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2013年1月の2件の記事

2013年1月19日 (土)

大河「八重の桜」見ました

第2回の再放送からですけどね、いや~なかなか面白そうじゃないですかhappy02

 

綾瀬はるかさんの体当たりな演技、とても好印象ですheart04
正直ドラマで使われてる方言っていつも「よそよそしさ」が耳について、そこが気になって集中出来なそうだなーどうだろーと敬遠してたのですが。子役の評判が頗る良いので試しに見てみたら、その子役の子も一直線で良かったし、綾瀬はるかさんになってからもそのひたむきさが継続されてて良かったと思います!
確かに方言として聞くと、格別上手いって訳ではないんですけどね(子役の子はちょっと聞いただけだけどかなり迫真だった!)、でもいつも気になる「よそよそしさ」が薄かった気がするんだよなぁ。言葉に泳がされてないというかね、ちゃんと八重というキャラクターを軸に言葉を紡いでいる印象があって、だから台詞がちゃんと心のこもった言葉になっていたように感じました。
後で綾瀬さんのドキュメンタリー見たら、撮影してない合間の時間にも会津言葉風味で喋っていたりして、役作りにとても真剣に向き合ってる姿に感心し合点も行きましたです。こうして台詞を自分の言葉にしていってるんだなぁ、と。
これから1年間ありますからね、こういう真摯な姿勢で取り組んでいる役者さんなら、きっともっと良くなっていくんじゃないかなー!と期待も高まっていますshine

 

まーそして、西島秀俊さん演じる八重の兄・覚馬さん私大好きですめっちゃ好みです(知ってた)。
兄属性に大変弱いのですよcatface実直で一本気で妹思いで、うははもうたまらん好き好き。
その内川崎尚之助が転がり込んでくるみたいだし、兄と親友と妹の関係性が楽しみでなりませんnotesニヨニヨしてまうー!

 

ニヨニヨと言えば、松平家の義姉弟妹の関係も気になってたまりません!
確かうろ覚えな知識だと、彼らは相当過酷な運命を生きる事になると思うのですが。対照的に兄弟仲が大変睦まじくてね、その落差が切なくてつらくなりそうだけどあのほわほわした仲の良さは見ていてとても微笑ましい。
こちらも描写が楽しみです。

 
 

後は昨今の大河にありがちな「全て八重様の言う通りー!」的なわっしょい具合がどの程度かが気にかかりますけど、まぁそこはある程度しゃあないと甘受して楽しんでけたらと思います。その程度のテイストであって欲しいという願望含め。
個人的にはかなり朧気な知識しかない時代と舞台なので、割かしこんなもんかーくらいで受け入れられる、のかも。いやそれもどうなんだって話ですが。

今年は久々に大河をチェックしていきたいと思いますーheart01

2013年1月 5日 (土)

鬼平犯科帳スペシャル『泥鰌(どじょう)の和助始末』

見ました~鬼平スペシャル。流石安定の鬼平クオリティcatface
ザ・時代劇!という安心感と情緒ある世界観がたまらんかったですよー。

 

物語は、かつて江戸の町を舞台に鮮やかな手口で盗みを繰り返していた男・和助と、それを追う火盗改めとの捕物劇を、静かな緊張感を漂わせながら描いています。
和助の手口が鮮やかと評される所以は、何と言っても用意周到さと文字通りの「静かな盗み」。実は腕の良い大工である和助は、大店の改築仕事等にて腕をふるっては、その際にそっと「仕掛け」を仕組んでおきます。一見すると何の変哲もない商家、けれどそこには仕掛け者だけが知っている「道」が出来ている…。後は機を待ち、その「道」からひっそり忍び込んでそっと金子を頂いていく。当然「仕掛け」た時からは幾年もの年月が経っている事もざらで、随分とながーい期間にわたり盗み支度を整えるのが特徴です。
その静かな手口と盗人の三原則とされる「殺さず・犯さず・貧乏人を狙わず」を守り抜く姿勢から、事によっては盗みから相当経つまで気付かれなかったという逸話もあるほどで。ゆるゆると忍び込む様からついた通名が「泥鰌の和助」であるという話です。
 
その和助が、現在鬼平らが動きを追っていた盗賊・不破の惣七と組んで数年振りに盗みを働こうとしている、と察知した火盗改め。
もう盗人稼業から離れて久しい和助が、何故今になって新たな盗みを働こうとしているのか。背景を探る内に、和助が歩んできた哀しい人生とそこで起こってしまったむごい出来事が明らかとなり…そこから「大津屋」という紙問屋が標的とされる可能性が高いと見えてきました。
 
が、和助の手口は先に記したとおり、先に「仕掛け」があっての「泥鰌」仕事。
狙いを定めたであろうお店には当然「仕掛け」がなければなりませんが、当の和助はもう何年も前に盗人稼業から離れており、大工仕事もとんとしておらず、今はその器用な手先で子どものおもちゃ作りを生業としております。
更には昔から、和助は「仕掛け」までは仕組むものの盗み自体は当時の名のある大盗賊の親分に任せる、という姿勢でもあったようで。和助自体が盗みの動きを見せるのか、という面でも火盗改めは見張りを絞り込めずにいます。

