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2007年11月の9件の記事

2007年11月13日 (火)

ドラマ「ガリレオ」第5話

…前回の予告を見た時に、もしかして内海刑事と湯川先生の間に割って入るお嬢さん登場!?と思い込み、てっきり今週は奇妙な三角関係勃発の回かと思ってました…。嗚呼早とちり。


と、しかし今週は、言うなればこんな「早とちり」が招いた"不可能密室殺人"を解き明かすお話でっす。


あるホテルの1室で、窒息死とみられる男の死体が発見された所から事件は始まり。首に締められた跡、部屋には片方にだけ睡眠薬の入れられた2杯のコーヒー…といった状況から、何者かによって絞殺されたのではとの見方が強まっていきます。
男は長野でペンションを営んでいた様でしたが、売上は芳しくなかったらしく。最近になって複数の生命保険に加入していた事もあり、容疑は自然と彼の近親者――長野にいる妻の方へと向けられていきます…。が。
何と彼女には完璧なアリバイ、殺害時刻に現場から車で3時間はかかる長野のスーパーで買い物していた事が立証されたんですね…。その上、犯行現場となったホテルの部屋の入口付近では、工事関係者がその時刻より前からずーっと作業をしており。その間部屋に入ったのは被害者1人以外いなかったという――。これ完全なる「密室殺人」か、と刑事達の頭を悩ませるのです…。


物語はこの事件の際目撃された、奇妙な「火の玉」が現実起こり得るのかどうかを証明していくのが軸でして。例によって、オカルトちっくな事象を湯川が実に論理的に解明していく型のお話でした〜。
これに並列する形で研究室の女学生とアーチェリー部ホープの結婚騒動、なんかも巻き起こってましたがこれが何と単なる枝道話でなかった…とは!!いやはやペンションのステンドグラス作りやひとり娘の証言もきちんと絡まって、実は実は作中無駄な話は殆どなかったんですよね〜。お見事!!
しかし被害者とアーチェリーがまさかまさか結びつくなんて、流石の天才湯川も想像すら出来なかった事で。これはやはり、ペンションのステンドグラス工房で内海ちゃんの印象に残ってた、「一射入魂」の文字あっての!!でしたね。本当、彼女のお手柄でした〜。

個人的に思わず膝を叩きたくなったのは、湯川がこの事件を「他殺に思い込ませようとした自殺」であろうと考えるに至った理由!!でしたね!!
現場に残された2杯のコーヒー…。片方睡眠薬入りな上に指紋もきっちり拭き取られてたとあって、警察は=犯人による隠蔽工作!!と決めてかかっていたのですが。湯川に言わせれば、そんな暇があるならコーヒーごと処分してしまえば他殺の線そのものが消せるじゃないか、とのご意見で…(爆)。
という事はつまり、敢えて他殺を匂わせる為に「用意」されたものであるという事。終わってみれば刑事達の早とちり早合点…が生み出した「密室」であったという結末に、感嘆と苦笑が入り混じった複雑な溜め息をついてしまいました〜。


加えてちょいと気になったのです…が。事件解決後湯川が娘さんに貰った、色違いペアのステンドグラス…あれ結局どうするつもりだったんでしょうね(笑)。
内海ちゃんの前で広げていたから、一応ちゃんと渡すつもりではいたの、かな…?それがまぁいつもの痴話喧嘩(!!?)にかき消されちゃってましたが。
あの後湯川がむくれて、このステンドグラスは実験で使うんだなんて無駄な意地張ってくれちゃっても全然構わないと思う(知らんよ)。


そして来週は。「本当の本当にオカルト!!」と自信を持って(?)、湯川に謎解きを依頼するみたいです〜。
果たして湯川の切り返しや、如何に!?

2007年11月10日 (土)

右京さん熱唱!!

やや、こないだ朝のニュース見てたら何と…。
 
 
右京さん(水谷豊さん)が熱唱してるじゃないですか!!


