2016年2月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29          

生存確認兼本・音楽置場


  • Instagram
  • 音楽
フォト

_

  • ブログランキング・にほんブログ村へ

感想一覧(随時更新)

現在挑戦中

リスペクト

  • 川の果ての更に果てに
    北欧サッカーを中核に、幅広くスポーツ話や時事問題について語ってらっしゃるブログ様。親しみ易くて思慮深さも感じる語り口が気に入っています♪
  • 千之道(未舗装)
    歴史系の本やゲーム、時代劇等について書いてらっしゃるブログ様。取り上げる作品達が揃ってセンス抜群で、毎回ツボ突かれてますよ~。

最近のトラックバック

通算カウンタ

無料ブログはココログ

« 素人目にみる亀田問題 | トップページ | 019 「お酒」からイメージする本は? »

2007年10月28日 (日)

083 「紅茶」からイメージする本は?

「イメージが結ぶ100の言葉と100の本」、お次は「紅茶」から連想される本を思い描いてみます。
で、さっと出てきたのが北村薫の短編「砂糖合戦」〜。


先日読み終えた『空飛ぶ馬』という本に収録されてまして。
これは女子大生である「私」と落語家の円紫師匠のコンビが日常の些細な謎を解いてみせるシリーズ作品で、本作はこの本で2番目に収録されています。


それは「私」と円紫師匠が、ある喫茶店でお茶をしていた時の事。
ふと「私」が目をやった先に、3名程の若い女の子達のグループが座るテーブルがありました。
喫茶店に女の子達…全くもって違和感のない取り合わせですが、しかし妙に目を引いたのは、彼女らが殆ど会話もせずに落ち着きなく座っていた事です。
そして何やら人目を憚る様にして、こそこそと謎めいた「作業」に勤しんでいる様子。
その「作業」の様を目にした「私」は、円紫師匠にこんな疑問をぶつけます。「『砂糖合戦』は何故行われたのか?」と――。


女の子達がせっせと行っていたのは、紅茶の中に砂糖を何杯も何杯も何杯も入れる動作。
およそ甘党の域を超える量の砂糖をどんどん入れていく…その「作業」の意味は、果たして?という展開です。
別に放っておいても良い様な他愛ないものだけど、しかしちょーっとだけ「普通」じゃない為どうも気になっちゃう…。この「謎」には、最後の最後の最後迄引っ張られっ放しでした!!
このシリーズは、全体通してこういう一寸した不思議を扱っていく作りになってまして。たまに人の中に潜む真相にどきりとさせられつつも、あくまで穏やかに、優しく「日常」を描く作風がとても気に入った作品です。



…因みに私事ですが、この本を貸して下さった方が最初この話を紹介した時、「紅茶」「コーヒー」と記憶違いしてらしたんですよねぇ(爆)。
で、後日「すみません、紅茶でした」と訂正され。実際借りて読んでみて「本当だ!!紛れもなく紅茶じゃん!!」とひとり再ツッコミしてた為、余計「紅茶」というのが鮮明に焼きついてるのかもしれませんです(笑)。


北村薫著『空飛ぶ馬』(「砂糖合戦」収録) 書籍情報はこちら→アマゾン bk1

企画元様→「イメージが結ぶ100の言葉と100の本」

« 素人目にみる亀田問題 | トップページ | 019 「お酒」からイメージする本は? »

「バトン・質問」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/15527/8644663

この記事へのトラックバック一覧です: 083 「紅茶」からイメージする本は?:

« 素人目にみる亀田問題 | トップページ | 019 「お酒」からイメージする本は? »