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カテゴリー「時代劇」の47件の記事

2016年2月21日 (日)

今年の大河「真田丸」が良すぎてですね

またこのブログに戻って参りました。
最後に更新したのは2013年かぁ。時折ふと気になっては、放置しっぱなしよりもすっぱり削除した方が良いのかな、なんて思ったりもして、それでもついついまた放ったからし続けて今に至る訳ですけれども。
今年の大河「真田丸」がとても自分的ヒットで、Twitterで語る感想がだんだん熱くなってきているのを自覚し始めたので、こういう場所にまとめようかなと思い立ったのでありました。
昔のようにしっかり記事としての感想が書けるかどうかは、ブランクによる能力面で厳しいかなぁと感じていますが。基本はTwitterで強く語った部分をベースに文章として整える、程度の内容として、これから気の向くままにまた記事上げてこうと思います。よろしくお願いします。


もう何話か進んでいますので最新の第6回の感想をベースに、これまで見ていて好きだなーと感じたところの話を。
第6回で好きだったのは、昌幸と信繁が信濃の夕暮れを見つめながら心を通わせ合うシーンでしたねぇ。この回もだけど、作中で昌幸信繁と信幸のこの先の歩む道の違いを感じさせる部分があるなとは、以前から思っていて。この場面も、それをひとつ印象づけるようだったなぁと感じました。
信幸は本当に真っ直ぐで、誠実で、正しい。だからこそ昌幸は真田の家を継ぐ者として見込んでいるし、揺るがぬ全幅の信頼を置いている。けれど魂の共鳴というか、心情的に近くで寄り添っているのが信繁なんだろうなぁ…と。やがてともに九度山へ送られ、そこで生涯を閉じる昌幸の傍に最期まで居た信繁が、その父子が今回こうして気持ちを通わせる、故郷の美しい風景を眺めながら…という姿がとても胸に響いて、良かったです。この光景が昌幸最期の場面で活きてくるのかな…という期待も抱いていたり。想像すると一気に切なくなりますが。
あと個人的に、私が長野史跡巡りで目にした夕暮れを想起させまして。場所は全然違うけど信繁が語ったような山々に沈み行く夕日があって、それが本当に静かで、その静けさにかつて戦乱の世を生きた人々もこの風景を見ていたのかなと、その時はきっと穏やかな時間だったのかなと感じたのを思い出しました。それもあって、この回は自分の心に響いたなぁ。話としては昌幸父ちゃん開き直って元気になったよ良かったね!くらいの進み具合でしたけど、あの信濃の風景を語る場面が個人的に胸にしみたので好きな回です。
この回の真田丸で信繁が語った郷土への想い、これが彼らの行動原理であるのを改めて印象づけた回だったなぁとも。自分の生まれ育った場所が、風景が、人々が好きで、その場所を守る為に戦っているのだなと、それが歴史的な出来事と時に重なりながら生きていく人々を描いているのだなと、改めて感じました。
これは真田丸を見始めてからずっと感じている事で、このドラマを信頼を伴い楽しんでいる部分でもあります。初回の武田勝頼の描写とか、今だと大河ドラマでは大抵大きな山場として盛り上げにかかる本能寺の変をあっさり終わらせて、その後のてんやわんやに重きを置いていたりとか、正に「その時代を懸命に生きた人々」を真摯に描こうとしているんだなって感じたんですよね。歴史上の大きな出来事に無理矢理絡めて存在感を描くのではなく、そうじゃないところに人々の戦いや生きざまはあって、それが後世に語り継がれているのだと。歴史上の人物描写は史実だって諸説あるし一概に良し悪しは言えないけれど、所謂モブとか引き立て役を作ろうとせずに、その時代を生き名を残した先人を大切に描こうとしているように感じました。それぞれの人物に対するリスペクトを感じます。
特に武田勝頼の描き方で、あぁこのドラマは信用出来るなって思いましたね。何か上からな言い方ですがw 勝頼って真田が主役だと特に、意志の弱い傀儡二世とかにされて真田さんカワイソーな流れにもってかれる事も多いなって感じてたので…良かったですあの扱われ方は。


それからもうひとつ見始める前に懸念していた、兄信幸が弟信繁の安易な引き立て役にされやしないだろうか、というのも、見事に払拭してくれました。嬉しかったです。
第3回で昌幸が信幸に「お前は嫡男だから、自分に何かあった時は真田家はお前に全て託すつもりで残すんだ。頼んだぞ」と語った場面で、ぼんやり感じていた作品への信頼が確信になりましたね。あれを連れて行くと言った信繁本人の前でスパッと言い切る昌幸には凄みを感じたし、信幸がそれですっと気持ちが据わったのも単に鬱屈した嫉妬心が解消されたんじゃなくて、父の覚悟を汲み取って自分がこんな小さな事でうじうじしてる場合じゃないって自覚したんだよなと。単なるご機嫌取りだったら信繁のいないところで耳打ちすれば良い話だし、あの昌幸だったらそのつもりだったらそれなりのやり方してただろうから、敢えてあの場で言った事にはものすごく説得力がありました。そしてだからこそ、信幸が覚悟を感じ取ったのだなというのも伝わりましたね。あの時の信幸の表情が最高に良いです。
この先の昌幸の生き方を改めて思うと、ここで信幸に語った言葉は、この先ずっとずっと変わらない昌幸の思いをはっきりと語っていたんだなぁと感じます。胸に迫るものがある。

