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2008年1月 5日 (土)

2007年マイ・ヒット本5冊!!

年越しちゃった企画その2です(爆)。
2007年中に読み終えた本の中から、印象深かった本を5冊ピックアップしてみたいと思います~。
 
 
昨年も「2006年版」として、行いましたこの企画。今年も同じく実施致します。
もう年明けちゃいましたけど…言っちゃえば昨年も年明けに行いましたんでねこの企画(どういう開き直り方さ)。
内容は昨年と同様、対象は「私が2007年中に読んだ本」。作品発表年自体はこれより古いものも含みます。例によってリアルタイムな読書を殆ど出来ていないのも昨年と変わらずです(そこは威張れる所ではない)。
そして選ぶ基準は本能直感、これも昨年と同じくです(最早言葉もない…)。
具体的な内容としては、
 
・もう1度読み返したいと思ったか
・人様に自分なりの情熱を伴って薦める事が出来るか
 
 
この2点を選考基準とさせて頂きます~。
 
 
ではでは。昨年と同じ形式で、BEST5の第5位から発表して参りまっす。
長文レビューを書き上げたものについては、作品名からリンクを貼っておきました。宜しければご参照下さい。
 
 
第5位 大崎梢著『配達あかずきん』(東京創元社)

切り口が面白かった本屋さんミステリ!!正直謎解きそのものより、主人公達の職場である本屋さんでの知られてたり知られてなかったりする日常業務…の方が、興味の対象となっておりました。その位そちらの描写も細かく詳しく力入ってたんですよね~。
確かにミステリものとしては薄めな話が多いですが、さして物騒な事件が起こる事もあまりないので。気軽に読める+本屋さんミステリという新鮮さ、は評価出来る点だと思います☆
結構ドラマ化とかしても面白いかもしれませんねぇ。ヒロイン2人のキャラも立ってるし。後はやけに美形な男性店員を仕立て上げちゃえばオッケイでしょう(何がだ)。

第4位 宇江佐真理著『卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし』(講談社文庫)

これも食べ物と人情話の絡め方の妙、に座布団1枚な作品。ちょいと風変わりなお江戸の美味・珍味を媒体にして、主人公のぶの心情の変化をそれとなく描き出している良作です。
のぶ自身の気持ちに感情移入出来るか…は又別でしたけど(笑)。ピリピリしていた彼女に対しても、変わらぬほのぼの~としたお料理達の存在が結構滑稽だったり癒しをくれたりで楽しめたです。
そしてやはり、色々な意味で味わい深かったのが彼女の舅・忠右衛門のキャラクター性でしたね…!!最後の最後迄自由奔放、飄々としたご老人という表現が相応しい人物でありました。このじいちゃん、本当おいしいよ…。

第3位 陳舜臣著『中国畸人伝』(新潮文庫)

振り返れば2007年結構なヒット本となりました!!三国末期~唐にかけて、人知れずその名を世に残していた「畸人」達の物語。彼らのあくまでも自由を忘れずにいた生き様への感銘と題材のマニアックさ(…)から、見事TOP3入りを果たす事と相成りました。
本人達はその非凡な才に対して、何らの執着も持っていなかったのに。周りがそれを放っておいてくれなかったが為に、自分らしく自由に生きるという「望み」を何とかして守らなければならなくなった――という姿が、とりわけ印象に残りましたね。又こういう事が唯一の「望み」になってしまうのも、才覚ある人物だからこそ…という、俗人には理解して貰いがたい彼らの苦悩も伝わってきました。まぁ彼らはそれを分かって欲しいとは必ずしも思っていなかったでしょうが。
陳氏の文体自体も、結構好みなカタさがありました。この勢いで美人伝の方も買っちゃいましたよ…。

第2位 北村薫著『空飛ぶ馬』(創元推理文庫)

これは貸して下さった方に感謝しなくちゃ☆と思える一品でしたね~。落語家円紫師匠と女子大生の「私」でおくる、日常生活で見つかったほんの些細な「不思議」の謎解き。その姿勢は難問に「挑む」と言うよりも、不思議に思う気持ちを楽しみ乍らその謎に「触れる」と言える様な、穏やかで優しい筆致で描かれていました。
時にあまりに浮き彫りになった人間の綺麗でない部分…に、ずんと重い気持ちを抱きつつも。やっぱり世の中捨てたもんじゃないのかな、っと思える構成になっていて、救われた思いになりましたね。又それがあくまで静かに描かれていたからこそ、押しつけがましさがなくてすうっと胸に染み込んでいった様に思えます。
続編も現在貸して貰い中なので(昨年より継続中…)、近々読み進めたいと思います~。

第1位 藤沢周平著『驟り雨』(新潮文庫)

正直読んでる最中は、まさかこれが1位になるとは思ってませんでしたが…。読み終えて後、じわんじわんと時間をかけて胸の奥に味わいが浸透してきた短編集でした。
必ずしも人情に溢れたあたたかい物語ばかりではなかったの、ですがね。それが決め手だったと言いますか、藤沢周平作品の持つ救いも溟さもバランスよく詰まっていて、改めて藤沢作品が好きだ!!と思える作品集だった気がしてます。
なので恐らく、どの作品が気に入るかは読んだ人の感性が大きく反映されると思いますね。それも又個人的には楽しみだったり。今度藤沢周平薦める時にはこの本を推してみようかと思います。
そして勿論、その内容もここで紹介するに相応しいもので…。表題作の出来が私はやはり好きですね。それと「運の尽き」。どちらも(味わいは違いますが)ラストの余韻が好き~。




と!!2007年は以上の様な結果になりましたです!!

…で、今回の総評めいた事を少し語らせて頂きますと。
実は昨年は、とにかく読書の絶対量自体が非常に少ない年でありまして…ね。正直5冊選び出すのも、結構苦労する位でした…(汗)。
加えて正直に申し上げると、今回は小粒揃いの本が多かった様な気がしてます。さらっと読めるんですけど、印象には残らないと言うか…。これはまぁ本自体がどうこうというのではなくて、なかなか時間も心も余裕取れなかった私が敢えて軽めに読めそうな本ばかりを選んで買っていた…というのが一番の要因なのでありますけれど(苦)。
それでもTOP3の3冊は、その事踏まえた上でも胸を張ってお気に入り♪と言える良作であります。折をみてゆっくりじっくり語りたい作品達でありますねぇ~。
 
 
あ、因みに現在読み途中の北方版三国志…は、読破しておりません為対象外と致しました(滅)。まぁ長編作品なので最後迄読んでから決めたいなと。
…他にも結構、いいトコ迄いっててかなり面白さ満点なのだけど最後迄読み切れなかったから…!!と言う理由で、ランク外となってしまったのがいくつかございま…す。うん、来年の楽しみにとっておこう(早くも鬼が笑う発言)。
 
 
 
さてさて、これが終わると、よっし今年も読書楽しむぞ~って気になってくるんですよねぇ~(まだ2回目ですけど)。今年も読みかけ、買っただけ(…)な本達も含め、あれこれ好き勝手に読み散らかしていきたいと思います☆
読みたい本は増えていき…しかし休みは減っていく(涙)。嗚呼。

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