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2007年1月 5日 (金)

2006年マイ・ヒット本5冊!!

…え、今更2006年の話~?
というツッコミはどうぞお手柔らかにお願い致します(滝汗)。
 
 
本当は昨年中にまとめておきたかったこの企画。色々あって、新年の今迄流れ着いてしまいました。
や、せっかくブログを始めてあれやこれや感想も書かせて頂いてたので。1年間で特に印象に残った作品、気に入った作品等を、自分なりにまとめてみたいなぁと思い立った訳です。
 
 
で、まずは本について。2006年中に読み終えた本達の内これは!!と感じたものを5冊、ピックアップしてみたいと思います~。
対象は「私が2006年中に読んだ本」。なので作品発表年自体は、これより古いものも含まれます。つか当年発表作なんて殆どリアルタイムで読めてません…(情報に疎い)。
おまけに読む本を選ぶ基準はミーハー心&フィーリングに拠る所が多分に大きいですので。現代日本文学の傾向と対策(何)みたいなのを知る上では全く参考になりません…申し訳ない。
 
選考の基準となるのは、以下の2点。
 
・もう1度読み返したいと思ったか
・人様に自分なりの情熱を伴って薦める事が出来るか
 
 
これらの観点から選びました、2006年のマイヒット本を以下に綴らせて頂きます!!
長文レビューを書き上げたものについては、作品名からリンクを貼っておきました。宜しければご参照下さい。
ついでなんでBEST5っぽくしてみようと思い、一応の順位もつけてみました。まぁこちらは気分によっても前後致しますので、参考程度にでも。
 
 
第5位 田中啓文著『ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺』

成り行きで落語家の内弟子になるハメになった元ヤン青年・竜二が主人公の、シリーズ第1弾。とんち風味なミステリを組み込み乍ら、流れとしては竜二の人間的成長に重きを置いた青春小説型になっています。
魅力ある個性派キャラ達、青春真っ盛りな竜二の青臭さ、胸あたたまる人情話。すっかり引き込まれましたね~。
そして毎回の話と落語の絡ませ方が実に絶妙!!そこはかとなく話の内容に沿っている上に、落語作品そのものの味をしっかり引き出しているという…。読み終えた後落語が聞きたくなる衝動に駆られる小説、ってスゴイと思いましたよ!!
06年に第2弾が発表されたのですが、インパクトとしてはやはりこちらあっての…という気がしたので。1作目の方を選ばせて頂きました。

第4位 佐々木譲著『黒頭巾旋風録』

スカッと痛快時代小説!!という言葉が実にしっくりくる、非常に爽やかな物語でした。読後の爽快感がピカイチだったので選出です。
藩の圧政に苦しむアイヌの人々を救う為、ひとり立ち上がった「黒頭巾」。彼の真っ直ぐで揺るぐ事ない信念は、抑えつけられ下を向いていたアイヌの人々に勇気と希望を与え…ひとり、又ひとりと前を向き、立ち上がり、そして歩き出す。割と正統派路線のヒーローものですが、作中に拡がる熱さと清々しさは心地良いものがありましたね。
ラストでの捻りの利いた一言にも、ニヤリとさせられます~。
近い内にもう1度、読み返してみたいですね。そして長文感想を書く!!(まだ諦めてなかったんかい!!)

第3位 藤沢周平著『橋ものがたり』

「橋」をテーマに市井の人々の哀楽を綴った、テーマ型短編集。別れの橋、出逢いの橋、約束の橋…それぞれの人々の想いを、しっとりとした藤沢節で描いています。
「橋」ひとつでこんなに胸に迫る作品を生み出す事が出来るなんて…。世に広く注目されている剣豪ものの潔さも好きですが、こういう日常のさりげなさを切なく描いた藤沢作品も、私としては非常に好みです。
世間の評判通り、『本所しぐれ町物語』と並ぶ秀逸な短編集だと思いますね。藤沢作品が注目を集めている今、是非ともお薦めしたい一冊です。

第2位 諸田玲子著『お鳥見女房』

将軍家お鳥見役を代々仰せつかっている矢島家、その現当主の妻珠世さんを中心に描かれる、どたばたほんわか人情劇です。
次々に出くわす事件や問題を、明るさと機転で乗り切っていく珠世さん。けれどこのテの女性につい見られがちな、出しゃばり感とか鼻につく賢女ぶりとかが全然感じられないのがこの作品の特長ですね。
女性らしくもさっぱりした気性と、押しつけがましくない優しさ。気付けばもっと珠世さんの近くにいたい…と思わせてくれる人物像です。
正直女流作家さんでこうもからっとした女性主人公作品を描くとは思いもよらなかった為、良い意味で衝撃を受けた作品でした。つい先日はこちらの第2弾が待望の文庫化!!致しましたので、近々読んでみようと思います☆

第1位 遠藤周作著『沈黙』

いやもうこれは…心の臓の奥の奥迄衝撃を受けた、と言いますか。あまりに重苦しい心理描写に、読後暫く身体が動かない位の圧迫感を覚えた記憶があります…。
禁教令が敷かれた江戸時代に於いて、神への信仰と喪われる信徒の命との間で苦悩する宣教師の姿。「信じる者は救われる」と人々に説いてきた彼が、「信じる故に殺される」様を目の当たりにした時の衝撃、苦悶、葛藤――。
そして苦しむ彼の前に尚立ちはだかる、救世主たる筈の神の「沈黙」。ずしずしとのし掛かる様な追い詰められ方に、終始息を呑むばかりでした…。
答えの出ない問いを、それでもすがる様に問いかけている作品。様々な意味で胸の奥に焼きついた作品です。

 
 
と、以上の様な結果になりました。
印象深い本達を挙げている筈なのに、肝心のレビューが書き上げられてないのは…スミマセン(平伏)。結構タイミングを逃してる作品も多々あります…。
がっ、諦めてはいないので…今年こそ絶対…!!(往生際が悪いとも)


選考の際の傾向としましては。正直『沈黙』が飛び抜けていて、他は結構絞り切るのに悩んでました。まぁそれでも『お鳥見女房』『橋ものがたり』辺りは漠然と圏内にはいた感じでしたが。
作品そのものの傾向としまして…も、やはり『沈黙』ひとつが異質ですね、この中では。他は割と救いのある人情話ばかりなのに、これだけが重い…。
でもこういう重厚な作品に触れるのも非常に有意義だと思いますので、今年も勇気を出して挑戦していきたいと思ってます。…自分の心理状態によって相当影響受けそうですけど…。
 
 
さぁて、2006年を(今更)振り返った所で!!気分も新たに、2007年も読書に励んでいきたいと思います~。
因みに新年一発目の購入本は『高坂弾正』(近衛龍春・PHP文庫)でっした~。『風林火山』の後にでも読みたいなぁ…!!

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