そして信幸信繁兄弟が、お互いの気性を知りながら心から信頼してるんだなってのが、端々で感じられてまた良いんですよねぇ。信幸は狡猾な父と奔放な弟に挟まれて苦労してる凡庸常識人ポジと思わせて、ちゃんと嫡男の自覚あるしその肝も座ってるし、弟に対してしっかりお兄ちゃんしてるのが良い。権謀術策すぎて父の考えに時に追いつけず人知れず苦悩を抱える信幸と、そんな兄を無邪気に慕う信繁と、そんな弟の才気走った振る舞いや父の心証を思うと正直心中穏やかではないけれどやっぱり弟の事は大事だし父の事は尊敬している信幸と、もう本当この兄弟素晴らしい…。そして両者の、堅実な信幸と変化を楽しむ次男坊信繁、って対比も感じられるのが興味深いです。
もう今から関ヶ原~九度山の描写が楽しみで楽しみで仕方ないです…。だいぶ先の話でありますが。言うて本能寺がもう終わってるし、良く良く数えた(?)ら案外そう遠い話ではないのか…?とも実感してきました。何となくその、昌幸公の人物描写が個人的にもツボすぎて、つい秀忠足止めの辺りをクライマックスの照準に脳内で定めてしまいかけてたのですが、これそういえば信繁が中心だしタイトル見ても大坂の陣までいく訳ですよね…?今更何だって話ですが(;´∀`)そう考えると関ヶ原の戦いがやってくるのはもっと手前なんだよなと、あれ昌幸パパ見られるのもそんなにいつまでもって訳でもないのか…!?ううう今から考えるだけでさみしい…すっかり草刈正雄さんの昌幸公に惚れてしまっています。


この草刈氏をはじめとして、おじさま勢のカッコ良さキャラの良さも際立っていて最高ですね真田丸。寺島進さんの出浦氏素敵すぎる…シビれる…!
もはや恒例になりつつある、室賀氏の「黙れ小童!」も愛着を覚えつつあります。後何回聞けるだろうか、と考え始めたらこちらもさみしくなってきた。



とにかくシナリオがちゃんと歴史上の人物に敬意を払って描こうとしているのが伝わって、更に芸達者な役者さん達の力でそこに深みが加わって、すっかり毎週楽しみなドラマになりました。この調子で最後までお付き合いしていけたらなーと思っていますー。

2013年1月 5日 (土)

鬼平犯科帳スペシャル『泥鰌(どじょう)の和助始末』

見ました~鬼平スペシャル。流石安定の鬼平クオリティcatface
ザ・時代劇!という安心感と情緒ある世界観がたまらんかったですよー。

 

物語は、かつて江戸の町を舞台に鮮やかな手口で盗みを繰り返していた男・和助と、それを追う火盗改めとの捕物劇を、静かな緊張感を漂わせながら描いています。
和助の手口が鮮やかと評される所以は、何と言っても用意周到さと文字通りの「静かな盗み」。実は腕の良い大工である和助は、大店の改築仕事等にて腕をふるっては、その際にそっと「仕掛け」を仕組んでおきます。一見すると何の変哲もない商家、けれどそこには仕掛け者だけが知っている「道」が出来ている…。後は機を待ち、その「道」からひっそり忍び込んでそっと金子を頂いていく。当然「仕掛け」た時からは幾年もの年月が経っている事もざらで、随分とながーい期間にわたり盗み支度を整えるのが特徴です。
その静かな手口と盗人の三原則とされる「殺さず・犯さず・貧乏人を狙わず」を守り抜く姿勢から、事によっては盗みから相当経つまで気付かれなかったという逸話もあるほどで。ゆるゆると忍び込む様からついた通名が「泥鰌の和助」であるという話です。
 
その和助が、現在鬼平らが動きを追っていた盗賊・不破の惣七と組んで数年振りに盗みを働こうとしている、と察知した火盗改め。
もう盗人稼業から離れて久しい和助が、何故今になって新たな盗みを働こうとしているのか。背景を探る内に、和助が歩んできた哀しい人生とそこで起こってしまったむごい出来事が明らかとなり…そこから「大津屋」という紙問屋が標的とされる可能性が高いと見えてきました。
 
が、和助の手口は先に記したとおり、先に「仕掛け」があっての「泥鰌」仕事。
狙いを定めたであろうお店には当然「仕掛け」がなければなりませんが、当の和助はもう何年も前に盗人稼業から離れており、大工仕事もとんとしておらず、今はその器用な手先で子どものおもちゃ作りを生業としております。
更には昔から、和助は「仕掛け」までは仕組むものの盗み自体は当時の名のある大盗賊の親分に任せる、という姿勢でもあったようで。和助自体が盗みの動きを見せるのか、という面でも火盗改めは見張りを絞り込めずにいます。

