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2008年7月 6日 (日)

055 「戦記」からイメージする本は?

お久し振りっす。
やっとEURO時差ボケから脱却しつつあるなるとです…。スペインのアクティヴなサッカーには本当わくわくさせて貰いましたねー!!こういう時代が訪れるのもアリかと思ってまスhappy02
したら今度は、蒸し暑い暑ーい日々が…sweat02うぁ、遂に私の苦手な季節がやってくるので…すな……wobblysweat01
 
 
さて、久々に通常モード(?)に戻りまして。「イメージが結ぶ100の言葉と100の本」から、今回は「戦記」からイメージする本について語りたいと思いますー。
これに挙げたいのはやはり、クイントゥス著の『トロイア戦記』…。私の大好物ジャンルの1つである、古代ギリシャのトロイア戦争を描いた叙事詩でス!!


このトロイア戦争を描いた作品…で有名なのは、やはりホメロスの『イリアス』『オデュッセイア』かと思いますが。
『イリアス』は、トロイア遠征中にギリシア軍内で生じた総大将アガメムノンとのいざこざによりアキレウスが不参戦の意志を示し…そこから苦境に立たされたギリシア軍を描きつつ、トロイアの猛者ヘクトルとアキレウスの対決!!迄を描いた物語。『オデュッセイア』は終戦から10年後が舞台で、海神ポセイドンの怒りを買い未だ故郷への帰還叶わぬオデュッセウスが遂に故郷を目指し旅をする姿…を、故郷で彼を待ち続ける妻と父を捜し旅立つ事を決意する一人息子の様子を交えつつ描いた物語です。
 
で、クイントゥスの『トロイア戦記』は、丁度その間に挟まる時期を描いた物語。
トロイア戦争の後半~終焉迄が作品の舞台です。
 
 
ホメロス作品に比べ、知名度はそうでもない作品なのですが…。内容はあの「アキレウスの踵」や「トロイアの木馬」等々、実はかなり馴染み深い逸話をすっぽりカバーしてる物語なのですー!!
そして登場人物のボリュームは、『イリアス』同様ギリシア、トロイア共に満点ですので。骨格しか把握してなかった逸話の真相や裏舞台を、じっくり味わえると思います。
 
それからホメロス作品と同じく、神話的要素も健在です。ここでもオリュンポスの神々達が、そこかしこで人間達の戦に介入を致しておりますよー。
ギリシアの神話作品で何が魅力的って、この神々の神様らしからぬ人間臭さだと思うんですよねー(笑)。神様だってのに浮気はするし、うっかりミスはするし、逆恨みはするし…でも言い訳は神様並みにご立派で、尻拭いに自身の神々しい絶対的パワーを用いちゃったりするのである意味タチが悪いというか(…)。
『トロイア戦記』はさ程でもなかったかと思いますが、顕著だったのは『イリアス』ですかね。時に人間以上に私欲や私怨最優先で立ち回る神様達。人間同士が小競り合い繰り広げてる頭上で、世紀の姉弟ゲンカを繰り広げる神様達…お願いですから余所でやって下さいませ(土下座)。
 
 
 
とまぁ、結構個人的にオススメしたい古典作品であります。
只登場人物が…あの日本人には浸透しづらい特有のカタカナ名さんがわんさか出て参ります。自然、人物同士の相関図も結構なものに…。私はこの本で「従兄弟おじ」という間柄を初めて耳にしました(笑)。
なので、いきなりこの本から読むのは結構骨が折れるかもしれませぬ。『イリアス』から結構引き継がれてはいるんですけどね…あれも結構長編なのでね…。
なかなか軽々しく人に勧められないお気に入り作品です。葛藤!!



クイントゥス著/松田治訳『トロイア戦記』 書籍情報はこちら→アマゾン bk1


企画元様→ 「イメージが結ぶ100の言葉と100の本」

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