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2008年1月の13件の記事

2008年1月23日 (水)

010 「もどかしい」からイメージする本は?

思いついた順にさくさく参ります、「イメージが結ぶ100の言葉と100の本」〜。
今度は「もどかしい」から連想する本!!


まぁこの言葉自体から感じる印象は、人間同士の心が織りなすすれ違いとかいった…心情的なイメージが最初はあったんですけども。
本として連想されたのは、読み手の立場から作品展開へ感じた「もどかし」さ!!松本清張『点と線』ですー。


大まかな流れとしては、殺人事件の真相と犯人を追う使命感に燃える刑事…が、些細な些細な「点」の手がかりを地道に辿っていき。
その積み重ねから段々と犯人像が、「線」となって浮かび上がってくる――といった展開です。
と、書いてはみましたが。これがなかなか、「点」が「線」になってくれないんですよねー!!

待ちに待った新事実!!憶測を裏づける証拠!!…といった成果達が現れる度、こちらも作中の刑事と一緒に小躍りしたい気持ちになるのですが。しかし少し突き詰めてしまうとそれは、何の決定打にもならず…。
まるでこちらが思い描いている仮定に敢えて縋りつかせておく為の「餌」である様に、絶妙のタイミングで散りばめられる「点」のスパイス。噛みしめた後、次への焦燥ばかりが募っていきます。
このじりじりとした展開が実にもどかしい!!です。くぅぅー。
気がつけば主人公と一緒に一喜一憂、してしまってる作品でしたね。


そういえばコレ、つい最近ドラマ化したんでしたっけ。主役のイメージが私の抱いてたのと違ったので見なかったんですけど…。
あれが初映像化だったとかで、何だか意外でした。毎年の様に「夏の100冊」の類に選ばれてた気がしたんでねー、知名度はある作品だっただけに。


これをきっかけに松本清張もの、色々興味惹かれて読みたいなと思ってはいたんですがねー。
気づけば時ばかりが過ぎていました…はは。
今は本屋でしょっちゅう見かける、大奥云々というタイトルの本がどうにも気になってます。怖いもの見たさか…。



松本清張著『点と線』 書籍情報はこちら→アマゾン bk1


企画元様→「イメージが結ぶ100の言葉と100の本」

夜の小田原城

夜の小田原城
で、平塚からは電車で小田原に移動した訳なんですが。
日没迄歩いてたので、着く頃にはとっぷり日が暮れていました。


写真は地元人君の案内で行った、ライトアップされてる小田原城の様子〜。
以前私が訪れた時は、闇夜の中歩いてお城もまっくら…だったのですが。きっと照らされてる時間が決まってるんでしょうね(その時は終電間際だったし)。
隣接している二宮尊徳さんの神社にも行こうとしましたが、既に閉門しておりました。残念。やはりリベンジ誓うか。


それにしても城の敷地内には、いくつかの若者グループがたむろしておりましたねぇ。
別に物騒な雰囲気の集団ではありませんでしたが。高校生位か?
あの場所は地元人にとって良きたまり場なのでしょうか。


夜案内してくれた地元の友人には、遅い中色々良くしてくれて本当に感謝してまっす。有難うねー。
夕飯にチョイスしてくれたお店もご飯おいしかったし!!絶品☆魚料理に皆で舌鼓打ってました♪♪♪
しかし疲れた身体に、あの日の酒は良く染みましたな…。酔いの回りの早い事。


たまにはこうして、思い〜っきり身体動かすのも楽しいモンですねー☆
又何かやってみたいなぁ。夏になっちゃうときっとムリなんでそれ以外の季節に…。

お金で買える価値は結構あるらしい

お金で買える価値は結構あるらしい
前述の相模湾ウォークの、割と始めの方で撮った1枚。
朝靄と朝霞に消されかけてますが、奥〜に見えるのが江ノ島と富士山のコラボです…。
由比ヶ浜の辺り?は、海沿いこういうアングルの景色が見られるスポットになってるみたいで。見晴らしの良い日はコレ、かなり贅沢な組み合わせですよね〜。


で、どうやらこの景観が1年中楽しめる位置に建っている建物があるそうなんですが(友人がTVの豪邸紹介!!系の番組で見たらしい)。
そこの価値が、土地代に加え景観料として+3,000万円上乗せされているそうなー。



そこはいっそプライスレスと言って頂きたく。



なんちゅう話を逗子→平塚ウォーキングの帰り、電車の中でしておりましたら。
ふと目に入ったJR路線図。
逗子〜平塚間の乗車賃、480円。



そこはいっそプライスレスと言って頂きたく……。

2008年1月22日 (火)

ぶらり湘南海岸の旅

ぶらり湘南海岸の旅
先週の週末に、友人の提唱である大型企画に乗っかってみる事に致しました…。


題して相模湾、ぐるりウォーキングの旅。



…読んで字の如く。早朝逗子を出発し、丸1日かけて「徒歩」移動し小田原到達を目指す…!!という結構体力勝負な試みです!!
はっきり言って体力筋力全く自信のないワタシ。その癖こんな話に乗るなんて無謀極まりない…とは重々承知の上で、それでも歩いてみたい好奇心のが勝りました。あは。
ぶらぶらだらだら歩くの、実はかなり大好きなんです。時間と体力さえ許すものなら何処迄も。


そんな感じで恐る恐る出発しましたが…。いやー天気に恵まれたのもあって、歩いてみたらなかなか爽快な道のりでありましたよ♪
休憩をマメに取ってくれてた計らいもあって(アリガトウ!!)、景色を楽しむ余裕も生まれ。冬の湘南ってやつを初堪能しておりました〜。