積み上げていった情報から彼らの狙いは明らか、しかし確証はない…。じりじりともどかしげに和助らを追う鬼平達と、そんな火盗改の腕を警戒しながら静かに支度を整える和助、そこにやや物騒な盗賊・惣七らの思惑が絡み付いて、静かな描写の中徐々に緊迫感が増していくスリリングな展開となっております。
 
 
正にこの、刻一刻と迫り来る押し入りの日を前に、密やかな攻防を繰り広げる和助と鬼平達の描写がとても良かったです~!
互いに己の役目に対して意地と誇りを持っており、年季の入った様子が気の抜けない緊張感を演出していますね。
本当に大津屋に押し入るのか、背景を辿るに間違いはないだろうが肝心の「仕掛け」を拵える為のつながりが見つからない、手口が読めないだけに包囲網も満足に敷けない…このもどかしさ。
ギリギリの段階まで確固たる証拠が掴めず、手探り状態の中相手に翻弄されていくさまに見ているこちらも気が気でなく。そこからの土壇場起死回生の突入劇、見事でありました!
 
更には、鬼平と和助がそっと心を通わせる様も、物哀しくて心にしみましたね。
若かりし頃にグレていた鬼平が金欲しさに一度だけ盗人の片棒を担ぎそうになった時、その盗みを指揮していたのが泥鰌の和助でありまして。和助はその時、鬼平を一瞥して「盗みの手伝いが欲しいとは言ったが、誰でも良いって訳じゃあねぇ」と即断。「目が澄み過ぎている男だ。金が欲しいならくれてやる、悪の道に入っちゃあ、いけねぇよ」と静かに、しかし力強い口調で諭したのでした。
そんな「恩義ある泥鰌」である和助ですが、今や鬼平は「鬼の平蔵」と恐れられる火盗改方長官。和助は出戻りであるものの、かつてそのひっそりした手口からなかなか尻尾を掴ませなかった名うての盗人。「これが、おれの仕事だ」と決意を胸に和助を追う鬼平、切なくも凛々しかったですねー。
 
だからこそ、ふたりの最後の掛け合いもたまらなく趣深く、哀しかった…。
「死なせるもんか、この鬼の平蔵が、泥鰌の和助を捕まえるんだ」と声を震わせながら語る鬼平に、「どうかねぇ…。そう上手い事、いかせやしねぇよ…」と僅かに残った力でそっと微笑む和助。
終始静かに、ただ静かに、泣きも喚きもせずに和助の死を噛み締めるように佇んでいた鬼平の姿が、彼の中に押し寄せる種々の感情を何よりも表していたような気がして。じんわり涙がこみ上げてきました。この穏やかに哀しさを描く演出が本当良かった。
 
和助はかなり人を見る目に長けていたんだなぁ、ともしみじみ感じますね。
自棄っぱちになっていた若き日の鬼平の事もちゃんと見抜いていて、やがて鬼の平蔵とまで呼ばれる不動の火盗改方長官にまでなっていった訳だし。
対して和助にとって恩義ある親方の息子である徳次郎には、正直裏の稼業に向いてねぇなと見越していた様子が滲み出ていた気がしますね。実際女の色香にまんまと狂わされた訳ですが、その後の顛末を見ても何とも小物感溢れ出る逆上っぷりで、そこら辺の浅さを全部察してたんだろうなーと思います。
 
 
そんな和助が最期に為した盗人としての大仕事。
火盗改方に捕らえられる事となり、盗んだ金子は全て大津屋に戻されはしたのですが。
しかし金子と同時に盗み出したもの、店の書付を川に投げ捨てたおかげで大津屋の信用は地に落ち、じわじわと店が傾き2年後には潰れてしまったそうです。
和助の一人息子・磯太郎が酷い目に遭わされ、果ては濡れ衣を着せられて首を括る原因となった大津屋。その店にこうして年月をかけた復讐を成し遂げた事が、最後の語り通り「泥鰌らしさ」を感じてニヤリとさせられました。
和助と組んだ惣七が物騒な浪人共を集めていたり、鬼平も「和助らしくねぇ…」と首を捻った動きもあったもんで、復讐の為に和助は信条を変えてしまったのかなぁと気にかかっていたのですが。金蔵の中で書付類を熱心に漁っていた姿を見て、あぁやっぱり基本は変わってないなぁと変に安堵したものです。あれ息子の無実を晴らそうと出納帳か何かを探ってたのかと思ったのですが、もっとお店の根本を揺るがす大仕事だったのですねー。
大津屋現主人の兄はまぁ、善意の人を貶めておいてちくりとも良心痛めてる風でもなかったので、因果応報だと思うのですが。磯太郎を不憫に思ってお墓参りを続けていた妹らには罪がないので、そこが若干心苦しい…。せめてその後の人生を、幸せに過ごしていて欲しいと願っています。
 
 
 
そんな鬼平スペシャル、ばっちり堪能させて頂きましたよ~heart04
こう、年に1度の風物詩で良いのでね。じんわりしっとり染みる時代劇として、出来る限り続けて欲しいものです鬼平。