何!?何さ!?と思ってましたら、作曲家平尾昌晃さんの40周年記念コンサートの一幕だった様で。
水谷さんもかつてこの方に歌を書いて貰った事があるらしく、サプライズゲストとして登場されたのだそうです~。
 
 
で、何がおいしかったって…右京さんスタイルまんまでの熱唱!!
最初映像見てた時、「それにしても随分右京さんっぽい格好だなぁ~」と思ってましたらそれもその筈!!「相棒」撮影現場から駆けつけての飛び入り参加だったそうなんですねー。
えぇ分かってます…歌ってるのは水谷豊さんであって杉下右京さんではないってのは。けれどもその外見だけでもうむくむくと「相棒」的妄想が湧き上がってしまう私妄想族ですけど何か問題でも(ありまくりですけど)。
いいですね…美声の右京さん。歌の上手な右京さん。打ち上げとか(あんのかあの交友関係で)で1曲お願いしますよ~なんて押すに押されて「では、僭越乍ら」と美声を披露し、終わった後は「お耳汚し、失礼致しました」とぺこりと頭を下げる右京さん!!良いなぁ…さぞかし盛り上がりますよそんな展開(自分だけな!!)。
 
 
因みに亀山君と伊丹さんは、ベストオブザ音痴の座を思いっきし争っていそうです(又も根拠のない妄想)。や、若しくは案外若い頃微妙な腕前で鳴らしてたかも?(それでも微妙なセンなのか)どっちにしてもどっちもどっちっぽそうだなぁ…。
美和子さんは普通に上手そうだ~。たまきさんも照れ乍ら結構キレイな歌声っぽそう。
鑑識の米沢さんは、色々な意味で濃い路線の選曲を期待しております。後陣川君は…まず曲入力の時点でひと波乱ありそうな展開で(あんまりな)。
 
 
 
…既に私が見逃してた昔の回とかで、彼らの腕前が判明済でしたらごめんなさーい;あは。

ドラマ「相棒」シーズン6 第3話

水曜にちゃんと見られたんですけど、色々あって感想書くのが遅れてしまいました「相棒」第3話。
話の流れやひっくり返し方、1時間にスッキリ決まった良い作りでありましたね!!
やー今シーズンは1話から随分気合い入りまくりでしたが、この回で程良くその力み具合が取れてきた様な感じがしまして。「等身大の『相棒』」とでも呼べる、きちんとした仕上がりになっていました。
 
 
今回の事件は、銃撃で死亡したとみられる男が発見された所からの始まり。
部屋には鍵がかかっていて密室状態、凶器である拳銃も被害者本人が用意したものである事が判明。これらの事から、恐らくは「自殺」であろうとの見方が強まって参ります。
…が、良く良く調べていくと、そう片付けるのはやや早計ともとれるいくつかの疑問点も浮上し始め。消えた百科事典とクッションの謎に、銃弾の妙な残り方…「細かい所が気になってしまう」右京さんにとっては、とてもとても看過出来る問題ではなくなってくるのですー。
 
 
死亡した男は、実は有名女流推理小説家の夫でありまして。
最近ではめっきり新作も発表されず、スランプを囁かれる作家ではあるのですが、その作風はかなり本格路線というので知られている様子。
そんな彼女の実態を探っていくと見えてきたのは…スランプ状態の時、夫に対し相当な八つ当たりともとれる虐げ方をしていた、という事実。知名度や活躍の差も相俟って、周囲からは雌が雄を喰らう生態を持つ「蟷螂の夫婦」と揶揄されていた2人なのでありました――。
 
 
さて、今迄にも作家やその類の職業人が容疑者となる話はいくつかありましたが。
それらに大体共通しているのは、疑われている立場である彼らに「余裕」が見られる点だと思います。
やはり職業柄、ストーリーテラーとしての自負が少なからずある為でしょうか。人によって多少の差こそあれ、モノ書きホン書きを相手にする時は大抵解けるものならどうぞ~、位の自信が見え隠れしているモンなんですよね。それが時に彼らの隙になったりしている訳なのですけど。
 
