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2007年11月10日 (土)

ドラマ「相棒」シーズン6 第3話

水曜にちゃんと見られたんですけど、色々あって感想書くのが遅れてしまいました「相棒」第3話。
話の流れやひっくり返し方、1時間にスッキリ決まった良い作りでありましたね!!
やー今シーズンは1話から随分気合い入りまくりでしたが、この回で程良くその力み具合が取れてきた様な感じがしまして。「等身大の『相棒』」とでも呼べる、きちんとした仕上がりになっていました。
 
 
今回の事件は、銃撃で死亡したとみられる男が発見された所からの始まり。
部屋には鍵がかかっていて密室状態、凶器である拳銃も被害者本人が用意したものである事が判明。これらの事から、恐らくは「自殺」であろうとの見方が強まって参ります。
…が、良く良く調べていくと、そう片付けるのはやや早計ともとれるいくつかの疑問点も浮上し始め。消えた百科事典とクッションの謎に、銃弾の妙な残り方…「細かい所が気になってしまう」右京さんにとっては、とてもとても看過出来る問題ではなくなってくるのですー。
 
 
死亡した男は、実は有名女流推理小説家の夫でありまして。
最近ではめっきり新作も発表されず、スランプを囁かれる作家ではあるのですが、その作風はかなり本格路線というので知られている様子。
そんな彼女の実態を探っていくと見えてきたのは…スランプ状態の時、夫に対し相当な八つ当たりともとれる虐げ方をしていた、という事実。知名度や活躍の差も相俟って、周囲からは雌が雄を喰らう生態を持つ「蟷螂の夫婦」と揶揄されていた2人なのでありました――。
 
 
さて、今迄にも作家やその類の職業人が容疑者となる話はいくつかありましたが。
それらに大体共通しているのは、疑われている立場である彼らに「余裕」が見られる点だと思います。
やはり職業柄、ストーリーテラーとしての自負が少なからずある為でしょうか。人によって多少の差こそあれ、モノ書きホン書きを相手にする時は大抵解けるものならどうぞ~、位の自信が見え隠れしているモンなんですよね。それが時に彼らの隙になったりしている訳なのですけど。
 
今回のケースでも、怪しまれている彼女にはやはり挑発めいた「余裕」が当初から伝わってきました。
しかし彼女の場合は、何処かもっと浮世離れしていたというか…。奢りや慢心よりもっと高い所から見下ろしている様な、ある意味で絶対に右京さん達の望む答えには辿り着かない事を確信している姿勢が見られたんですね。
…それもその筈、彼女は所謂「犯人」ではなかったからです。そしてその証拠となる真の背景を知った時――あまりのやるせなさと優しさに、胸が切なくてたまりませんでした。
 
 
「『自殺に見せかけた殺人』と見せかけた」真相――!!今や刑事物やサスペンス物で定番のお膳立てになっている設定を、敢えて逆手に取ったオツな演出でありましたね~。
いかにも一筋縄では終わらせない「相棒」っぽさがあって、ニヤリとさせられました。
作中の人物達が立つ土俵そのものをすり替えてしまう様な展開、鮮やかでしたよ!!


そして今回の悲劇の根底にある「愛情」――。
…これを「究極の自己犠牲」と呼べるのかどうか、はきっと見る側の判断に委ねられる所でしょう。少なくとも私は…亀山君の意見と同じ、残す人間のつらさや哀しみを思うととても夫の行為は諸手を挙げて賛成出来る事じゃない、というのが本音です。
けれども彼女には、誰よりも夫自身がそれを分かっていた事…痛い程伝わったのでしょうね。だからこそ、警察にとっては捜査の攪乱になりうる実に巧みな偽装工作でもって、彼の気持ちに「応え」ようとしたのです。
そんな彼女の行動も、ひとつの「想い」の形と言えるのだろうか――。考える内に、何をもって正しいと言えるのか分からなくなりかけてきましたが…。
…そんな中で、右京さんの姿勢はあくまでも一貫していて。「人の命とひきかえに解決する事なんて、この世にはないのです」…揺るがぬ彼の信念に、救われた思いになりましたね。
 
 
こんな感じで見応えのある、しかし余韻は重過ぎないバランスの取れた物語であったと思います。
このクオリティがあるから、「相棒」はやめられないんですね…!!


 
…えーと、確か私の記憶が正しければ、次週はACL決勝と時間帯が被りそう!?と思ったのですけど…。
気になって調べてみましたら、来週の「相棒」は30分遅れスタートだそうです~。
ら、来週水曜は定時で帰らせて頂きま…(こそこそ)。

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