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2008年1月20日 (日)

NHK木曜時代劇「鞍馬天狗」第1話

ちょいと遅れて週末になってしまいましたが、待ちに待った木曜時代劇新作「鞍馬天狗」見ましたー!!
いやぁもう実に熱く!!燃えたぎる正義感に敵味方登場人物達の威勢の良さで熱気ムンムンー!!なのを野村萬斎さんの涼しげなお顔がどうにか中和してくれているという(笑)。そういう意味でもバランスの取れた(?)新作だったと思いますよ☆
 
 
第1回目の今週は、鞍馬天狗が出来る迄のお話。
時は幕末、幼き頃より山奥で、後見人と思しき爺やと暮らしているのが本作の主人公・小野宗房。彼は爺や扮する「鞍馬の大天狗」相手に日々、剣術の鍛錬をしておりました。
そして遂に、その「大天狗」に打ち勝った日…彼は自分達が何故、今迄人目を忍ぶ様にこんな場所で暮らしてきたのか真実を知る事になるのです。それは実の父が「謀殺」により命を落としたという疑い――本来小野家の当主であった父を、叔父である小野宗行が亡き者にし…自らがその地位を簒奪した、という過去でした。
確固たる証拠もこの手にはなく、故に真実は闇に葬られようとしていますが、しかし叔父一味は小野家「嫡男」である宗房を必ずや邪魔者扱いするであろう――。為にこの時迄爺・浦部は宗房を人里離れた地で匿い、いつの日か父の無念を晴らさせる為に武術の腕を磨かせていたのでした…。
 
 
そして浦部の遺志を継ぎ、山を下りて京の町へと赴いた宗房。しかし長い事、しかも物心ついた頃より他に人も住まぬ山奥で暮らしていた彼は…心根が純朴純真、そして当然世間知らず。正に思うままのマイペースな行動を次々やってのけるんですねー。
先ずは父の死について真意を問い質す為、叔父の屋敷へと足を運ぶ宗房。勿論公家の御屋形様(って言わないのか)に突如ぶらりとこんにちは~なんぞ出来る訳がないのですが、そんな事は毛頭考えません。「小野宗行殿にお会いしたい(笑顔)」とひと言、門番達を押しのけてにこにこ屋敷へ入ろうとしますが頑なな門番達により門前払い(当たり前)。むうおかしいな、と周囲を歩いてふと外塀に目をやり…そっかー、ここからだったら入れるぞ♪っとひらり乗り越えこんにちは~(不法侵入)。ここでもやはり泡を食って出てきた家臣達に取り押さえられますが(至極当然)……奥より現れた叔父その人は、拍子抜けする程の歓待で宗房をもてなしたのでした。
 
 
…しかし哀しいかな、浦部の遺言と叔父の笑顔どちらが真であるのかは――屋敷に泊まったその日の夜襲、により否が応でも知る事となってしまうのです。
 
 
流石にあの親しげな素振りを丸ごと鵜呑みにはしていなかったでしょうが、しかしあまりにもあからさまな叔父の裏切り。宗房の真っ白な心に深い傷を与えるには、十分過ぎる仕打ちです…。
宗行の娘・白菊姫の助けによりその場を逃げ出し、失望と怒りに震え街を見渡せば…右も左もこういう忌まわしい事ばかりで。対立関係にある藩士同士で日々起こる刃傷、倒した相手をこれ見よがしにさらし首とする歪んだ敵対心、更には命乞いをする者へ振り下ろされる無慈悲な凶刃――。街へ下りた僅かの間にこんなおぞましい光景をいくつも目にし、宗房はうんざりした気持ちになっていました。
 
そして、彼の中にたぎる熱い正義感…が、こんな決意へと駆り立てるのです。「この国を正したい。『正義』という名の下に」――。
そこには今世情を騒がせている、佐幕倒幕攘夷と言った思想めいた動機づけは全くなくて。只己の感情が故――しかし誰よりも「人間」としての根本に立ち返っている様な、激しく真っ直ぐな意志でありました。
 
 

初回はこんな流れでしたが、やはり野村萬斎さんの持つ雰囲気が良く活きていますね☆正義に燃える熱血漢なのですけど、飄々としたいたずらっぽさがかなりあってさっぱりした仕上がりになってます~。
ともすると暑苦しかったり鼻についてしまう正義の語り節も、あの何となく浮世離れした清々しさで言われるとあまり嫌味っぽくないというか。勿論随所で力のこもった言動はあるのですけど、それが上手い加減になっててこのご時世にもするりと耳に入ってきます。萬斎さんならではの持ち味があってこそ、なんでしょうね。
狂言師らしい独特の節回しも結構見受けられましたけど、時代劇に合わない個性ではないので。それもそれとして認めた楽しみ方が出来そうな気がしてます♪
 
 
そして今回の最大の見せ場!!「鞍馬天狗」登場ー!!の場面は…時代劇らしい切れ味の良さと時代劇らしいツッコミ所に満ち溢れていましたよ!!(イヤイヤ褒めてます褒めてます)
何かですねー、もう色々な意味でよくやったぜNHKってカンジです。この上ないタイミングでの登場や瞬時の決断の筈なのに完璧に整えられた装束やこれだけ知ってて通りすがりを装うんならお前は神かと言わんばかりの内情喋ってんのに(あ、天狗か)一向に正体に気付かない白菊姫や…!!言いたい事はわんさかあるのに四の五の言わせない堂々たる風情。こーの絶妙な匙加減、昨今の時代劇では久しく見られなかった娯楽性です。参りました。
アレなんですよ、往年の「志村、後ろー!!」みたいな安心した楽しみ方が出来そうな期待が持てますね(何もコントに例えなくても)。ますます木曜が楽しみです。うっはは。
 
 
 
実を言いますと、私この「鞍馬天狗」と名のつく作品群はどれも見事に触れた事がなかったのですよ…。大佛次郎の本や過去のドラマ作品どれも。
だもんで本当、始まる迄舞台が幕末と言う事すら知りませんでしたが(うっわ…)。そこら辺も重々承知の上で、とにかく純粋にこのドラマを楽しんでいきたいと思いまっすー☆

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