面白いのが、湘南海岸を抜ける辺り迄は、振り返ると海岸線が一望出来る事!!
なので三浦半島から江ノ島、湘南…と歩いて行くにつれ、その道のりがこの目にくっきりと飛び込んでくるんです☆
「ここ迄歩いてきたぞー!!」ってのがみるみる分かって、それがとても励みになったんですよね。特に江ノ島を越えて先は、島が小さくなっていく度に楽しくてしょうがなかったです♪
神奈川の海岸線をこういう風に楽しんだ事…なかったですねぇ。新鮮な気持ちになりましたよ。


その江ノ島には、丁度時間がお昼時だったので食事ついでに立ち寄りました。しらす…☆
まぁ週末ってだけあって、結構な人出…。それに加えて、尋常でなかったのがトンビの旋回数!!です!!や、やつら人様のデジカメに迄狙いを定めてましたよ…。
持ってる物は何でも食えそうに見えるのか。恐ろしや。
そんなやつらの大群を、「鷹だー」と孫に言ってるジージの姿…いやいやいや……トンビが鷹を産むなんてぇ言う位ですからその違いたるや……。


こんな調子でプチ観光もどきもし、ご当地グルメも楽しみ、サーファーやビーチバレーを横目にすたすた…。平塚へと突入致しました。
とーこの辺りで、段々と太陽が山の向こうに隠れ始めて…。ぐっと気温も下がり、疲れもどっと押し寄せてきたんですよねぇ。
丁度海岸沿いの散歩道も途切れてきたので。協議の結果、平塚駅にて徒歩移動を打ち切る事と致しましたっ。


まぁ徒歩制覇こそ出来ませんでしたけど、違った角度から観光スポットを楽しめた事〜や、何より己の体力がまだそれなりにありそうと分かってほっとした事(笑)、等々!!得るもの色々あった、有意義な週末と相成りましたよ〜。
面白い企画に誘ってくれた友人に感謝感謝☆でっす。


…今度は小田原から、もう半分を踏破してみようか……?(言うだけならタダって話)。

2008年1月20日 (日)

026 「旅」からイメージする本は?

「イメージが結ぶ100の言葉と100の本」、今度は「旅」から連想した本があったのでちょろりと語ります。
 
 
この言葉から思い出したのは、カズオ・イシグロの『日の名残り』。原著は英国文学で、私は土屋政雄訳の文庫本で読みました。
とても品のある哀愁を感じた、胸に響く一冊です。
 
 
物語は厳格な英国執事、スティーブンスの視点で語られる一人称形式の作品。
長い執事生活の中で、彼が追い求めてきたのは執事たる者としての「品格」――。流れゆく時の中で時代は移ろい、年を重ね、仕える主人も替わり…そんな変化の中でも只黙々と「品格ある執事」たる事のみを胸に仕事に打ち込んできた彼が、新主人の勧めで6日間程の短い旅に出た時。彼は初めて、改めて自らの歩んできた道・時代を振り返ってみるのです。
旅先で出会った出来事や人々を描きつつ、想いはかつての華々しい日々や若かりし自分、そして今にして思えば「戦友」の様であった女中頭との思い出へと向かっていって。そんな追憶の甘美さ、もの寂しさ、そして想いの辿り着いた先…を、重ねた齢の分に相応しい穏やかな流れで描いています。
 
 
「老い」を迎えようとしているスティーブンスが時折見せてしまう哀愁…今迄出来ていた事が出来なくなり始め、しかしそれを自らに訪れた変化としては認めようとしない様。それはかつて自身が「執事の鑑」と仰いだ父が、寄る年波に勝てず現役を退いた時の様子と着実に似通っていて。その事に気付いていない…様に振舞い続ける彼の姿に、胸がぐっと締まる様な切なさを感じたのを覚えています。
そんなスティーブンスが、人生初の遠出であるこの旅の中で今迄歩んできた人生、これからの事を自らに問いかける姿…は、何だか誰しもに訪れる「いつか」を見る様で目を逸らす事が出来ませんでした。
 
 
…思いだし乍ら書いている内に、又改めて読み返し感想書きたい気分になってきちゃいましたねぇ~。
何か10年おき位で読み返し続けたい作品。きっとその度に抱く感情が違ってきそうだから。
って読んでからまだ10年は経っていないのですが、…まぁ又頁をめくってみたいです。
 
 
因みにこの題名、原題は『The Remainds of the Day』。これを『日の名残り』と訳した感性、個人的には非常に強い感銘を受けたんですー!!変な言い方ですが、参った、って感じ。
こういう日本語の用い方、本当好きだなぁ…。憧れますよ。
 
 
 
カズオ・イシグロ著/土屋政雄訳『日の名残り』 書籍情報はこちら→アマゾン bk1


企画元様→ 「イメージが結ぶ100の言葉と100の本」

ブログパーツ「国盗りカウンターブログパーツ」

…へへ、又面白そうなブログパーツをみっけましたんでつけてみました。「国盗りカウンターブログパーツ」(サイバーエリアリサーチ株式会社)~。
おー、そう言えばこれが2008年のブログパーツ初めでありますぞ。


やはり今回もブログパーツガーデンにて発見。ブログへの訪問者様が、どの都道府県からいらっしゃっているかを調査・集計してくれるパーツでございますです。
そしてご来訪元の都道府県数が増えるに応じ、キャラがレベルアップしていく仕組みの様。
上位TOP10を確認する事も出来たりと、なかなかに面白そうなシステムでありましたので~。うちでも早速つけてみる事にしたのでした☆
 
