うと…。もっと早く、夫婦は涙を呑んでおくべきだったんじゃないかと。彼の中に自我が芽生える前の段階で、寺に預けるならばそういう措置を執っておくべきだったんじゃないかと…。拾の感情を推し量ると、そんな思いも頭をもたげてしまいます。こればっかりはドラマの展開のみに言及する事ではないのでしょうけど…。
 
後尚も苦言を呈すなら、始めから出家の本当の理由を話さなかったのはやはりかわいそうだったと思います。
結局は千代さんの口から語られる事になりましたが…拾自身からの追及がなければ、あのまま寺にやってしまうつもりだったのかな?だとしたらあれだけ「聡明だ」「利発だ」言っていたのに、肝心の所で真相をはぐらかすという「子供扱い」をしようとした事になるのですけど…。
本当に彼の人格を尊重していたならば、本気の思いを最初からぶつけてあげるべきだったと思いますね。結果的には互いに全てさらけ出せたので…良かったですけど。
ともかくも、彼の行く先に幸あれ、と送り出してあげたいです。最終回辺りに往年を回想する役等で、成長した彼の姿を見られたりしたら面白そうですね。
 
 
何か怒濤の流れが一段落した印象の38話でしたけど。もうひとつ山場が…待っていそうです。
秀吉の逝去…遂に豊臣家が、音を立てて崩れ始めようとしています。

アンケート設置してみました

最近サイドバーにべたべたと色々なの貼り付けるのに凝ってます…。お、重くなってしまい申し訳ない。そして弱小ブログの分際で分不相応な張り切り方しててスミマセン…。
何だかこの頃、やたらブログ熱が上がってます。涼しくなってあれこれ行動し易くなったからかなぁ。
 
 
っとーいう訳で。今度はアンケート設置しました。
謙遜の意も込めてつけた「ごった煮。」という名に恥じぬジャンルの入り乱れ様で(苦)、是非皆様のご意見を伺いたく…。
結果を今後にどう生かすかは…善処してゆく方向で(頼りねぇな)。
重複投稿有効にしてありますので、複数ジャンルへの投票も可能です。大体12月の1周年位まで置いておこうと思ってます~。
 
 
 
身内の皆様もどうか率直なご意見宜しくお願い致します(へこへこ)。

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