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2006年10月 5日 (木)

NHK木曜時代劇「ちいさこべ」最終回

シェアブログ1575に投稿
あっという間でした…本当にあっという間でした…。一気に駆け抜けた全5回、これにて完結です〜。
 
 
しかしやっぱり最後迄ひとふた騒動はありました。先ずは子供達。
 
何とよりにもよって、やらかしたのは物乞い詐欺…。家計の苦しさを茂次さんとおりつさんが話し合っている所を聞いてしまった子供達は…何とか力になりたいと考え、持っている知恵を悪い方へ働かせてしまうのですね。
道行く人の同情を誘う嘘をつき、銭を得る…。楽して儲かるやり口にほくほくの子供達でしたが、じきに顔見知りの岡っ引きに見つかりひったてられます。
2人を思っての事とはいえ、今度の事は人様の「金」そのものを騙し取る行為。しかも善意につけ込んでの悪行となると…。今迄と違う深刻な事態に、2人共慄然とする他ありませんでした…。
 
 
それに対して、茂次さんが彼らに課した「けじめ」とは。現場に子供達を立たせ、騙した人全てを見つけ出しお金を返す迄その場にいさせ続ける事…。
途方もなくあてのない作業ですが、しかしそれだけの罪を犯してしまったという意識が…子供達の中に、しっかり根を張る様になるのです。
 
 
随分上手にまとまりついた話で、しかも山本周五郎っぽさが漂う感も…ありますが。この話も何かの作品から持ってきたのでしょうか?スミマセン著作全部を読破出来てる訳でないので分かりませんでしたが…。
ともかくも、茂次さんが示した「親」としての姿勢は。やっぱり太い芯が一本通っていて、古き良き偉大な父親像を思わせた気がします。
 
悪い事をした事実への「けじめ」は、子供自身の手でつけさせる。そこで苦しんだり辛そうにしてても、安易に手を貸す事はしません。
けれど第2話の時と同じ様な、子供の手に余る追求に遭った場合…人格や尊厳に傷をつけてしまいかねない乱暴な糾弾を受けそうな時は、胸を張って「親」と名乗り出真摯に対応する。その為に茂次さん、謝る子供達をちゃんと陰で見守ってます…。
「子」の力でやらせる事と、「親」としてすべき事。2つをちゃんと認識して使い分ける…これが真の「躾」と呼べるんじゃないでしょうかね。
最近ではとんと見られなくなった「親」の姿だけに。深い信頼が伝わる彼の厳しさは、とてもすがすがしく感じられましたー。
親子愛をテーマにしたホームドラマって、うっかり愛情がべたついてしまう事態にも陥り易いですけど。今回その傾向が薄いのは、茂次さんの優しさが深くてもさっぱりしてるからでしょうね。
 
 
 
そしてもうひとつの騒動。それはあろう事か、おりつさんの家出です…。
 
きっかけは、年長格の菊二がやたらまとわりついてくるのを意識し始めてからでした…。
他の子達よりも熱心に自分を見つめる視線に、思わず身を硬くしてしまうおりつさん…その時はたと、「子供」はいずれ「大人」になっていくものである事が、脳裏を掠めるのです…。
 
…ところが。夜中そっとおりつさんの寝床に忍び寄った菊二が囁いたのは─「…おっ母さん、おやすみなさい」…日頃彼が一心に注いでいた好意は、彼女を心底から「母」と慕ってのものだったんですね。
それに気付けなかったおりつさん。母親代わりになると言っておき乍ら、母親へ注ぐ視線をそれと感じ取れずあらぬ方へ疑いをかけた自分に、彼らの母親である資格はない…。うちひしがれた彼女は、一人大留を出ていってしまいます…。
 
 
忽然と姿を消したおりつさんに、動揺する子供達。茂次さんもどうにかしたいと思いますが、台所事にはてんで暗くて…さぁ大変。
騒ぎを知ったおゆうさんが、何とか代役になろうと奮闘します。しかしおいしいご飯が作れても、値の張る新鮮野菜をふんだんに振る舞っても…子供達の反応は、「ありがとう、おゆうさん」。
「おいしいよ、おりつ姉ちゃん」とはなれない、子供達との壁を感じてしまうのです…。
 
 
子供達の、そして茂次さんの気持ちを汲み取ったおゆうさんは、自身は涙を呑んで身を引く事を決意します。そして茂次さんに面と向かってそれを伝え、2人はそれぞれの道を歩む事へと…。
…その先のさぁてほいじゃあおりつさんと、っとなるくだりは、流れ的に若干雑だった気がしないでもないですが(汗)。しかし茂次さんの超ド級に無骨な告白シーンがやっぱり良かったんで、良しとしましょう!!(良いのか、それで…)
飾らず真っ直ぐに、おりつさんへ自分の想いを伝えた茂次さん。しかしあんまり急でまごまごする彼女を前に、急〜〜に照れがこみ上げてきて…拗ねた様に声を荒げ、そっぽを向いてうちわをぱたぱたぱたぱたぱたぱたぱた扇ぎまくる姿が、もーもーかわいかったですよ!!(笑)
これ迄幾度も子供達に、「けじめ」のつけ方を示してきた茂次さん。自分の「けじめ」は、やっぱり不器用なつけ方でしたけど…人生是直球勝負、な辺りが何とも彼らしくて、微笑ましくて良いんじゃないでしょうか!!
 
 
懸念されていた伯父弟子達との確執も、茂次さんの一本気な姿勢に相手が感服、した形で。無事和解の運びとなり、今度は茂次さんも、その好意を素直に受け取りました。
大留と、9人の子供達と、おりつさん。彼らとの歩みは、これからもずっと続いていきますー。
 
 
という訳で。久々に、終わるのが心寂しくなる良作ドラマだったと思います!!
言葉遣いとか演技とか、気になる点もある乍ら。NHK時代劇らしい程良く沁み入る人情話で、好感を抱けるドラマでしたね。
 
又週の楽しみが減るのかぁ…。でも全体のまとまりとしては、この位で丁度良い気もしますかな。
 
うーん名残惜しいけど、携わった皆様感動を有難うございます!!そしてお疲れ様でした〜。

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