2012年12月24日 (月)

「江戸の旋風(かぜ)」ちょう面白い

お久し振りでござります。
とても久々に面白くハマる時代劇を見つけちゃったですよーhappy02heart04
その名も「江戸の旋風(かぜ)」!結構知る人は知ってる人気作なんですねぇ~。
 
登場人物の構成としては「八丁堀の七人」に似た、定町回り同心達数名が繰り広げる捕物帳。
特徴的なのは、物語全体が通常の時代劇が持つ形とはまた違う躍動感を放っていて、だいぶエネルギッシュな印象を受ける辺りですかねー!町奉行所そのものが主役だからこそ、同心達それぞれの個性が作品を輝かせていて、更には彼らの三十俵二人扶持という立ち位置から滲み出る反骨精神や気概がまた熱量となっているという。
内容も捕物の緊張感や同心達の熱意が伝わり、一気に引き込まれて最後はタイトル通り一陣の風が吹き抜けたような爽やかさに包まれる、古き良き王道捕物時代劇だと思います~。
 
 
主役は加山雄三演じる千秋城之介。若かりし日の若大将でございます。因みにドラマシリーズは1975~80年に掛けて放送されたそうで(wiki調べ)。
見るきっかけは母からの勧めで、今BSフジで面白い時代劇やってるのよ~と教えて貰った事なんですがね。主演俳優の名を聞いて、申し訳ない現在のドヤ顔大将の御姿が印象に強い私は正直ううん…どうだろう…と思っていたのですがね。スミマセンスミマセン。めっちゃ面白いです(平身低頭)。
先に語った熱い王道時代劇なのに加え、ちょっとした小物とか描写とかも江戸の町の雰囲気を良く表してるんですよね。ここら辺は流石往年の時代劇だなーと思います。昨今はなんちゃって時代劇も多い中、こういう背景もしっかり作られてる作品見られるのは嬉しいなぁhappy01
キャスト調べついでにwiki読んでましたら、当時大流行した刑事ドラマのテイストを加えた斬新な作風の時代劇だったみたいですね。あの時代劇らしからぬ疾走感はそれかー、と合点が。でもきちんと「時代劇らしさ」を大切にしていて、今見ても新鮮さを感じられる良作だと思いますー。
 
 
母のイチオシは男やもめの高瀬儀右衛門(近藤洋介)だそうで、CM中に彼の熱血人情派具合と四角い顔したひとり息子を厳しく優しく見守る子煩悩な一面とを大変熱く語られました(笑)。今度はそのシーン見たいー。今日の放送であった、熱血青二才同心とのぶつかり合いとかも微笑ましくて楽しいわぁ(◎´∀`)ノ
で、すが、私が心奪われたのは隠密的立ち位置の島津半蔵(露口茂)…眼光鋭く口数少なく、けどちょっと人情の機微に弱くて居た堪れない状況下でこういう時どんな顔をすればいいか分からないの的にその場から去ってしまう不器用さを持つところがたまららららん(*´Д`*)
同心が隠密活動…だと…?とかは言っては!いけない…!(迫真)ええスミマセン、あだこだと時代劇らしさ(キリッ なんぞ語って参りましたが惚れた弱みには敵いません面白いからカッコ良いから良いと思うのです…へへ…。
 
 
 
そんな時代劇「江戸の旋風」は、第2シリーズが現在BSフジにて平日15:00頃から絶賛再放送中ですよーshine(最早番宣)
今割と自由な時間が持ちやすいし、何とか時間を作ってまた見たい!ひっさびさに楽しみなドラマが見つかったわーhappy02heart04

2012年5月 7日 (月)

「陽だまりの樹」が大層良いです

NHKのBS時代劇「陽だまりの樹」に、大変どっぷりハマっております。
良い青春物語、成長物語、である上に何よりも「ドラマ」としてしっかり作られてるのが見てて楽しくってたまらんです!
 
 
市原隼人さんと成宮寛貴さん、どちらも芸達者だと印象はありましたが、見事に役にハマりきっていて素敵ですね~heart04
時に微笑ましく、時に手に汗握り、時に一緒に打ちのめされたりで、彼らの行く末が気になってなりません!
個人的には市原隼人さん演じる万二郎の、真っ直ぐすぎるくらい真っ直ぐで素直で熱く、人間的にはちょっと不器用な辺りが大変好みでありますhappy02heart04悪い事言わんからおせきちゃんは万二郎にしときなさいとひそり心で呟いてました(大きなお世話)
第5回を終えて、父の仇へ燃やす執念や色々と背負うものが増えた境遇から、これまでの真っ直ぐさに少し憂いが含まれてきたのがやや切なくも感じます…despair



再放送でまとめて追っかけた上に冒頭見逃してたりもするんで、これまでの細かな感想は上げられませんが!いずれ書きたくなったら、久々に時代劇感想綴っていきたい作品であります~catface
今後が楽しみです!

