2016年2月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29          

生存確認兼本・音楽置場


  • Instagram
  • 音楽
フォト

_

  • ブログランキング・にほんブログ村へ

感想一覧(随時更新)

現在挑戦中

リスペクト

  • 川の果ての更に果てに
    北欧サッカーを中核に、幅広くスポーツ話や時事問題について語ってらっしゃるブログ様。親しみ易くて思慮深さも感じる語り口が気に入っています♪
  • 千之道(未舗装)
    歴史系の本やゲーム、時代劇等について書いてらっしゃるブログ様。取り上げる作品達が揃ってセンス抜群で、毎回ツボ突かれてますよ~。

最近のトラックバック

通算カウンタ

無料ブログはココログ

カテゴリー「書籍・雑誌」の37件の記事

2012年2月12日 (日)

2011年に読んだ本一覧

大変大変ご無沙汰しております。なるとです。
久々に読書状況をまとめがてら、ブログを更新したくなりました~。
昨年読んだ本、読書メーターから一気にまとめちゃおうと思いますshine
 
感想等々は下記の通りでー。
これ見ると、何だかんだで平均月1冊弱は本を読んでた事に驚きました。もっと少ないと思ってたもんでcatface
今年は平均月1冊超えしたいなー。2冊に出来たら良い(大変弱気)

2011年の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3697ページ
ナイス:99ナイス
感想・レビュー:11件
月間平均冊数:0.9冊
月間平均ページ:308ページ