どういう基準でもってキャラが成長していくのか等、細かな所はよう分かりませんけど実践で知っていくという方向で♪(滅)ちょろちょろ確認していきたく思いまーす。
 
 
…あ、因みに一応申し上げますと、このパーツで個人が特定される様な事はございませんので(単に都道府県別のアクセスカウンターと思って頂ければ)。どうぞお気になさらずご覧頂ければ幸いです。

NHK木曜時代劇「鞍馬天狗」第1話

ちょいと遅れて週末になってしまいましたが、待ちに待った木曜時代劇新作「鞍馬天狗」見ましたー!!
いやぁもう実に熱く!!燃えたぎる正義感に敵味方登場人物達の威勢の良さで熱気ムンムンー!!なのを野村萬斎さんの涼しげなお顔がどうにか中和してくれているという(笑)。そういう意味でもバランスの取れた(?)新作だったと思いますよ☆
 
 
第1回目の今週は、鞍馬天狗が出来る迄のお話。
時は幕末、幼き頃より山奥で、後見人と思しき爺やと暮らしているのが本作の主人公・小野宗房。彼は爺や扮する「鞍馬の大天狗」相手に日々、剣術の鍛錬をしておりました。
そして遂に、その「大天狗」に打ち勝った日…彼は自分達が何故、今迄人目を忍ぶ様にこんな場所で暮らしてきたのか真実を知る事になるのです。それは実の父が「謀殺」により命を落としたという疑い――本来小野家の当主であった父を、叔父である小野宗行が亡き者にし…自らがその地位を簒奪した、という過去でした。
確固たる証拠もこの手にはなく、故に真実は闇に葬られようとしていますが、しかし叔父一味は小野家「嫡男」である宗房を必ずや邪魔者扱いするであろう――。為にこの時迄爺・浦部は宗房を人里離れた地で匿い、いつの日か父の無念を晴らさせる為に武術の腕を磨かせていたのでした…。
 
 
そして浦部の遺志を継ぎ、山を下りて京の町へと赴いた宗房。しかし長い事、しかも物心ついた頃より他に人も住まぬ山奥で暮らしていた彼は…心根が純朴純真、そして当然世間知らず。正に思うままのマイペースな行動を次々やってのけるんですねー。
先ずは父の死について真意を問い質す為、叔父の屋敷へと足を運ぶ宗房。勿論公家の御屋形様(って言わないのか)に突如ぶらりとこんにちは~なんぞ出来る訳がないのですが、そんな事は毛頭考えません。「小野宗行殿にお会いしたい(笑顔)」とひと言、門番達を押しのけてにこにこ屋敷へ入ろうとしますが頑なな門番達により門前払い(当たり前)。むうおかしいな、と周囲を歩いてふと外塀に目をやり…そっかー、ここからだったら入れるぞ♪っとひらり乗り越えこんにちは~(不法侵入)。ここでもやはり泡を食って出てきた家臣達に取り押さえられますが(至極当然)……奥より現れた叔父その人は、拍子抜けする程の歓待で宗房をもてなしたのでした。
 
 
…しかし哀しいかな、浦部の遺言と叔父の笑顔どちらが真であるのかは――屋敷に泊まったその日の夜襲、により否が応でも知る事となってしまうのです。
 
 
流石にあの親しげな素振りを丸ごと鵜呑みにはしていなかったでしょうが、しかしあまりにもあからさまな叔父の裏切り。宗房の真っ白な心に深い傷を与えるには、十分過ぎる仕打ちです…。
宗行の娘・白菊姫の助けによりその場を逃げ出し、失望と怒りに震え街を見渡せば…右も左もこういう忌まわしい事ばかりで。対立関係にある藩士同士で日々起こる刃傷、倒した相手をこれ見よがしにさらし首とする歪んだ敵対心、更には命乞いをする者へ振り下ろされる無慈悲な凶刃――。街へ下りた僅かの間にこんなおぞましい光景をいくつも目にし、宗房はうんざりした気持ちになっていました。
 
そして、彼の中にたぎる熱い正義感…が、こんな決意へと駆り立てるのです。「この国を正したい。『正義』という名の下に」――。
そこには今世情を騒がせている、佐幕倒幕攘夷と言った思想めいた動機づけは全くなくて。只己の感情が故――しかし誰よりも「人間」としての根本に立ち返っている様な、激しく真っ直ぐな意志でありました。
 
 

初回はこんな流れでしたが、やはり野村萬斎さんの持つ雰囲気が良く活きていますね☆正義に燃える熱血漢なのですけど、飄々としたいたずらっぽさがかなりあってさっぱりした仕上がりになってます~。
ともすると暑苦しかったり鼻についてしまう正義の語り節も、あの何となく浮世離れした清々しさで言われるとあまり嫌味っぽくないというか。勿論随所で力のこもった言動はあるのですけど、それが上手い加減になっててこのご時世にもするりと耳に入ってきます。萬斎さんならではの持ち味があってこそ、なんでしょうね。
狂言師らしい独特の節回しも結構見受けられましたけど、時代劇に合わない個性ではないので。それもそれとして認めた楽しみ方が出来そうな気がしてます♪
 
 
そして今回の最大の見せ場!!「鞍馬天狗」登場ー!!の場面は…時代劇らしい切れ味の良さと時代劇らしいツッコミ所に満ち溢れていましたよ!!(イヤイヤ褒めてます褒めてます)
何かですねー、もう色々な意味でよくやったぜNHKってカンジです。この上ないタイミングでの登場や瞬時の決断の筈なのに完璧に整えられた装束やこれだけ知ってて通りすがりを装うんならお前は神かと言わんばかりの内情喋ってんのに(あ、天狗か)一向に正体に気付かない白菊姫や…!!言いたい事はわんさかあるのに四の五の言わせない堂々たる風情。こーの絶妙な匙加減、昨今の時代劇では久しく見られなかった娯楽性です。参りました。
アレなんですよ、往年の「志村、後ろー!!」みたいな安心した楽しみ方が出来そうな期待が持てますね(何もコントに例えなくても)。ますます木曜が楽しみです。うっはは。
 
 
 
実を言いますと、私この「鞍馬天狗」と名のつく作品群はどれも見事に触れた事がなかったのですよ…。大佛次郎の本や過去のドラマ作品どれも。
だもんで本当、始まる迄舞台が幕末と言う事すら知りませんでしたが(うっわ…)。そこら辺も重々承知の上で、とにかく純粋にこのドラマを楽しんでいきたいと思いまっすー☆

2008年1月10日 (木)

031 「海」からイメージする本は?