2011年1月15日 (土)

土曜時代劇「隠密八百八町」第二回

初めて見てみました~。
ついでに、NHKの時代劇が30分仕様になってから見たのも初めてです。


30分という事でもっと駆け足な印象を受けるかと思いきや、結構すっきりまとまってましたね~。
この枠になって久しいし、脚本も手慣れてきたのかな。

「隠密」というタイトルから、ご公儀の命を受けた隠密達の必殺仕事人みたいなのかと想像してましたら(暴れん坊将軍の隠密達が主役になったイメージでした)、隠密組を組織するのは元老中のご隠居老爺。
目的は乱れた世の世直し、ですが今回の様子だとその手法は意外と平和的な正攻法ですね。所謂闇に紛れて悪を討つ、てのではなく頭を使って動かす感じ。

なかなかニヤッとするやり方で悪を懲らしめていたので、今後もどうやっていくのか興味がわいてきます!!
それでいて、元老中の楽翁(松平定信)には隠密組を組織した真の目的もありそうで、その一員となった喜八郎はその辺り感づいている様子もあって、こちらも今後が気になるところ。

何か気楽に楽しめそうな世直し時代劇ですね。
来週以降もチェックしようと思います♪

2008年1月20日 (日)

NHK木曜時代劇「鞍馬天狗」第1話

ちょいと遅れて週末になってしまいましたが、待ちに待った木曜時代劇新作「鞍馬天狗」見ましたー!!
いやぁもう実に熱く!!燃えたぎる正義感に敵味方登場人物達の威勢の良さで熱気ムンムンー!!なのを野村萬斎さんの涼しげなお顔がどうにか中和してくれているという(笑)。そういう意味でもバランスの取れた(?)新作だったと思いますよ☆
 
 
第1回目の今週は、鞍馬天狗が出来る迄のお話。
時は幕末、幼き頃より山奥で、後見人と思しき爺やと暮らしているのが本作の主人公・小野宗房。彼は爺や扮する「鞍馬の大天狗」相手に日々、剣術の鍛錬をしておりました。
そして遂に、その「大天狗」に打ち勝った日…彼は自分達が何故、今迄人目を忍ぶ様にこんな場所で暮らしてきたのか真実を知る事になるのです。それは実の父が「謀殺」により命を落としたという疑い――本来小野家の当主であった父を、叔父である小野宗行が亡き者にし…自らがその地位を簒奪した、という過去でした。
確固たる証拠もこの手にはなく、故に真実は闇に葬られようとしていますが、しかし叔父一味は小野家「嫡男」である宗房を必ずや邪魔者扱いするであろう――。為にこの時迄爺・浦部は宗房を人里離れた地で匿い、いつの日か父の無念を晴らさせる為に武術の腕を磨かせていたのでした…。
 
 
そして浦部の遺志を継ぎ、山を下りて京の町へと赴いた宗房。しかし長い事、しかも物心ついた頃より他に人も住まぬ山奥で暮らしていた彼は…心根が純朴純真、そして当然世間知らず。正に思うままのマイペースな行動を次々やってのけるんですねー。
先ずは父の死について真意を問い質す為、叔父の屋敷へと足を運ぶ宗房。勿論公家の御屋形様(って言わないのか)に突如ぶらりとこんにちは~なんぞ出来る訳がないのですが、そんな事は毛頭考えません。「小野宗行殿にお会いしたい(笑顔)」とひと言、門番達を押しのけてにこにこ屋敷へ入ろうとしますが頑なな門番達により門前払い(当たり前)。むうおかしいな、と周囲を歩いてふと外塀に目をやり…そっかー、ここからだったら入れるぞ♪っとひらり乗り越えこんにちは~(不法侵入)。ここでもやはり泡を食って出てきた家臣達に取り押さえられますが(至極当然)……奥より現れた叔父その人は、拍子抜けする程の歓待で宗房をもてなしたのでした。
 
 
…しかし哀しいかな、浦部の遺言と叔父の笑顔どちらが真であるのかは――屋敷に泊まったその日の夜襲、により否が応でも知る事となってしまうのです。
 
 
流石にあの親しげな素振りを丸ごと鵜呑みにはしていなかったでしょうが、しかしあまりにもあからさまな叔父の裏切り。宗房の真っ白な心に深い傷を与えるには、十分過ぎる仕打ちです…。
宗行の娘・白菊姫の助けによりその場を逃げ出し、失望と怒りに震え街を見渡せば…右も左もこういう忌まわしい事ばかりで。対立関係にある藩士同士で日々起こる刃傷、倒した相手をこれ見よがしにさらし首とする歪んだ敵対心、更には命乞いをする者へ振り下ろされる無慈悲な凶刃――。街へ下りた僅かの間にこんなおぞましい光景をいくつも目にし、宗房はうんざりした気持ちになっていました。
 
そして、彼の中にたぎる熱い正義感…が、こんな決意へと駆り立てるのです。「この国を正したい。『正義』という名の下に」――。
そこには今世情を騒がせている、佐幕倒幕攘夷と言った思想めいた動機づけは全くなくて。只己の感情が故――しかし誰よりも「人間」としての根本に立ち返っている様な、激しく真っ直ぐな意志でありました。
 
 