今回のケースでも、怪しまれている彼女にはやはり挑発めいた「余裕」が当初から伝わってきました。
しかし彼女の場合は、何処かもっと浮世離れしていたというか…。奢りや慢心よりもっと高い所から見下ろしている様な、ある意味で絶対に右京さん達の望む答えには辿り着かない事を確信している姿勢が見られたんですね。
…それもその筈、彼女は所謂「犯人」ではなかったからです。そしてその証拠となる真の背景を知った時――あまりのやるせなさと優しさに、胸が切なくてたまりませんでした。
 
 
「『自殺に見せかけた殺人』と見せかけた」真相――!!今や刑事物やサスペンス物で定番のお膳立てになっている設定を、敢えて逆手に取ったオツな演出でありましたね~。
いかにも一筋縄では終わらせない「相棒」っぽさがあって、ニヤリとさせられました。
作中の人物達が立つ土俵そのものをすり替えてしまう様な展開、鮮やかでしたよ!!


そして今回の悲劇の根底にある「愛情」――。
…これを「究極の自己犠牲」と呼べるのかどうか、はきっと見る側の判断に委ねられる所でしょう。少なくとも私は…亀山君の意見と同じ、残す人間のつらさや哀しみを思うととても夫の行為は諸手を挙げて賛成出来る事じゃない、というのが本音です。
けれども彼女には、誰よりも夫自身がそれを分かっていた事…痛い程伝わったのでしょうね。だからこそ、警察にとっては捜査の攪乱になりうる実に巧みな偽装工作でもって、彼の気持ちに「応え」ようとしたのです。
そんな彼女の行動も、ひとつの「想い」の形と言えるのだろうか――。考える内に、何をもって正しいと言えるのか分からなくなりかけてきましたが…。
…そんな中で、右京さんの姿勢はあくまでも一貫していて。「人の命とひきかえに解決する事なんて、この世にはないのです」…揺るがぬ彼の信念に、救われた思いになりましたね。
 
 
こんな感じで見応えのある、しかし余韻は重過ぎないバランスの取れた物語であったと思います。
このクオリティがあるから、「相棒」はやめられないんですね…!!


 
…えーと、確か私の記憶が正しければ、次週はACL決勝と時間帯が被りそう!?と思ったのですけど…。
気になって調べてみましたら、来週の「相棒」は30分遅れスタートだそうです~。
ら、来週水曜は定時で帰らせて頂きま…(こそこそ)。

2007年11月 7日 (水)

006 「出会い」からイメージする本は?

「イメージが結ぶ100の言葉と100の本」、次は「出会い」から連想される本〜。むむー、これ又色々なイメージが膨らんでいく言葉ですね!!
そんな言葉から思い浮かんだのは、正に2人が出会った「瞬間」を切り取った話…。Jeffrey Archerの「Love at First Sight」(邦題:「ひと目惚れ」/永井淳訳)です。


短編と言うか、ショートショートと言える位のごくごく短い話。この中に、人と人が逢うという「出来事」がくっきりと浮かび出されている作品です。
変な言い回しになりますけど、人と人との出会いって、互いに相手の存在に「気付く」事がないと発生しないんですよね。たとえどちらかが意識的に相手を見つめていても、もう一方が気付かなかったり意識の外にあった場合、それが「出会い」になる事はないのです。
それ迄結び付く事のなかった人同士が、正に「一瞬」をもってして通じ合う瞬間――。あまりに唐突で衝撃的であればこそ、人はそれを「運命」という言葉で表現したくなるのかもしれませんね。


何か話の内容に沿ってるんだか逸れてんだか自分でも分からなくなってきましたが…(滅)。ともかく、これぞ人の「出会い」!!と呼べる作品なのではと思います!!