しゃばけ (新潮文庫)しゃばけ (新潮文庫)
序盤は若だんなの身の程を弁えない様に思える振る舞いや、周囲の作中で揶揄されるのも仕方ない位の激甘過保護ぶりにイラついたりしましたが。実は若だんななりに悩みもがいてる部分もあって、それが皆が注いでいる愛情と時折すれ違っていたりして…なんて部分で見直したーと思っている内、物語は尻上がりで盛り上がり面白くなっていき!!後半は一気に読み駆けていきました。続編も読んでみたいな。
読了日:01月06日 著者:畠中 恵
吉原手引草 (幻冬舎文庫)吉原手引草 (幻冬舎文庫)
謎が謎を呼ぶ展開から始まり、あぁこれは全てが明らかになってから評価する内容の作品だなーと思ってましたら。それだけの描き方をしただけある、納得で圧巻のラストでした。ミステリ解決編のすっきりした味わいに、人間の志や哀愁を織り交ぜた終盤の展開は見事です。吉原の世界そのものの描写も綿密で脱帽。
読了日:01月11日 著者:松井 今朝子
KAGEROUKAGEROU
全体的に粗が目立つけど、伝えたい事が伝わってくるだけ物語としては良く作られていると思う。個人的には2/3辺り迄は割と面白く読めた、でも終盤の流れは何か安っぽいドラマめいていて少々残念だったかな。落とし所はキレイだったと思うけど。
読了日:01月22日 著者:齋藤 智裕
玻璃の天 (文春文庫)玻璃の天 (文春文庫)
ベッキーさんシリーズ第2弾。短編3本がゆる〜くつながっていて、最後に「謎」と「真相」が明かされた時アッと思わされます。「幻の橋」で英子と語らった若月少尉との関係も気になるなぁ、次巻も楽しみ。
読了日:01月22日 著者:北村 薫
アイドライジング! (電撃文庫)アイドライジング! (電撃文庫)
かわいい女の子を堪能するつもりで読んだら、それ以上に熱くてじんとくる熱血青春アイドルバトル小説でした!登場人物は女の子だらけだけど、中身は少年漫画並みに熱いです。そして読んでて元気を貰える、勇気がわいてくる、力強くて優しい作品。ヒロインが天真爛漫な頑張り屋さんなんだけど、こういうキャラを嫌味なくかわいく描けてるのも素敵だな~。モモちゃんかわいいよモモちゃん。
読了日:02月24日 著者:広沢 サカキ
スタジアムの感動を!J's GOALの熱き挑戦スタジアムの感動を!J's GOALの熱き挑戦
Jリーグが好きになる1冊。Jリーグ公認のファンサイトとしてJ's Goalがどの様な姿勢で取り組んでいるか、が書かれているのですが、その光景はJリーグの楽しさと切り離せない関係。情熱的で愉快なサポーター、趣向を凝らしたイベント、そして観客を一気に沸かせる熱い試合…こんなに楽しい事があるならもっと色んなスタジアムに行ってみたい!と読んでいて思いました。個人的にはゲーフラ企画とACLの異文化サポ交流が好き。
読了日:04月03日 著者:Jリーグメディアプロモーション編著
平成お徒歩日記 (新潮文庫)平成お徒歩日記 (新潮文庫)
忠臣蔵や東海道や市中引き回し(!)や、時代物好きには馴染み深い舞台を平成の世に歩いて進ぜよう!ってな調子でのんびりわいわい歩いてみせる旅エッセイ。純粋な旅日記と言うよりは「企画もの」としての立ち位置を隠してませんが、こういう場所も実際に歩けるんだ!というとっかかりになって興味深かったです。東海道の現存する松並木は是非歩いてみたいなぁ。
読了日:04月17日 著者:宮部 みゆき
風が強く吹いている (新潮文庫)風が強く吹いている (新潮文庫)
気になってたけど何となく触れずにいた本でしたが、読みだしたら嘘の様に一気読みでした。文字通り爽やかな青春小説。メンバーの8割が陸上素人で大学陸上最高峰の箱根駅伝を目指す!と書くと突拍子なさそうですが、実際は陸上経験者の主人公が最初懐疑的だったりと、わりかし堅実なペースで進んでいきます。やがて深まる絆、好敵手の登場など、ぐんぐん引き込まれていきますね。箱根駅伝好きとしては、箱根路が目に浮かぶ描写もとても楽しめました。
読了日:04月23日 著者:三浦 しをん
夢のような幸福 (新潮文庫)夢のような幸福 (新潮文庫)
オタク女子(所謂BLを好む”腐女子”的な)の赤裸々な日常と妄想を、脳内での高揚感が手に取る様に伝わるテンションで軽妙に綴ったエッセイ集。同じオタク趣味を持つ者としては非常に共感し、また非常に身につまされる内容でした(笑)。好きなものを好き!と開き直、もとい胸を張る姿勢もさる事ながら、それを語り合える友人に囲まれているのが良いものだなぁ~と感じたり。何でも話せる友達は大切にしなくちゃな。
読了日:05月07日 著者:三浦 しをん
秀吉と武吉―目を上げれば海 (新潮文庫)秀吉と武吉―目を上げれば海 (新潮文庫)
瀬戸内の水軍武将・村上武吉が、やがて押し寄せる「天下統一」という大波の中で苦悩し、もがき、意地を見せつつも時代に翻弄されていく様を淡々と描いた良作。内容的に武吉の壮年~老年時代が中心なので、雄々しい海賊衆の活劇というよりも、一国の、宗家の頭領として乱世をどう生きるか―という内面描写に重きが置かれていると思います。それでも序盤の三島団結した力強い海戦や、関ヶ原でもう一花咲かせようと奮起する姿には乱世の武将としての凛々しさを感じます。
読了日:06月05日 著者:城山 三郎
清水次郎長―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)清水次郎長―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)
再読本。
読了日:06月22日 著者:竹内 勇太郎

2011年に読んだ本まとめ
読書メーター

2011年7月29日 (金)

6月の読んだ本まとめ

ご無沙汰です。
一先ず6月の読んだ本をまとめます~。
 
6月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:730ページ

清水次郎長―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)清水次郎長―物語と史蹟をたずねて (成美文庫)
読了日:06月22日 著者:竹内 勇太郎
秀吉と武吉―目を上げれば海 (新潮文庫)秀吉と武吉―目を上げれば海 (新潮文庫)
読了日:06月05日 著者:城山 三郎

読書メーター

2011年1月19日 (水)

2010年読了本まとめ

まとめ、と言っても、2010年はまとめられる程の本を読んではいませんでしたsweat02
今年はもう少し読書量増やしたいなぁ~と決意をしつつ(目標は平均月1冊coldsweats01)、決意ついでに昨年の読書内容をまとめてみようと思いまっす。
 
 
ちょっと今回は、最近登録してみた読書メーター版のまとめを利用してみました。
書きこんだ感想も一緒に載せてくれるのが良いかも~shine
個人的好みではブクログのリアル本棚的外観が好きなので、好きな所だけを活用して併用していこうかと。優柔不断だなぁsweat02
 