昨年より始めてみました、「イメージが結ぶ100の言葉と100の本」。こちらの回答も、今年も引き続きコンプ目指して頑張りたく思いまーす。
まだまだ先は長いのですが…地道にこつこつ参りますぞ!!


して、今年は「海」のイメージがある本からスタート。
この言葉からぱっと浮かんだのは…福井晴敏『終戦のローレライ』です。


だいぶ前に映画化されましたんで、名前だけでも聞き覚えのある方結構いらっしゃるのではないでしょうか?
確かあの年は他にも福井作品映像化が目白押しで(戦国自衛隊福井版とイージスかな…?)、何かと話題の人だった気が。
で、例に漏れずミーハーな私はその影響をどっぷり受け…(爆)この作品に見事ドハマり致しました。あはは。


主に潜水艦が話の中心場面になるので、雄大に広がる大海原の様な「海」とは少しイメージが異なる感じ。
ですけど深い深い海の奥が、暗く色濃くもとても澄んだ「青さ」を放っている様に感じられた作品です。
まるで登場人物達の純粋さを反映するかの様な…。文字通り老若男女、様々な立場や生き方をしてきた者達が出てきますが、彼らの心の奥は…皆あまりに真っ直ぐなんですね。時にそれは青臭く、愚直にすら感じられますが、その凛とした姿勢には目を逸らせない眩しさと切なさがありました。


終戦直前の日本を舞台にして…はいますが、超能力少女や長髪ナチSSが出てきたり…。多分にファンタジー設定詰まってますけど、そこらを受け入れてさえしまえば後は人物達がどんどん先へ引っ張っていってくれます!!
実際私も、冒頭の実に読み難い数頁(爆)を越えてからは早い早いものでした☆中盤以降から、私の期待していた方向と大きく路線が違ってきて戸惑いを覚えつつ…も、全体としてとても情熱的なメッセージ性のある作品だったと思います。
どちらか言うとライトノベルに片足突っ込んでる感じの作風なので、それ系のノリが楽しめる方なら大いに堪能出来ると思いますよ♪


…因みに私、この作品に出てくるフリッツ少尉(前述の長髪SSです…)が、ツボにハマっちゃってハマっちゃってどうしようもありません…!!(滅)
恐らく歴代の好きキャラランキングを作るなら、間違いなくTOP3に入る位の!!ツボキャラです。熱くたぎる心をひねくれた態度で隠してる様がたまらん〜。
どの位好きかって、彼が映画に(殆ど)出てこないと知ってあっさり見るのをやめた位(どうなの…)。や、やはり設定が色々アレだったからか…?


そう言えば実はやはり「海」が舞台であろう、同著者の『亡国のイージス』は未読なのでございます(汗)。
このローレライ読んだ年続け様に→戦自福井版→川の深さは、と読んで、福井作品は少し間を開けようかな…と思ったままでした。また再開してみようかな。
 
 
 
福井晴敏著『終戦のローレライ』 書籍情報はこちら→アマゾン bk1
(文庫版第1巻の情報です(全4巻))


企画元様→「イメージが結ぶ100の言葉と100の本」

2008年1月 5日 (土)

2007年マイ・ヒット本5冊!!

年越しちゃった企画その2です(爆)。
2007年中に読み終えた本の中から、印象深かった本を5冊ピックアップしてみたいと思います~。
 
 
昨年も「2006年版」として、行いましたこの企画。今年も同じく実施致します。
もう年明けちゃいましたけど…言っちゃえば昨年も年明けに行いましたんでねこの企画(どういう開き直り方さ)。
内容は昨年と同様、対象は「私が2007年中に読んだ本」。作品発表年自体はこれより古いものも含みます。例によってリアルタイムな読書を殆ど出来ていないのも昨年と変わらずです(そこは威張れる所ではない)。
そして選ぶ基準は本能直感、これも昨年と同じくです(最早言葉もない…)。
具体的な内容としては、
 
・もう1度読み返したいと思ったか
・人様に自分なりの情熱を伴って薦める事が出来るか
 
 
この2点を選考基準とさせて頂きます~。
 
 
ではでは。昨年と同じ形式で、BEST5の第5位から発表して参りまっす。
長文レビューを書き上げたものについては、作品名からリンクを貼っておきました。宜しければご参照下さい。
 
 
第5位 大崎梢著『配達あかずきん』(東京創元社)

切り口が面白かった本屋さんミステリ!!正直謎解きそのものより、主人公達の職場である本屋さんでの知られてたり知られてなかったりする日常業務…の方が、興味の対象となっておりました。その位そちらの描写も細かく詳しく力入ってたんですよね~。
確かにミステリものとしては薄めな話が多いですが、さして物騒な事件が起こる事もあまりないので。気軽に読める+本屋さんミステリという新鮮さ、は評価出来る点だと思います☆
結構ドラマ化とかしても面白いかもしれませんねぇ。ヒロイン2人のキャラも立ってるし。後はやけに美形な男性店員を仕立て上げちゃえばオッケイでしょう(何がだ)。

