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2008年8月 9日 (土)

057 「中国」からイメージする本は?

只今北方三国志感想書き綴り中…にちなんで?「イメージが結ぶ100の言葉と100の本」の方も、「中国」にちなむ本を取り上げたいと思います!!…あ、あの祭典とも丁度タイムリーですねそう言えば。
ここはもう、まんまな…陳舜臣著『中国畸人伝』とさせて頂きまする~。
 
 
中国三国末期~唐にかけての歴史上人物を題材にした短編集、であるのですが。ひとつ特徴的なのはその人物選出と言えまして…歴史の表舞台ではあまり姿を見せる事ない人物で、とりわけ「畸人」と表現するに相応しい少々風変わりな者達を取り上げておるのです。
チョイスとしてはまぁなかなかにマニアックでしょうねー(笑)。
私は中国史疎いので、事前に知っていたのは「竹林の七賢」に名を連ねた阮籍と王戎程度でした。
 
ここに出てくる人物達は、皆揃って非凡な才を持っています。その才を持ってすれば名のある英雄に取り立てられたり、一廉の人物として後世に名を残す事疑いなしである傑物ばかりであるのですが…。
…どういう訳か揃いも揃って、彼らはそういった「出世欲」とは全く無縁な精神の持ち主ばかりなんですねー…。寧ろ己の存在が世に出るのを厭う姿勢すら見られます。
故に彼らは、時の英雄や為政者から自分の存在を悟られぬ為に、自らのその非凡な才覚を用いる事となります。それでも目に留まり表に出ざるを得なくなったり、本当の安穏な日々を得る為にはひとつの時代が終わるのを見届けなくてはならなかったり…。
人が羨む才能を持っているばかりに、人には分かって貰えない苦悩を抱える事となった者達の生き様をしっかりした筆で描いている良作でした。
 
 
私にとっては初陳作品だったのですが。題材文体物語共々、相当に”当たった”好作揃いでありましたです!!
前半は三国志の後半部分と時代的にリンクしてますので、一種のサイドストーリーとしても楽しむ事が出来そうですね。
時代の変遷に伴い、「畸人」の種類が段々変わっていってるのも興味深いです。乱世から離れるにつれ、同じ俗世に背を向ける生き方でもより個人主義的な色合いが強くなっていますね。
 
 
あ、中国と言えば、実は私こっそり今年の抱負に宮城谷昌光に挑戦するーと掲げているんですよ(抱負と呼べる程大層な目標なのか)。
もう下半期に突入しちゃいましたね。ここから巻き返したい所です…はは。
 
 
 
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企画元様→「イメージが結ぶ100の言葉と100の本」

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