 
では、まとめます~。
 
 2010年の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1658ページ

街の灯 (文春文庫)街の灯 (文春文庫)
ベッキーさんシリーズ第1巻。主人公・英子がちょっと浮き世離れした思春期の少女で、その描写はやはり北村薫らしいなぁと。そしてベッキーさんは最強のワトソンでサリバン先生!!彼女の正体も気になります!!
読了日:01月23日 著者:北村 薫
英語になりにくい日本語をこう訳す―日本語的発想・英語的発想英語になりにくい日本語をこう訳す―日本語的発想・英語的発想
読み物としても面白い1冊。英語を使っていく内に気づいていく事柄ではあるんですが、それでも新たな発見や疑問の解決の手助けとなってくれる本です。
読了日:01月29日 著者:山岸 勝栄
お神酒徳利―深川駕篭お神酒徳利―深川駕篭
シリーズ第2弾という事で人間関係が落ち着いているだけに、前作よりも全体の勢いは収まり気味かな。しかし駕籠かきコンビの変わらぬ絆や、作品全体を包み込むあたたかさは健在です~。
読了日:02月10日 著者:山本 一力
魔王 (講談社文庫)魔王 (講談社文庫)
初伊坂作品。読み易い文体で一気に読めちゃいました。「赤信号皆で渡れば…」と揶揄される、日本人的集団心理の恐ろしさが印象的に描かれていたと思います。『呼吸』迄書いたんならいっそもうちょいすっきりさせてくれてもー、と感じましたが、『モダンタイムス』が世界観続いた話になってるそうなのでこちらに期待します。
読了日:02月12日 著者:伊坂 幸太郎
「玉砕総指揮官」の絵手紙 (小学館文庫)「玉砕総指揮官」の絵手紙 (小学館文庫)
離れて過ごす幼き我が子へと宛てた絵手紙からは、父親としての幸せを噛みしめる様な優しいぬくもりが伝わってきます。それだけに後半の戦地から送った気丈な手紙、そして「一家の長」から「一国を背負う軍人」となりて最期へと向かう姿に、思い切り胸を衝かれました。
読了日:02月13日 著者:栗林 忠道
OL10年やりました (集英社文庫)OL10年やりました (集英社文庫)
とっても「あるある」なOL随想録。心構え等で役に立つ内容もあるけれど、どっちかいうとある程度事務職系の仕事をしてきてる人が「分かる~!」と楽しむ方に向いてる(?)かも。軽いタッチの文章で、つい重く考えてしまう様な心境も明るく表現してくれてます。
読了日:07月29日 著者:唯川 恵

読書メーター

2008年8月 8日 (金)

2007年下半期に読んだ本・買った本

…スミマセン何かもう本当色々……(低頭)。丁度7月からの分がたまっていたのと、対して量こなしていなかったので(寂…)、もう半年分を一気にまとめてしまう事にしましたcoldsweats01
読んでいたのはシリーズものの続巻や、ネタ系も含めかる~く読める文体の本が多くを占めていた感じです。この頃相当読書意欲にムラあったんですよねぇ…gawksweat02
 
 
では、読み終えた本のひと言(…!?)感想から参ります。一段下がった段落(引用形段落使用)が、個人的ひと言感想です。
 
 
●佐藤大輔著『皇国の守護者(1) 反逆の戦場』 (読了:7月)
 中央公論新社 書籍情報:アマゾン bk1

作品の存在を知ったのは、これを原作とした漫画の評判を聞いて、でありまして。漫画の前に原作小説読んでからー♪と思い、手に取った1冊です。
世界観は近代日本の軍国的要素を多分に取り入れたファンタジー、って感じですかねぇ。大海原にぽつりと浮かぶ島国<皇国>が、領土・国力・兵力が途方もない程巨大な大陸国<帝国>の脅威にさらされる事となり。遂に侵略を開始してきた帝国軍に対し、為す術なく飲み込まれ様としていく皇国――しかしこの国には、あるひとりの”尋常でない”男・新城直衛がいたのでした…。
軍国ものにアレルギーある方だと厳しいでしょうが、それさえ除けば設定にストーリー、重々しくしっかりしていて興味が尽きない作品だと思います!!
但しこの1巻は、如何せん読み難かったですがねー…(汗)。これからいい所ーって辺りで、何かと状況説明等で流れが途切れてしまうので。
漫画の方はこの点上手い事解消されてて、絵柄内容とも質の高い作品に仕上がってると思います☆全5巻って何とも勿体ないですなー…。