第4位 宇江佐真理著『卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし』(講談社文庫)

これも食べ物と人情話の絡め方の妙、に座布団1枚な作品。ちょいと風変わりなお江戸の美味・珍味を媒体にして、主人公のぶの心情の変化をそれとなく描き出している良作です。
のぶ自身の気持ちに感情移入出来るか…は又別でしたけど(笑)。ピリピリしていた彼女に対しても、変わらぬほのぼの~としたお料理達の存在が結構滑稽だったり癒しをくれたりで楽しめたです。
そしてやはり、色々な意味で味わい深かったのが彼女の舅・忠右衛門のキャラクター性でしたね…!!最後の最後迄自由奔放、飄々としたご老人という表現が相応しい人物でありました。このじいちゃん、本当おいしいよ…。

第3位 陳舜臣著『中国畸人伝』(新潮文庫)

振り返れば2007年結構なヒット本となりました!!三国末期~唐にかけて、人知れずその名を世に残していた「畸人」達の物語。彼らのあくまでも自由を忘れずにいた生き様への感銘と題材のマニアックさ(…)から、見事TOP3入りを果たす事と相成りました。
本人達はその非凡な才に対して、何らの執着も持っていなかったのに。周りがそれを放っておいてくれなかったが為に、自分らしく自由に生きるという「望み」を何とかして守らなければならなくなった――という姿が、とりわけ印象に残りましたね。又こういう事が唯一の「望み」になってしまうのも、才覚ある人物だからこそ…という、俗人には理解して貰いがたい彼らの苦悩も伝わってきました。まぁ彼らはそれを分かって欲しいとは必ずしも思っていなかったでしょうが。
陳氏の文体自体も、結構好みなカタさがありました。この勢いで美人伝の方も買っちゃいましたよ…。

第2位 北村薫著『空飛ぶ馬』(創元推理文庫)

これは貸して下さった方に感謝しなくちゃ☆と思える一品でしたね~。落語家円紫師匠と女子大生の「私」でおくる、日常生活で見つかったほんの些細な「不思議」の謎解き。その姿勢は難問に「挑む」と言うよりも、不思議に思う気持ちを楽しみ乍らその謎に「触れる」と言える様な、穏やかで優しい筆致で描かれていました。
時にあまりに浮き彫りになった人間の綺麗でない部分…に、ずんと重い気持ちを抱きつつも。やっぱり世の中捨てたもんじゃないのかな、っと思える構成になっていて、救われた思いになりましたね。又それがあくまで静かに描かれていたからこそ、押しつけがましさがなくてすうっと胸に染み込んでいった様に思えます。
続編も現在貸して貰い中なので(昨年より継続中…)、近々読み進めたいと思います~。

第1位 藤沢周平著『驟り雨』(新潮文庫)

正直読んでる最中は、まさかこれが1位になるとは思ってませんでしたが…。読み終えて後、じわんじわんと時間をかけて胸の奥に味わいが浸透してきた短編集でした。
必ずしも人情に溢れたあたたかい物語ばかりではなかったの、ですがね。それが決め手だったと言いますか、藤沢周平作品の持つ救いも溟さもバランスよく詰まっていて、改めて藤沢作品が好きだ!!と思える作品集だった気がしてます。
なので恐らく、どの作品が気に入るかは読んだ人の感性が大きく反映されると思いますね。それも又個人的には楽しみだったり。今度藤沢周平薦める時にはこの本を推してみようかと思います。
そして勿論、その内容もここで紹介するに相応しいもので…。表題作の出来が私はやはり好きですね。それと「運の尽き」。どちらも(味わいは違いますが)ラストの余韻が好き~。




と!!2007年は以上の様な結果になりましたです!!

…で、今回の総評めいた事を少し語らせて頂きますと。
実は昨年は、とにかく読書の絶対量自体が非常に少ない年でありまして…ね。正直5冊選び出すのも、結構苦労する位でした…(汗)。
加えて正直に申し上げると、今回は小粒揃いの本が多かった様な気がしてます。さらっと読めるんですけど、印象には残らないと言うか…。これはまぁ本自体がどうこうというのではなくて、なかなか時間も心も余裕取れなかった私が敢えて軽めに読めそうな本ばかりを選んで買っていた…というのが一番の要因なのでありますけれど(苦)。
それでもTOP3の3冊は、その事踏まえた上でも胸を張ってお気に入り♪と言える良作であります。折をみてゆっくりじっくり語りたい作品達でありますねぇ~。
 
 
あ、因みに現在読み途中の北方版三国志…は、読破しておりません為対象外と致しました(滅)。まぁ長編作品なので最後迄読んでから決めたいなと。
…他にも結構、いいトコ迄いっててかなり面白さ満点なのだけど最後迄読み切れなかったから…!!と言う理由で、ランク外となってしまったのがいくつかございま…す。うん、来年の楽しみにとっておこう(早くも鬼が笑う発言)。
 
 
 
さてさて、これが終わると、よっし今年も読書楽しむぞ~って気になってくるんですよねぇ~(まだ2回目ですけど)。今年も読みかけ、買っただけ(…)な本達も含め、あれこれ好き勝手に読み散らかしていきたいと思います☆
読みたい本は増えていき…しかし休みは減っていく(涙)。嗚呼。

2008年1月 4日 (金)