収録されているのは短編集『To Cut a Long Story Short』。上記の作品も含めた、文字通り場面を切り取った様な味わいの作品が多く楽しめる1冊です〜。
実話を元にした話も結構含まれてまして、何とこの「Love at First Sight」もそのひとつだそうです。オドロキ。
少し前迄は、新潮文庫から『十四の嘘と真実』(永井淳訳)と言う邦題で翻訳本が出てたんですけど…最近本屋で見ないんです、よね。古本でしかないのかなもう…!?
んー一寸調べてみます。とにかく捻りの利いた話が詰まった短編集でっすー☆
 
 
…とりあえず、邦洋両方の書籍情報リンクを貼っておきます~。
Jeffrey Archer『To Cut a Long Story Short』(アマゾン)
Jeffrey Archer著/永井淳訳『十四の嘘と真実』→アマゾン bk1

企画元様→「イメージが結ぶ100の言葉と100の本」

2007年11月 6日 (火)

ドラマ「ガリレオ」第4話

前回は見逃してしまったので、これが2度目の観賞。やーやっぱ追い詰める対象が存在する展開だと、スリルと緊張感があって又違った盛り上がりがありますね☆


今回は、謎の連続心臓麻痺事件に挑むお話。普段全くの健康だった人が急に、心臓麻痺で命を落とす…という出来事が発生しまして。一見するとそれは突然の不幸な「事故」と見て取れる様でしたが…良く良く見ると、遺体の胸元には奇怪な痣が。
それが「壊死」によるものだと判明し、この事件に妙な波紋を起こさせる…事にもなりかけますが。しかし肝心の死因とはどうも結びつかず、故に段々捜査の隅に追いやられてゆきます。
しかしそれでもどうにもこの痣が気になる内海刑事…。又々湯川の所へ疑問を持ち込み、例によってひょんなきっかけから興味を持った彼と調べを進めていく内…一連の類似事件に、妙に一致する部分が浮かび上がってくるのです。


このトリックは、一寸怖かったです…ね。いや確かに凶器(一応)は一般の人がそう手にする代物じゃあなかったですけど、何か意識のない内にそっと心臓を止めてしまうという手口が…うぅぶるぶる。
でもやはり、作中で示されたピースを無駄なく組み立てて解決する手法はかなり好きです♪第2話ではでんじろう先生風な解決でしたけど、今回は相手も相手だったのできりりとした大学教授スタイルで決めてくれました☆(ってそれ偏見も多分にあるでしょう)
手掛かりを順々に組んでいくというよりは、全部出揃った段階でばばーっと解答スタート!!ってな緩急がついてるので、見ていてスカッと感が大きいのがお気に入り〜。毎回どの場面でその切り替わりが起こるのか、楽しみな作りでありますね。


そしてクライマックスの犯人との対面。
あそこでの湯川の「僕なら痣も残さない」なやり口は、いやいや実に「らしさ」を感じたシーンでした〜!!
己の頭脳に絶対の自信を持った知能犯を一気に地へと叩き落とす、正に「一撃必殺」のひと事でしたね。目の前で圧倒的な「力量」の差を見せつけられた犯人は、最早他人事の様に自身の完敗を受け入れていました。
これぞ、「犯人が誰かには興味がない、只謎を証明する事に興味がある」と言い切る湯川ならではの締め方だったと思います。


後気に入ったのは、内海刑事が犯人確保時にお風呂で爆睡(薬の所為ではあったけど)してたのをみんなに見られてて、ラストでへんなり落ち込んでるシーン〜。
私個人的には彼女のピリピリした時の雰囲気があまり好きではないのですが(スミマセンスミマセン)、この姿はかわいいと思いました♪
湯川との距離感も、この位のが良い加減なんだよなーぁ。こう、無意識に仲良くやってる感じが(あくまで無意識なんで、本人達に微塵もそんな気ないのがポイント)。
でも来週の予告見ると、何だか月9的ドキドキ急接近☆(センスが古いよ)が起こりそうな感じで。うー、うぅ〜ん。


来週は、これ又クセのあるお嬢さんがご登場の様。
見られそうだったら又見ます〜。

2007年11月 4日 (日)

嗚呼ナビスコカップ

TVで見ていても実に熱い試合でした…!!