積み上げていった情報から彼らの狙いは明らか、しかし確証はない…。じりじりともどかしげに和助らを追う鬼平達と、そんな火盗改の腕を警戒しながら静かに支度を整える和助、そこにやや物騒な盗賊・惣七らの思惑が絡み付いて、静かな描写の中徐々に緊迫感が増していくスリリングな展開となっております。
 
 
正にこの、刻一刻と迫り来る押し入りの日を前に、密やかな攻防を繰り広げる和助と鬼平達の描写がとても良かったです~!
互いに己の役目に対して意地と誇りを持っており、年季の入った様子が気の抜けない緊張感を演出していますね。
本当に大津屋に押し入るのか、背景を辿るに間違いはないだろうが肝心の「仕掛け」を拵える為のつながりが見つからない、手口が読めないだけに包囲網も満足に敷けない…このもどかしさ。
ギリギリの段階まで確固たる証拠が掴めず、手探り状態の中相手に翻弄されていくさまに見ているこちらも気が気でなく。そこからの土壇場起死回生の突入劇、見事でありました!
 
更には、鬼平と和助がそっと心を通わせる様も、物哀しくて心にしみましたね。
若かりし頃にグレていた鬼平が金欲しさに一度だけ盗人の片棒を担ぎそうになった時、その盗みを指揮していたのが泥鰌の和助でありまして。和助はその時、鬼平を一瞥して「盗みの手伝いが欲しいとは言ったが、誰でも良いって訳じゃあねぇ」と即断。「目が澄み過ぎている男だ。金が欲しいならくれてやる、悪の道に入っちゃあ、いけねぇよ」と静かに、しかし力強い口調で諭したのでした。
そんな「恩義ある泥鰌」である和助ですが、今や鬼平は「鬼の平蔵」と恐れられる火盗改方長官。和助は出戻りであるものの、かつてそのひっそりした手口からなかなか尻尾を掴ませなかった名うての盗人。「これが、おれの仕事だ」と決意を胸に和助を追う鬼平、切なくも凛々しかったですねー。
 
だからこそ、ふたりの最後の掛け合いもたまらなく趣深く、哀しかった…。
「死なせるもんか、この鬼の平蔵が、泥鰌の和助を捕まえるんだ」と声を震わせながら語る鬼平に、「どうかねぇ…。そう上手い事、いかせやしねぇよ…」と僅かに残った力でそっと微笑む和助。
終始静かに、ただ静かに、泣きも喚きもせずに和助の死を噛み締めるように佇んでいた鬼平の姿が、彼の中に押し寄せる種々の感情を何よりも表していたような気がして。じんわり涙がこみ上げてきました。この穏やかに哀しさを描く演出が本当良かった。
 
和助はかなり人を見る目に長けていたんだなぁ、ともしみじみ感じますね。
自棄っぱちになっていた若き日の鬼平の事もちゃんと見抜いていて、やがて鬼の平蔵とまで呼ばれる不動の火盗改方長官にまでなっていった訳だし。
対して和助にとって恩義ある親方の息子である徳次郎には、正直裏の稼業に向いてねぇなと見越していた様子が滲み出ていた気がしますね。実際女の色香にまんまと狂わされた訳ですが、その後の顛末を見ても何とも小物感溢れ出る逆上っぷりで、そこら辺の浅さを全部察してたんだろうなーと思います。
 
 
そんな和助が最期に為した盗人としての大仕事。
火盗改方に捕らえられる事となり、盗んだ金子は全て大津屋に戻されはしたのですが。
しかし金子と同時に盗み出したもの、店の書付を川に投げ捨てたおかげで大津屋の信用は地に落ち、じわじわと店が傾き2年後には潰れてしまったそうです。
和助の一人息子・磯太郎が酷い目に遭わされ、果ては濡れ衣を着せられて首を括る原因となった大津屋。その店にこうして年月をかけた復讐を成し遂げた事が、最後の語り通り「泥鰌らしさ」を感じてニヤリとさせられました。
和助と組んだ惣七が物騒な浪人共を集めていたり、鬼平も「和助らしくねぇ…」と首を捻った動きもあったもんで、復讐の為に和助は信条を変えてしまったのかなぁと気にかかっていたのですが。金蔵の中で書付類を熱心に漁っていた姿を見て、あぁやっぱり基本は変わってないなぁと変に安堵したものです。あれ息子の無実を晴らそうと出納帳か何かを探ってたのかと思ったのですが、もっとお店の根本を揺るがす大仕事だったのですねー。
大津屋現主人の兄はまぁ、善意の人を貶めておいてちくりとも良心痛めてる風でもなかったので、因果応報だと思うのですが。磯太郎を不憫に思ってお墓参りを続けていた妹らには罪がないので、そこが若干心苦しい…。せめてその後の人生を、幸せに過ごしていて欲しいと願っています。
 
 
 
そんな鬼平スペシャル、ばっちり堪能させて頂きましたよ~heart04
こう、年に1度の風物詩で良いのでね。じんわりしっとり染みる時代劇として、出来る限り続けて欲しいものです鬼平。

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