2周年でした。

昨年から持ち越してしまった話をひとつ…。
えー、このブログ「ごった煮。」も、お陰様で2周年を迎える事が出来ました~☆
 
 
…というのが実は昨年12月下旬の話で(爆)。
どうにか年内にこの話を上げたいとは思ってたのですけど、何書こうか考え倦ねている内にすっかり年を越してしまいましたです。とほ。
という訳で遅くなってしまいましたが、ご来訪下さった皆様にこの機会を借りて御礼申し上げます。こんな辺境ブログ迄はるばるお越し下さり、誠に有難うございます。
 
 
2年目に突入したこの年。は、…えぇご覧下さっている皆様にはお詫びせねばならぬ事ばかりでありました……(滅)。
とにもかくにも、更新頻度が尋常じゃない減り方をしていた事!!…これがとにかく昨年の心残りです。はぁ。
時間が取れなかったり、気が乗らなかったり(オイ)、いうのが結構重なってしまいまして。ブログ更新だけでなく昨年は私生活全般にこの傾向が見られまして、友人知人達にも大層ご迷惑をお掛けしました…。本当申し訳なかったです。
 
大河含めたドラマ感想も、時間が取れずに続きが見られなくてそのまま波に乗り遅れ…なパターンが、今回圧倒的に多かったんですよね~(大河なんて正にそのパターン)。故に自然、感想記事もそのまま自然消滅の道を…。のっけの記事のめちゃくちゃ気合い入った「今クールは絶対最後迄お付き合いします★」というその時の気持ちに嘘はなかったのですよ(見苦しい言い訳)。そこら辺も色々と勿体なかったな~、と感じております。
特に大河…返す返すも悔やまれる。通しで見てたら絶対ツボにハマってただろうなぁ。せめて完全版でDVD化されないものか…。
 
 
…一応前回1周年の時、何だかんだで平均1日1記事に少しだけ届かなかったので。自分の中で定めた目標が、2周目こそは1日1記事(平均で)上げるぞー♪…だったんですよね、実は(沈)。
これは3周目へと持ち越す事に致しまする。うはは。
 
 
色々とご心配下さった皆様、ご迷惑お掛けしました~。お気遣い有難うございました。
今年はその、ふっつり消えない様にする事を目標に(志低)。相変わらず気の向くままにやっていきたいと思います。
どうぞ又見守って頂ければ幸いです…!!


そして昨年に引き続き、覚書としてのデータ話を少々。
2周目1年間のご来訪者様数…は、締めて12,870でございました。
…1ヶ月にまともに記事上げたのがいくらもない(1つもなかった月も!!)状態でしたのに、これだけの数の方にお越し頂けたとは。有難い反面、昨年以上に申し訳ない気持ちで一杯です。うぅ今年こそは頑張ります~!!
とは言っても、実は思い当たるフシも少々ありまして。夏頃だったかなー、町田康の『パンク侍、斬られて候』読了記事を書いたのと、ほてーさんとの大ゲンカ事件がたまたま近い時期に起こりまして、話題性のお零れに預かった瞬間があったんですな。
丸1日程度でしたが、その時だけで普段の日平均の20倍近いアクセスがあった事がありました…(と言ってもいつもは2ケタアクセスなので)。結構それの影響もあったかと思います。
 
さ、もう始まっている3周目については。先程も触れた通り、あまり間を空けずにブログ更新する…のを最大の目標にしたいと思いますね。
それから欲を言うと、音楽話をあまり出来なかったので今年はそっちも力入れたいなと。語りたいネタはあるのでね…只音楽って言葉にするのが難しい、本当。
後三国志も近い内ばんばん語りたいです!!本当は昨年中に赤壁の戦い迄進むのが目標だったのですが達成出来なかったので(…)、そこら辺も踏まえさくさく読んでいきたいッス。
 
 
ではでは。3周目も変わらずマイペース通り越した亀の歩みで参る事とは存じますが、どうぞ気が向いた折にでも覗きに来て頂ければ有難い限りです~。

新春ワイド時代劇「徳川風雲録」

結局最後迄見ちゃいました~、正月恒例のノンストップ10時間耐久時代劇(笑)。
見るつもりではなかったのでチャンネル合わせた時には父も兄もお亡くなりになっていたのですが(…)、そこから見続けてもぐいぐい引っ張り込まれてしまいましたよ…。原作柴錬の(色々な意味での)骨太さとマツケン主水之助の(色々な意味での)カッコ良さに思わずね!!(笑)


少し前迄はこの時代劇、宮本武蔵とか壬生義士伝とか…わりかし正統派な歴史劇をやっていたイメージがあったのですが。昨年の瑤泉院といい、ここにきてやや異聞録みたいな傾向になったのかな?っと思えるシナリオ路線になってますねぇ。
などと思ってちょいと調べてみましたら、過去にもそれ系統の異説風味な作品をやった事もあるみたいですけど…。
てな感じで今年の「徳川風雲録」も、架空設定が物語の主軸となっているお話。八代将軍吉宗が誕生する迄の紆余曲折を、吉宗自身の人間的成長と…彼が若かりし頃に想い合った女性との間にもうけた、故に将軍御落胤として「日陰」の道を歩まざるを得なくなった青年・天一坊との、切なくすれ違う父子の姿を絡めて描いています。
 
 
何だかんだ言っても、途中から見てものめり込む事が出来た位なので。物語全体に、最後迄引き込ませる勢いと力強さがあった良作だと思います。
原作未読なので比べてあれこれは言えませんけど(随所に柴錬らしさは漂ってる風でしたが)、こういう異聞話はなりきったもん勝ち!!と言うか、細かい事を四の五の言わせない位に作品世界へ引きずり込ますのが大切だと思うので。下手に綺麗事を並べず、異説活劇としての面白さを追求した作りは非常に良かったんじゃないでしょうか!!
実際あんなにうじうじした吉宗や、腹黒々しい越前守が見られるのもこれがフィクション上等作品だからこそ!!ですからね!!(笑)たーっぷりいつもと違う世界を堪能させて頂きました♪
 
