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2006年11月 9日 (木)

慶次郎縁側日記3 第5話

今週は晃之助・皐月夫妻の間に不穏な空気が流れます…。里の母の呼び出しでしばしば実家へ帰る皐月と、それに不平を漏らしもしない晃之助の間には妙なすれ違いが生まれてしまい。そこへきて成り行き上面倒を見る事になった「可愛い女」の出現で、晃之助の心は大きく揺れ動きます…。
結果としては一時の気の迷い、で済んだのですけどね。しかし一寸ぞっとする冷たさを残す話でした。
 
 
又母の呼び出しで実家へ戻る事になった皐月を、特にとがめもせずに送り出した晃之助。
病の母を見舞うのだから仕方あるまい、との気遣いのつもりでしたが、皐月の中に芽生えている微妙な心理に迄は気が回らない様子です。
そんなある日、見回り中に彼は旦那の暴力に耐えかねて家を飛び出してきた女・おさきと出会います。聞けば相当に難儀しているそうで、胸元には痛々しい青痣が残っていました…。
彼女に懇願され、間男同然の振りをして暴力旦那からおさきを引き離した晃之助。更には行く当てがない…という事で、ほとぼりが冷める迄我が家で預かるのもやむを得まい、な流れにずるずるなってしまいます…。
 
始めは純粋な、「町方同心」としての気持ちから出た申し出でした。けれども甲斐甲斐しく身の回りの世話をする姿、雷に怯え小さく肩を震わせる姿…にひとつ屋根の下で接する内、晃之助は…己の中で、奇妙な感情が湧き上がるのを覚えるのです…。
 
 
うーんずるい。優柔不断な晃之助はずるい。
このずるさをむき出しのまま描き切った所が、非常に興味深く感じます。
おさきは正にお登世の言う、「可愛い可愛いってずっと言われ続けて、そういう男の求めに応じていれば生きてこられた」女で。あいくるしい仕草とか、いじらしい姿勢とか所謂「可愛い」振舞いが、本人の意図しないままに為されているんですね。
だからこそ、そこには「怖さ」が潜んでいて…。計算ずくの媚び売りならば、男だってバカじゃないのでどっかで線引いて適当にあしらうと思いますよ。けれど身につけようと思ってつけたのではない「可愛さ」の前なら…危ういものがありますよね。
 
妻帯者な筈の晃之助も、その恐ろしくも抗い難い感情に飲み込まれそうになりました。けれども彼は踏みとどまった…それは実は「強さ」からではなく、何処迄いってしまうか分からない自分が怖くなって逃げ出した…彼の中の「弱さ」によるものだった様ですね。
自らが持つ臆病さが、結果としては身の破滅を救った訳ですから。何だかこういう所にも、人の世の妙を感じたりもしました。
 
 
こうしておさきとの事はほんの魔が差しただけの話、として、日常には平穏が戻りました。
しかし夫婦笑って大円団…とはいきませんで。情の怖さを残す終わり方が印象的でしたね。
 
 
やっぱり毎回内容深く、がっつり見せてくれるドラマですねー慶次郎は…。
DVDレンタルしてくれないかしら。

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