初回はこんな流れでしたが、やはり野村萬斎さんの持つ雰囲気が良く活きていますね☆正義に燃える熱血漢なのですけど、飄々としたいたずらっぽさがかなりあってさっぱりした仕上がりになってます~。
ともすると暑苦しかったり鼻についてしまう正義の語り節も、あの何となく浮世離れした清々しさで言われるとあまり嫌味っぽくないというか。勿論随所で力のこもった言動はあるのですけど、それが上手い加減になっててこのご時世にもするりと耳に入ってきます。萬斎さんならではの持ち味があってこそ、なんでしょうね。
狂言師らしい独特の節回しも結構見受けられましたけど、時代劇に合わない個性ではないので。それもそれとして認めた楽しみ方が出来そうな気がしてます♪
 
 
そして今回の最大の見せ場!!「鞍馬天狗」登場ー!!の場面は…時代劇らしい切れ味の良さと時代劇らしいツッコミ所に満ち溢れていましたよ!!(イヤイヤ褒めてます褒めてます)
何かですねー、もう色々な意味でよくやったぜNHKってカンジです。この上ないタイミングでの登場や瞬時の決断の筈なのに完璧に整えられた装束やこれだけ知ってて通りすがりを装うんならお前は神かと言わんばかりの内情喋ってんのに(あ、天狗か)一向に正体に気付かない白菊姫や…!!言いたい事はわんさかあるのに四の五の言わせない堂々たる風情。こーの絶妙な匙加減、昨今の時代劇では久しく見られなかった娯楽性です。参りました。
アレなんですよ、往年の「志村、後ろー!!」みたいな安心した楽しみ方が出来そうな期待が持てますね(何もコントに例えなくても)。ますます木曜が楽しみです。うっはは。
 
 
 
実を言いますと、私この「鞍馬天狗」と名のつく作品群はどれも見事に触れた事がなかったのですよ…。大佛次郎の本や過去のドラマ作品どれも。
だもんで本当、始まる迄舞台が幕末と言う事すら知りませんでしたが(うっわ…)。そこら辺も重々承知の上で、とにかく純粋にこのドラマを楽しんでいきたいと思いまっすー☆

2008年1月 4日 (金)

新春ワイド時代劇「徳川風雲録」

結局最後迄見ちゃいました~、正月恒例のノンストップ10時間耐久時代劇(笑)。
見るつもりではなかったのでチャンネル合わせた時には父も兄もお亡くなりになっていたのですが(…)、そこから見続けてもぐいぐい引っ張り込まれてしまいましたよ…。原作柴錬の(色々な意味での)骨太さとマツケン主水之助の(色々な意味での)カッコ良さに思わずね!!(笑)


少し前迄はこの時代劇、宮本武蔵とか壬生義士伝とか…わりかし正統派な歴史劇をやっていたイメージがあったのですが。昨年の瑤泉院といい、ここにきてやや異聞録みたいな傾向になったのかな?っと思えるシナリオ路線になってますねぇ。
などと思ってちょいと調べてみましたら、過去にもそれ系統の異説風味な作品をやった事もあるみたいですけど…。
てな感じで今年の「徳川風雲録」も、架空設定が物語の主軸となっているお話。八代将軍吉宗が誕生する迄の紆余曲折を、吉宗自身の人間的成長と…彼が若かりし頃に想い合った女性との間にもうけた、故に将軍御落胤として「日陰」の道を歩まざるを得なくなった青年・天一坊との、切なくすれ違う父子の姿を絡めて描いています。
 
 
何だかんだ言っても、途中から見てものめり込む事が出来た位なので。物語全体に、最後迄引き込ませる勢いと力強さがあった良作だと思います。
原作未読なので比べてあれこれは言えませんけど(随所に柴錬らしさは漂ってる風でしたが)、こういう異聞話はなりきったもん勝ち!!と言うか、細かい事を四の五の言わせない位に作品世界へ引きずり込ますのが大切だと思うので。下手に綺麗事を並べず、異説活劇としての面白さを追求した作りは非常に良かったんじゃないでしょうか!!
実際あんなにうじうじした吉宗や、腹黒々しい越前守が見られるのもこれがフィクション上等作品だからこそ!!ですからね!!(笑)たーっぷりいつもと違う世界を堪能させて頂きました♪
 
 
中でも気になって気になってしょうがなかった……マ・ツ・ケ・ン主水…!!あ、のー、もうあの人ったら、どうしてこうして主人公より出しゃばりっ子なんでしょうか…!!
位置付けとしては元旗本で今はさすらいの風来坊、各地を勝手気ままに放浪し、たまにひょこりと顔を出しては吉宗らに二言三言いい事言ってまたさっと何処かへ去ってゆくという…。作品全体として傍観者的な役割が強いのですが、何だってあんなに出る度出る度殺陣シーンが用意されてるのアナタには!!(爆)名古屋城下に2度も顔出して、2度とも同じ顔触れに囲まれた時には思わず吹き出しそうになりましたよ(笑)。だから言ったじゃん!!言ったじゃん!!
ある意味、何かにつけて生き別れた息子を思いオイオイ泣いている吉宗よか、なんぼかオイシイ場面を貰っていってた気がします(爆)。それはそれでこちらがオイオイですが(滅)。
…あんまりにも堂々と見せ場をかっさらっていくモンで、一緒に見てた母と弟同時に「もしかして、こっちが真の吉宗になるんじゃ……」なぞという無駄な疑念を抱かせてしまいました(爆)。違うから!!暴れん坊上様が出来るまでじゃないから、これ!!
 