 
中でも気になって気になってしょうがなかった……マ・ツ・ケ・ン主水…!!あ、のー、もうあの人ったら、どうしてこうして主人公より出しゃばりっ子なんでしょうか…!!
位置付けとしては元旗本で今はさすらいの風来坊、各地を勝手気ままに放浪し、たまにひょこりと顔を出しては吉宗らに二言三言いい事言ってまたさっと何処かへ去ってゆくという…。作品全体として傍観者的な役割が強いのですが、何だってあんなに出る度出る度殺陣シーンが用意されてるのアナタには!!(爆)名古屋城下に2度も顔出して、2度とも同じ顔触れに囲まれた時には思わず吹き出しそうになりましたよ(笑)。だから言ったじゃん!!言ったじゃん!!
ある意味、何かにつけて生き別れた息子を思いオイオイ泣いている吉宗よか、なんぼかオイシイ場面を貰っていってた気がします(爆)。それはそれでこちらがオイオイですが(滅)。
…あんまりにも堂々と見せ場をかっさらっていくモンで、一緒に見てた母と弟同時に「もしかして、こっちが真の吉宗になるんじゃ……」なぞという無駄な疑念を抱かせてしまいました(爆)。違うから!!暴れん坊上様が出来るまでじゃないから、これ!!
 
 
…なんてな楽しいツッコミもさせて頂きつつ(え?)。しかしラストは何とも物悲しい、しかしこうなるより他なかった、と思えるものでありました…。
松平館で天一が見た、親顕の壮絶な切腹作法。その生々しさを差し引いても、彼の中に最後迄あの所作が将軍一族「らしさ」を象徴するものとして残り続けていたのは…その身体に流れる、将軍家としての血が「共鳴」していた様に思えてなりませんね。
時折抑えられぬ迄にたぎる血を、天一は「おれが天性のワルだからだ」と思い込み続けていましたが…。春菜の言った、「貴方の中に流れる将軍の血が、五体に収まりきらないのです」という表現が、実に良く当てはまっていたと思います。その位天一が「悪行」を為している姿は苦痛にまみれていて、泣き乍ら自らを切り刻んでいる様に見えました。
そして見事な切腹を遂げた後…に、本当に最後の最後で父との対面を果たす事が出来たのは。こんな言い回しでは足りない位切ないですが、最期の餞になった…と言って良いのではないでしょうかね。自らも他者からも散々運命を歪め、歪まされてきた彼でしたが、この位の救いはあっても良かった気がします。
 
 
この後マツケン主水が最後の最後迄オイシイ所を独り占めしてましたけど!!(笑)とにかくも、気付けば12時間近…見事きっちり付き合わせて頂きました。
見る前は食わず嫌いしてましたけど、こんな調子で結構楽しませて貰ったですよ~。きっと変に歴史の方をいじってなかったのが良かったんだろうな。
 
 
 
こんな感じで。私の2008年時代劇初め☆は、こいつで迎えさせて貰いました~。
今年は前にも話した通り「鞍馬天狗」が面白そう!!なんで、1話でも多く見られる様に帰宅頑張りまっす!!(切実)1話完結ものだったら良いな~。
 
…あー、タッキー時代劇を見逃しました…(沈)。古代ローマ見ちゃってた。

2008年1月 3日 (木)

相棒元日スペシャル!!

3日になってしまいましたが、相棒元日スペシャルの話をー!!
題名は「寝台特急カシオペア殺人事件!」。いやいや彼ら発祥の土曜ワイド劇場を彷彿とさせる、遊び心あるネーミングですね~(笑)。
 
 
しかし事件の方は、寝台特急で起こった殺人事件だけには止まらず。
乗り合わせた特命係と、彼らが護送する裁判の重要証人となる男――。ここが脇で起こっていた爆弾騒動と、細い細い糸で繋がり全ての「点」を拾い上げていく展開になっておりましたー!!


事の発端は年の瀬、東京で起こった爆発騒ぎ。幸いにして市民を巻き込む様な大惨事にはなりませんでしたが、当事者と見られる指名手配中の男がこの爆発で死亡、取引相手であろう爆弾マニアも意識不明の重体…で、事件の背景は残された現場の状況から捜査せざるを得ない事態となってしまいます。
実はこの現場、既に公安部が網を張っていたのであります…がっ。泳がせておいた指名手配男に伊丹達が偶然気付いてしまい、これはチャンスー!!とばかりにどかどか追いかけてしまったのが…緻密で綿密な計画を周到に立てていた公安に、この様な「想定外」の事態をもたらしてしまいまして。せっかく大きな獲物を捕らえる為に餌を肥えさせておいたというのに、獲物もろとも闇の中へと消えてしまった――公安部の怒りや、想像するに余りある、所でありましょう。
年内最後の大捕物を夢見ていた伊丹んズ、敢えなく年内最後の大目玉を食らう事となるのでした…(そして新年最初に迄それはもつれ込む)。
 
 
さて、様々な真相が未解明のままであるこの事件で、思わぬ「おまけ」君が確保されまして。
現場で取り引きされた爆弾の代金を、その場から持ち去ろうとした所を取り押さえられたのですが。調べてみればその男、今回の爆弾騒ぎとは何の関わりもない失踪男であったのですねー。
被疑者「確保」から失踪者「保護」へと移行した事態に、関係者は又も苦笑するばかり。
しかしそれだけでは終わらなかったのが…この男が、只訳もなく行方をくらました訳ではなかった所。実は札幌で公判中の裁判で重要な証言をする予定…だった人物の様で、北海道警から直ちに護送する様に、との要望が届いたのです――。
 