もう思い入れが著しくあるので、ね。安田&森の犬猿バトルから目が離せなかったり、マグノに飛びついていった川島さんのゴール前での光景にレーマンとエトーが重なってしまったり!!実に激しく、盛り上がる対決であったと思いますよー!!

結果の方は、もう残念…。これに尽きます。
只、正直フロンターレがここ迄「戦える」チームになってきたんだ、というのはしっかり証明されたと思いますし、Jクラブの真剣一発勝負がこんなにも緊迫感のある試合になってくれたという意味でもかなり意義のある試合だったのではと思います。
変な言い方になりますが、まだあの栄冠を手にする時期には来ていないんだよと神様が言っている様な気がして。寧ろ彼らの「これから」の為に、この経験が生きてくれたら良いなという気がしています。
 
 
そんな気持ちも込めて、こんな記事リンクを貼っつけておこうかなと。
「川崎、この悔しさを生かす サッカーナビスコ杯」<iza!>


これからも皆を熱くしてくれる試合を楽しみにしています!!

2007年11月 3日 (土)

ブログパーツ「ぺそぎんフキダシ時計」

またまたテンプレ変更致しました。今度はモノクロブー。
相変わらず気の多い落ち着かないブログでスミマセン…。
 
 
で、ついでにブログパーツも別なのつけてみよっかな、と思い。
ブログパーツガーデンぶらぶらしてましたら、気になるのを発見しました。
その名も「ぺそぎんフキダシ時計」(Artsplanet)。
 
 
超かわええ。
 
 
ってな訳で即設置でっす。
 
是非是非この「ぺそぎん」ちゃん、クリックしてみたって下さい…。ふふふ。

2007年11月 2日 (金)

094 「家族」からイメージする本は?

「イメージが結ぶ100の言葉と100の本」、続いては「家族」から思い浮かぶ本〜。
これにはやはり、諸田玲子の『お鳥見女房』を挙げたいです。


作品のあらすじや感想については、既に感想記事を上げてますので…がっつりした話は省きますが。代々将軍家の鷹狩り関係のお役目を執り行う「お鳥見」職についている矢島家の、どたばたしつつもあたたかな日々を当主の妻・珠世さんの視点から優しく描いた物語です。
家自体にも隠居した先代当主、青年期を迎える息子娘が合わせて3人と、なかなかの大所帯で暮らしている中に。突然おチビ5人を引き連れた男やもめの浪人と、彼を仇と狙う女剣士が同時に居候する展開になってしまって…さぁ大変。
家の中に「他人」が入りこんだ事で生じる気苦労と、多くはない取り扶持の中でやりくりする問題…が、一気に珠世さんの肩にのし掛かる事となります…。


けれどもそんな事態をも、人の「縁」と思って心から彼らに向き合う彼女の姿がとても心地良い。


皆に惜しみない愛情を注ぎ、しかしそこには決して鼻につく印象を感じない。この難しい描写のバランスが、実に絶妙だと思います。
そして彼女の優しさに包まれて…居候の人々も含まれる、みんながまとまった「家族」になっていく。これも彼女の人物像に、「自分への酔い」がなくからっとしているのですんなり味わう事が出来ますね。
本当に心底から人のぬくもりは良いなぁ、と思わせてくれるほんわかしたお話です。


続編も現在、立て続けに文庫化されてるみたいで!!現在2作目を読もうかという所です〜。
1作目で持ち越されたあれやこれやの問題が、どうなっていくのか気になる所。


諸田玲子著『お鳥見女房』 書籍情報はこちら→アマゾン bk1

企画元様→「イメージが結ぶ100の言葉と100の本」

2007年11月 1日 (木)