 
…なんてな楽しいツッコミもさせて頂きつつ(え?)。しかしラストは何とも物悲しい、しかしこうなるより他なかった、と思えるものでありました…。
松平館で天一が見た、親顕の壮絶な切腹作法。その生々しさを差し引いても、彼の中に最後迄あの所作が将軍一族「らしさ」を象徴するものとして残り続けていたのは…その身体に流れる、将軍家としての血が「共鳴」していた様に思えてなりませんね。
時折抑えられぬ迄にたぎる血を、天一は「おれが天性のワルだからだ」と思い込み続けていましたが…。春菜の言った、「貴方の中に流れる将軍の血が、五体に収まりきらないのです」という表現が、実に良く当てはまっていたと思います。その位天一が「悪行」を為している姿は苦痛にまみれていて、泣き乍ら自らを切り刻んでいる様に見えました。
そして見事な切腹を遂げた後…に、本当に最後の最後で父との対面を果たす事が出来たのは。こんな言い回しでは足りない位切ないですが、最期の餞になった…と言って良いのではないでしょうかね。自らも他者からも散々運命を歪め、歪まされてきた彼でしたが、この位の救いはあっても良かった気がします。
 
 
この後マツケン主水が最後の最後迄オイシイ所を独り占めしてましたけど!!(笑)とにかくも、気付けば12時間近…見事きっちり付き合わせて頂きました。
見る前は食わず嫌いしてましたけど、こんな調子で結構楽しませて貰ったですよ~。きっと変に歴史の方をいじってなかったのが良かったんだろうな。
 
 
 
こんな感じで。私の2008年時代劇初め☆は、こいつで迎えさせて貰いました~。
今年は前にも話した通り「鞍馬天狗」が面白そう!!なんで、1話でも多く見られる様に帰宅頑張りまっす!!(切実)1話完結ものだったら良いな~。
 
…あー、タッキー時代劇を見逃しました…(沈)。古代ローマ見ちゃってた。

2007年10月17日 (水)

木曜時代劇の新シリーズ…

スミマセン、早い内に申告しときますと、


きっと初回は見逃します。



まーずこれの開始時間迄には帰宅出来ない事が明確なので…。
こないだ軽々しく見始めるかも☆と口にしてしまいましたが、後から日付を認識した為今この場で撤回させて頂きま…す。ゴメンナサイ。


只シリーズ全体としては、初回分を原作で補填する事にして次回からはお付き合いしてみようかなぁと。
せっかくですから1度位は、ドラマもこの目で見ておきたいです。
TVガイドでパラ見した感じでは、蝉しぐれと同路線か?(話の展開ではなくて雰囲気作りの様が)とも見受けられましたが。どーだろー。



しかし肝心の原作は、未だ頁1枚めくっていない状態だったり(爆)。
何気に上下巻ものなので、さくさくいかないと途中振り落とされてしまいそうです…ドラマ。うっし。

2007年2月 7日 (水)

「遠山の金さん」第4話

んーと休んでた分の感想、順番に語ってこうかと思ってたのですけど…。まぁ一先ずは記憶に新しい方からにしていきますね(笑)。
 
 
で、今週の金さん。
いやぁ〜マツケンさんのマツケン的でしかない演技ぶりには、もうそろそろ食傷気味…な感もぶっちゃけし始めてますが。
けれど話はどんどん面白くなり始めてるんですよねぇ…。周辺キャラのつるや母子や実直同心君、チンピラ岡っ引きや甘党側近らにも程良く味が染み込み出していて、作中の世界が広がってきた様に思えます。むー悩む所ですな。
 
 
今回の見所は、金さん×盗賊×官民癒着の三つ巴構図!!互いに真相を探り合い、牽制し合う様子が興味深かったですー。
金さんがひょんな事から用心棒を務める事になった、ワケあり風の女…。本人の弁に違わず、程なくして金さんは穏やかでない人相の男達に命を狙われる…羽目になります。
しかし更に彼女の背後には、負けず劣らず凶悪な本性を剥き出しにする男の影があって!?そのどす黒い野心に手を貸す事を、心の底では拒んでいつつも…その関係を、断ち切れずにいる。そんな哀しい"女"の姿を、金さんは目にするのです…。
 
 
中盤迄は特に、悪人が悪人をハメる為の悪巧みを巡らす展開が上手く活かされていて。単純にどっちかに肩入れさせない作りが、見る側の興味を引き出してくれた気がしますねー。
欲を言えばこの気の抜けぬ関係、もう少し引っ張ってくれても面白かったかな。結局は悪同士が(結構唐突に)タッグを組んじゃった為、終盤はいつもの流れに落ち着いちゃったのが勿体ないと言えばそうも見えます。お白州でも悪同士、てめぇを棚上げて足引っ張ろうとする底意地の悪さがあっても面白かったんだけどなー(どんだけドロドロした話なんだ…)。
でもやはり、「情」の部分の描き方は良かったですねぇ。"腐れ縁"という表現…決め言葉の選び方が毎回巧いな〜、としみじみ感じます。
 
