2016年2月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29          

生存確認兼本・音楽置場


  • Instagram
  • 音楽
フォト

_

  • ブログランキング・にほんブログ村へ

感想一覧(随時更新)

現在挑戦中

リスペクト

  • 川の果ての更に果てに
    北欧サッカーを中核に、幅広くスポーツ話や時事問題について語ってらっしゃるブログ様。親しみ易くて思慮深さも感じる語り口が気に入っています♪
  • 千之道(未舗装)
    歴史系の本やゲーム、時代劇等について書いてらっしゃるブログ様。取り上げる作品達が揃ってセンス抜群で、毎回ツボ突かれてますよ~。

最近のトラックバック

通算カウンタ

無料ブログはココログ

« 2011年1月 | トップページ | 2011年7月 »

2011年2月の1件の記事

2011年2月 1日 (火)

大河「江~姫たちの戦国~」第1回

大層今更ですが、今年の大河「江」の感想を順繰りに。
現時点では、ドラマとしてとても面白く見ていますnotes
 
そんな風に引き込まれたのは、やはりこの第1回の出来だったでしょうね。
例によって主役の幼少期(今回は出生でしたが)からのスタートでしたが、間延びさせずに上手く現在へつなげている上、登場する人物達や物語性も非常に魅力的でありました。
 
 
まず、話は江ら三姉妹の母、お市の方の輿入れから。
織田信長が浅井家との関係を深める為、妹の市を浅井長政の元へ嫁がせる事を決定。戦国の世、相手の姿を見もしないまま、何なら敵国へ単身乗り込む形で武家の女性が嫁に行くという図は、何も珍しい事ではありませんでした。
市も当然、そういうものだと承知の上で嫁ぐ決意を固めます。そして己に言わずとも課せられている「使命」も…。現在は織田と同盟関係にある浅井ですが、浅井が長年懇意にしている朝倉との関係を考えるといつ織田に牙をむく存在になるやもしれず…そうした可能性に備え、何か良からぬ変化があれば兄信長に知らせるという半分間者の様な立場を覚悟し、又相手方も自分をその様に見ているという覚悟をも決めて、市は浅井家へと向かいます。
 
して、辿り着いた近江の地。
静かな警戒心を顕わにする市の前に現れた「浅井長政」という男は…彼女の気張った心を解きほぐす、涼やかな笑顔で自らの領土・近江への愛情を語る真っ直ぐな男でありました。
 
良かったです、この浅井夫婦が距離を縮めていく流れ。めっちゃ良かった。
段々頑なさを解かしていく市と、それだけの大らかさを見せつつも彼女の「信長の妹」という立場を慮り、自分の奥の奥にある気持ちは口に出さぬままの長政。この2人が気持ちを寄り添わせていく姿が微笑ましくて、切なくて、ニヤニヤハラハラしながら見守ってましたcatface
正直、一瞬もう浅井夫婦の大河で良いやって思う位にツボでした(またそういう事を)。
 
 
しかし浅井家を取り巻く状況はどんどんと変化していきます。遂に朝倉家が織田家へと槍を向け、つながりの深い浅井も彼らと行動を共にする事を決意します…。
市は織田家の血筋で浅井家の嫁という微妙な立場となりますが、彼女は長政の妻として、2人の娘の母として、「浅井の者」としてこの戦に立ち向かう事を決めたのでした。
娘をもうけ、夫と心を通い合わせ…そして近江の地で過ごした豊かな日々が、彼女の心をこれだけ変化させたんですね。
 
 
この辺りの描き方もコンパクトながら丁寧で、戦況が刻々と悪くなる様にはこちらも心が痛くなりました…。
どんどん浅井が劣勢に立たされていく中で市が子を宿し、その子を「産まぬ」と決めたシーンがありましたが。世継ぎをもうけるのがかなり重要だった戦国の世で、まだ男女も判明しない中そんな決断するのかな?と感じましたけど、思えばこのまま落城したら普通は一家共々城を枕に討ち死にですよね…。
市の場合は、敵方の織田信長が実兄な為、その気になれば助命嘆願も叶う状況であったでしょう。でも彼女はそれを良しとしなかった。何故なら、彼女の心はもう「浅井の者」であったから。
そういう決意が伝わってくるシーンだったと思います。
 
この決断は、長女茶々の文字通り「決死」の制止により、どうにか未遂に終わります。
そして合戦の物々しい騒音の中、産まれた3番目の娘――この子が、今作のヒロイン「江」であるのでした。


この第1話はこの後の落城、夫と運命を共にすると決意していたものの叶わなかった市の慟哭、そして…その無念な思いが、兄である信長をすら恨む感情となって市の心にふつふつと募っていく様迄を描いています。
もはや彼女にとって、信長は兄(身内)である前に夫の「仇」であるという心情となっています。ましてや完全に「父」長政への情愛だけが判断材料の茶々、初の2人の娘達は、信長への恨みたるや計り知れないでしょう。
そんな中で…世を生きるつらさや悲しみを知る由もなく、微笑んでいる赤子の江。その無邪気さに、母子は泣き笑いながらも心にひとつのあたたかい光が生まれたのではないでしょうか。
 
 
 
とまぁ、もう先月初めの話だというのに長々と思いを綴りました(笑)。
全体としてはこんな調子で、人物描写にも期待が持て、無理のない程度にドラマ性もあって結構先が気になりますhappy02多少俗っぽい展開は全体の勢いでカバー!って感じだし。
今後も楽しみに追っかけ、気ままに感想書いていきたいと思います~。

« 2011年1月 | トップページ | 2011年7月 »