ドラマ「相棒」シーズン6 第2話

新シーズン第2話は、前回とは随分違ったノリ。やや、事件そのものは変わらず深刻であるのですが…彼ですよ、あの「第3の男」陣川君が出て来るとあっちゃあ話もこじれまさぁ(笑)。


以前特命係にほんの一瞬(笑)在籍していたこの陣川君。流石、かような地に飛ばされるだけあって…その空回り様は、かなりのものであります(流石なの!?)
気合十分、正義感抜群。であるのに、一向に彼の行動や推理が実を結ぶ事はなく…それはもはや彼の星回りなんじゃと疑いたくなる程の天然もの(爆)。同じ熱血タイプでも、きちんと決めるトコ決めて右京さんの信頼を得ている亀山君とは似て非なる存在…です。うはぁ。
そのくせ妙な事に巻き込まれる才能だけは備わっていて(!?)、それはあのヒマ課長をして避けさせるだけの圧倒的パワー。そんな彼が今回持ってきちゃった騒動は…自分自身への殺人容疑!?です。


最初は訳あって口を噤んでいた彼でしたが、調べが進むにつれ真相を語り始め。それによると、どうやらさる投資コンサルティングの女社長とそのストーカーを巡る事件…が背景にある様です。
先日階段から落ちて死亡した男が、直前に陣川と揉み合っている姿を目撃されており、それが今回の容疑者騒動に発展してしまった訳なのですが。この死んだ男が、実は女社長のストーカーだった可能性が高いという新事実がわき起こってきたのです。
そして陣川は、これ又彼のいつもの空回りがきっかけでこの女社長と知り合いになっていて。彼女からストーカー被害の相談を受け、張り込みしていた所で男と出くわしたという事の様。
つまりはこの転落死、全く偶発的な「事故」だったのでは?という見方に事態は傾いてゆきますが。ここで右京さんはひとり、首を傾げます。そう片付けてしまうには、どうもあの女社長の頭がキレ過ぎている――と。


流石身ひとつで会社を興し、成長させてきただけあって、彼女の聡明さは少し話をしただけで即座に分かろうもの。
そんな機転の利く彼女が「彼ならば」と頼みにしたのが…あの天然トラブル屋の陣川。しかも出会いのきっかけだって、彼自身がストーカーに間違えられそうになるというお世辞にも「頼れる」男とは言い難い展開で…。
これはどうも、「彼ならば上手くいく」様な"何か"があったのではないか―。右京さん達は、そもそものストーカー問題の真相と女社長の身辺を洗い始めるのです…。


検死結果や遺留品のチェックから、ストーカー男と女社長の真の関係が暴かれていく所はやはり巧い☆携帯の履歴の見方を変える事で、事件の様相ががらり180°変わり始めました〜。
その先へ進んで女社長の行動の推理、陣川の騙し方や犯行の作戦…の中には、やや偶然に過ぎる感じや結果を先走ってる様なのも混じってる風ではありましたが。最後の「ツメの一手」が実に見事だったと思います!!
個人的にはコレひとつで、その他の細かなツッコミ所が一気にチャラになる位の鮮やかなものでないかと。彼女の仕事への「誇り」あってこその解決、というのも、皮肉めいているのに何処か余韻は涼やかでしたね。
網の目からするり抜け出ようとする刹那、首根っこをがっと押えつける様な「切り札」。こいつの切れ味が、今回はばっちりだった気がしてます〜。


ところで神川君、作中でちゃっかり自分の名札を用意して(持ち出して?)いたみたいですが。
まさか彼、凖レギュラーの座狙ってますか…!?(あ、それでも"凖"なんだ…)
ああいう色の濃さを持ったキャラは、たまに出てくる方が面白み薄れないですからねぇ。1シーズンに1話位の方が有難みあるんじゃないでしょうか(七夕かい)。



さて。来週は推理作家との対決だそうー!!
作家特有の勿体つけた振舞いと、右京さんのじわじわ追い詰める心理戦…。七面倒臭そうな展開を今から期待してます!!(えー)

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