 
そして今回、潜入操作中の金さんと側近が街中でばったり!!遭遇&情報交換してましたね〜。
もしかしてこの様子、あの駆け出し同心君が見つけてどっきりとかしちゃうのかしらー!?なんて事も頭を掠めました…が、まだまだそんな方にはいかない様で。
さてこの同心君が、念願の御奉行様の御姿を拝める日は…果たしてやってくるのでしょうかね。そして待ち焦がれた相手が、時折つるやで顔を合わせる度に脱フリーターのススメを懇々と説いてきた正にその人だと知った時…の、彼の慌てぶりが今からとても楽しみです(性悪)。
 
 
何だか次回も又、つるや母子に真っ向反対されるいかがわしい場所への潜入☆作戦!!みたいでー。
来週はお休みみたいですね…。ではその次を、忘れぬ様にしまっす。

2007年1月17日 (水)

「遠山の金さん」第1話

昔から様々な花形役者さんによってシリーズ化されてきた「遠山の金さん」、今年遂にマツケン版として復活です。
この「金さん」もの、かなり昔に少し見た記憶があるんですが、
 
 
(お白州で)「××の所行を働いたのはお主か?」

「いやそんな、滅相もございません。
私には全く身に覚えのない事でございます」

「嘘です!!確かにこの男がやったんです!!私は見てました!!」

「町人風情が何をほざきやがる。それとも、何か証拠があるのかね?」

「それは…あっ、金さん!!
そうです、金さんなら、この一件を全て知っている筈なんです!!」

「ほっほ〜う、で、その金さんとやらは、何処の誰なんだい?」

「……」

「全く、お話になりませんな。
どうせならその金さんとか言う男、この場に連れてきてみて下さいよ、ねぇお奉行」

(評定から)「やいやいっ!!黙って聞いてりゃ、さっきからシラぁ切りやがって。
どんなに知らぬ存ぜぬ決め込んでもこの桜吹雪!!忘れたたぁ、言わせねぇぜ!!」(桜吹雪バーン!!)

「ぬぅ!!く…っ!!…お見それ、しました…」
 
 
 
…とまぁ、ざっくり言ってこんな内容だったと思います(ざっくり過ぎて風情も何もありゃしません)。
 
 
町をふらふらしてる遊び人風の「金さん」が、つまりはお奉行その人で。卑劣な悪行を裁く上で、何よりの「証人」となる訳です。
 
 
で、今回この役に挑むのが松平健さん。かつてやはり身分を隠して悪を斬る…な、世直し将軍吉宗を長くやってこられたお方ですー。
その所為か、良くも悪くも「殿様演技」が板についてしまったマツケンさん。これ以降に利まつや忠臣蔵にも出演されましたが、イマイチ「誰それの家臣」というのが肌に合ってない感じを受けました…。
が、今回の役は、組織のトップですからね!!誰に頭を下げる事もなく、ずしずし胸張って歩く役。何にも縛られず好きな様に動ける役。健さんの得意とするスタイルにかなり合致していたみたいです!!結構楽しめましたよ〜。
 
 
話の流れ…は、まぁ既に上で挙げた通りな訳なのですが(笑)。
しかし良かったのは、金さんが接触する町人の位置に、自らを「疫病神」と蔑む酌婦を置いた所ですね。
過去自分に心を向けてくれた男が、自分に関わったばかりに不幸な運命に飲み込まれてしまった事。心中するつもりが、自分だけおめおめと生き残ってしまった事…。それをずっと胸の奥に引きずってきた女が、金さんの桜吹雪をもう一度目にした時のこみ上げる感情…想像すると感慨深いものがありますね。
1時間に初回の人物紹介も織り混ぜた中で、やはり彼女の心情の変化…堅い心が金さんとの出逢いで解きほぐされていく過程が、やや駆け足だった感じは否めませんが。それでも最後の「金さんが『生きて』いてくれたから、私はきっと生まれ変わる事が出来る」という行は、上手くまとまっているなぁと感じました。
こういう密やかな人情描写、これからも期待したいですね。
 
 
登場人物で気になったのは、ラストに登場した青年同心!!(スミマセン名前忘れました……)真面目一徹!!って感じが結構マイツボにハマりそうです〜☆
実は今回、下手人を引っ捕らえてお白州に連れてきたのがこの彼のお手柄で。それにより褒美を受け取っても謙虚な姿勢は変わらず、手柄は何故だか彼宅に投げ込まれた「匿名」の投げ文のお陰という…。むむ、この彼とお奉行=金さんとの絡みも、気になる所ですなぁー。
ついでに飯屋の娘とも何か甘酸っぱい事にならんかと期待(それはないだろうな)。
 
 
 
初回はこんな感じで。次回以降も、出来るだけお付き合いしていこうと思いますー。

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