●北方謙三著(全て角川時代小説文庫)
 『三国志 三の巻 玄戈の星』 書籍情報:アマゾン bk1 (読了:7月)
 『三国志 四の巻 列肆の星』 書籍情報:アマゾン bk1 (読了:10月)

ここら辺から自分的にノッてきました、北方三国志!!3巻は対呂布、4巻は対袁紹が見せ場となる、曹操躍進伝~といった感じでありましょうか。
ぽつぽつ散らばっていた群雄達も、少しずつ淘汰され始めてきた模様。徐々に「最終候補」が絞り込まれてますが、まだまだ目が離せないです!!
…やっと私もここらでエンジンかかってきました…(遅)。最初は独特の筆に慣れてないからかと思ってましたが、なぁに単にこれだけの長編シリーズものに慣れてなかっただけでした、ね(滅)。や、でもノッてくると面白いですね…長編。たまらん。
 
各巻長編感想も書き終えました…(汗)。
3巻はこちら 4巻はこちら

●宇江佐真理著『卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし』
 
(読了:9月) 講談社文庫 書籍情報:アマゾン bk1

お江戸のグルメ+人情な連作作品~。偏食家の嫁・のぶと、食べるの大好き舅の忠右衛門とのゆったりした交流の中で、四季折々の美味珍味と共にのぶの精神的成長を描き出している良作です。
何より忠右衛門のキャラが良い!!ヒロインであるのぶにはそんなに感情移入出来なかったんですが、この忠右衛門の人柄にしばしば救われていた気がしました~。
後やはり、目の付け所がユニークで良かったですねー。食欲の秋に相応しい1冊でした♪
 
長文感想でもつらつら語ってます。こちらからどうぞー。

●梅田みか著(共に角川文庫)
 『愛人の掟2』 書籍情報:アマゾン bk1 (読了:9月)
 『愛人の掟3』 書籍情報:アマゾン bk1 (読了:10月)

……どうしたんですか、なるとサン…???と言われてしまいそうな、色違い過ぎるこの2冊……(滝汗)。いやいやこれと言って意味はなくて、本当に本当の興味本位なんです(言い切るのもどうかと)。下世話でスミマセン……。
2冊とも読んでいる分にはほほーう、と興味深かったですが、読み終えた後何か、もたれてきたんですよね…。基本恋愛体質じゃないんでしょう自分(言い切れるのも哀しい)。

●内海慶一著『ピクトさんの本』 (読了:9月) BNN新社 書籍情報:アマゾン bk1

本屋で見かけ、思わず放っておけなかった1冊(笑)。非常口案内やトイレのマーク等々、街のあちこちで今日もひっそり任務を果たしている「ピクトさん」達にスポットを当てたビジュアル本です~(!??)。
こういうネタ本に時にたまらなく心惹かれるんですよね~(笑)。
 
勢い余った長文感想はこちらからどうぞー。

他、買った本はこんな感じで。
 
 
<7月>
◆藤沢周平著『霜の朝』 新潮文庫 …あ、…買ってたのか…(爆)。
<9月>
◆佐藤大輔著『皇国の守護者(2) 勝利なき名誉』 中央公論新社
◆陳舜臣著『中国美人伝』 中公文庫
◆南原幹雄著『付き馬屋おえん 暗闇始末』 角川文庫
『しかけのあるブックデザイン』 グラフィック社編集部
◆藤岡和賀雄著『懐かしい日本の言葉 ミニ辞典』『続懐かしい日本の言葉 ミニ辞典』 宣伝会議
<10月>
◆泡坂妻夫著『鳥居の赤兵衛 宝引の辰 捕者帳』 文春文庫
 …今どこだろ(こら)。
◆藤沢周平著『風の果て(上)』 文春文庫
 …ドラマの為に買ったものの、頁開く前にドラマが終わってました(滅)。
◆藤沢周平著『神隠し』 新潮文庫
◆岳宏一郎著『群雲、関ヶ原へ(上)』 光文社文庫
<11月>
◆黒川鍾信著『神楽坂ホン書き旅館』 新潮文庫
 …読了。愛すべき変人ホン書き達にカンパイ!!