…そこで白羽の矢が立ったのが、警視庁特命係のお2方。
どーせ正月だってお前らヒマだろ、と言わんばかりに、部長から直々のありがたーい御命令(血涙)を受けました特命係。たまきさん&美和子さんとの新年会返上で、急遽札幌へ向かう寝台特急「カシオペア」へと乗り込むのでした…。
 
 
主題の寝台特急殺人事件については、所謂犯人が逃亡不可能な状況で右京さん達が推理を進めていく「犯人はこの中にいる!!」パターン。乏しい状況証拠に迫るタイムリミット、が話の流れをスリムにスリリングに仕立ててくれた感じでしたー!!
所々結論を急ぎすぎてる感はあったものの、最後犯人に辿り着く迄の辻褄はきっちり出来上がっていた気がするので良かったんじゃないですかね。「ヒロキ君」の部分は私も最初聞いてておや?何で知ってるの?とは思いましたけれど、相手の家庭がそれなりの上級階級っぽい雰囲気だったのでそこの付き人か何かかなー、と勝手にひとり合点しておりました(爆)。うーん思い込むのが悪いクセ☆
 
 
せっかくの2時間スペシャルなので、何ならこの事件一本をみっちり~でも面白かったとも思いますが。それでは通常のワイド劇場と変わらないからか、ここからが「相棒」としての本領発揮とも言えそうな畳みかけ方でした…。
カシオペアに乗り合わせて、且つ謎を残したままになっていた「犯人以外」の乗客達。彼らが只の思わせぶりキャラで終わらない、僅かな接点からあっと言わせる関わり方をしていくのですね…!!


…という姿勢はなかなかに評価したい所なのですが。やー如何せん勿体なかったのが、あの寝台特急内での事件が思いの外ストーリーを分断してしまった…様に思えた所ですかねぇ…。
繋がっている展開はとても面白かったのですが、殺人騒ぎの時にもういくつか山場を迎えてしまったので、後に続く爆弾騒動の真相迄そのメリハリがもたなかったというか…。色々盛り込んでいた分、ひとつ一つの謎に対する向き合い方に早足感がみられてしまったのが否めない気がしますねぇ。
むーでもまぁ、ちょいと贅沢な要求であるかもしれませぬ。あれだけの話を飽きさせずにまとめた点は、十分評価出来ると思いますー。
 
 
そして内容の他に。スペシャルらしく、脇キャラ達の絡み方もいつもより大放出♪で、ファンとしては嬉しい作りになっていましたね!!
とりわけ今話の注目ポイントは、大河内さんの知られざる生態……と言える迄には、彼はさしてさらけ出している訳でもありませんでしたが(笑)。何やらやたらと大河内さんが顔を出しておりました…。
個人的に…は、大河内さんと官房室長のやりとりが妙に大人げない張り合い方をしてる風に見えたんですけど気の所為ですかー!?(気の所為ですね)ちょ、何なの大の大人が俺の方がいや俺がみたいな杉下さんの取り合いっぷり(だから気の所為ですって)。
新年早々モテ系まっしぐらな右京さんで何よりです☆
 
 
 
思えば昨年、今シリーズこそ全話欠かさず見るぞ!!っと息巻いてはいたのですが。結局又連続して見られない日々が続いてしまっておりました…(滅)。
まぁ新年迎えて仕切り直し、という所で。又マイペースに楽しんでいきたいと思います~。

2008年1月 2日 (水)

明けまして2008年

もう2日になってしまいましたが、遂に2008年が幕を開けました。
皆様明けましておめでとうございます。
 
 
昨年2007年を振り返ります…と、私にとってはえらく早く過ぎ去った1年でありました…。本気でつい1ヶ月位しか経っていないと思ってた事が、実は2、3ヶ月も前の事だったと気付いて愕然とした事もしばしば。
…おう、確か年月の流れって、年を重ねる程に早く感じる様になるんでしたよね…。マズイ。
 
 
そしてブログに関して言えば、もう本当に不定期も不定期なノロノロ更新しか出来てなくて本当に不甲斐なく申し訳ないです。ドラマ感想みたいな連続記事は特に、帰宅時間が遅くなる→時間ない→ドラマそのものが見られない→記事も更新されない…という、負のスパイラルが生じてしまってましたね。はぁ。
一応の目標は平均1日1記事は上げる!!…だったのですが、それには遠く及ばぬ更新回数でありました。本当申し訳なく。
今年は出来る限り、もっと更新頻度を上げられる様に努めたいですねぇ。大河は今の所見る可能性は低いですが、木曜時代劇の「鞍馬天狗」はチェック入れてるんで又あれこれ語っていければと思います!!
 
 
で、最早あまり当てになってない(…)今後の更新予定についてですが。
一先ず先程見終えた相棒元旦スペシャルー!!と、実はこっそり迎えてましたブログ2周年の話を近々上げます。
それと昨年も行った、年間マイヒット本&音楽の2007年版も書きたいと思っておりまする。本の方は粗方イメージ出来上がったのですが、音楽が一寸整理不足なのでこちらは少々遅れるかもしれません。
今の所、はっきり言い切れるのはこの辺りでしょうか…。後は正月どう過ごしたかにより若干の変動が。雪之丞変化は見るのか、私…?見るのか……。
 
 
そんなこんなで、新年迎えましても相変わらずなまったりモードでおりますけれど、どうぞ本年も宜しくお願い申し上げます。

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