以上、2007年7月~年末迄のマイ本履歴一覧でした~。
相変わらず買った分消化し切れてない内容ですなぁ(ずけり)。そうして次から次へとたまり、上へ上へと積み重ねてゆく日々…。ぶっちゃけ言って、今ここでまとめて改めて思い出した購入本もいくつかあります(汗々)。
後9月の購入本が何となく毛色違うのは、この月に青山ブックセンターへ行ったからですね、きっと~。色とりどりのデザイン本に目移りしちゃって結局全部購入(計画性ナシ)。
 
 
 
さぁこれからやっと2008年分へ突入です…(呆)。今年も前半はあんまり本読めてなくて、ムラありまくりな読書録になっちゃいそうですけどbearingsweat01
取り敢えず上半期は、怒濤の勢いで十二国記を読みまくってました(爆)。語り出したら大変な事になりそうな…どうしたものかなsweat02

2008年5月24日 (土)

B型とA型の説明書

今あちこちの本屋で見ますよねー、この『B型自分の説明書』『A型自分の説明書』(共にJamais Jamais著)。
3月頃に会った知人さん(B型)が、これのB型の本をご丁寧に自身のチェック入りで紹介してくれまして存在を知りました(笑)。まぁその時は面白いやー、位に見ていたのですが、それから本屋や新聞の広告で目にしていく内。……面白いかも、読んじゃおう。と2冊併せて手に取ってみたでス。


私はA型。で、先にA型の本を無造作にめくった所、目に飛び込んできたのがこの項目。

□ 流行が主流になると手を出す。
  たくさん見かけた翌日に買いました。みたく。




…さくっ(マス目にチェックを入れた音)。



とまぁ終始こんな感じで、「あるある〜☆」「いるいる〜!!」とほくそ笑みつつ読破した2冊です!!
全体に口語調の、かなーりライトな特徴データ羅列本でして。表題に血液型を謳ってはいますが、そんな押しつける感じもなく「あるっしょ?こんな時」って程度の笑える分析本になってまっす。

分析の傾向も、何と言うか世の共通認識?の範囲ガチガチに収まってるのではなく、もっと現代風にゆる〜く見ている所が既出の「血液型論」と違ってからっと楽しめた要因じゃないかなーと。結構広まっていったのも、この脱力スタイルによる所があるんじゃないかなぁ。
例えばA型だと「真面目でコツコツ几帳面」が良く持たれてる印象だけど、実はそれ「他人に迷惑かけたくない為で自分の事なら割とずぼら」だったり(←モロに当てはまってる人)。B型はマイペースって思われてるけど、とっても親身に相手の事を考えてるんだよー!!ってのが良く伝わってきたり。
この曖昧さが、結構現代社会の人間関係を良く反映しているなーと思うので。時世に合ってる作りなんじゃないかと思いますね。
'00s風の血液型考、といった新鮮な感覚で見させて貰いました。


血液型…って耳にしただけで「ムキーッ!!」と拒絶反応示してしまう人には、流石にオススメ出来ませんけど…。人並みにテキトーな血液型遊びを楽しめるならば、多分読んでて「ぶはっ」と吹けると思います(笑)。
そして私はコレ読んでて、B型が愛しくてたまりませんでした(笑)。
ピュアだ。ピュアだよー。



あ。超蛇足なのですが、B型の本で歴史上の人物でB型っぽい人の例に「信長」「坂本龍馬」「土方歳三」「レオナルド・ダ・ヴィンチ」が挙げられてたんですけどー。
坂本龍馬…も、世間ではBっぽく思われてるんですねぇ?へぇー。私はOの印象がありましたよ…(どうでも良いです☆)。
他の3人は、何となーく同意。歳さんはAに思えなくもないけど。



他にも最近はこの血液型面白おかしく分析☆系の本が色々並んでますけど、ぱーっと見てみた限りではやっぱこの本が一番楽しめそうです。「笑える感」と「あるある感」両方備わってたので。
この方のだったら、他の血液型についての語りも見てみたいなぁー。



※文中の引用部は、Jamais Jamais著『A型私の説明書』より抜粋しました。

2008年1月 5日 (土)

2007年マイ・ヒット本5冊!!

年越しちゃった企画その2です(爆)。
2007年中に読み終えた本の中から、印象深かった本を5冊ピックアップしてみたいと思います~。
 
 
昨年も「2006年版」として、行いましたこの企画。今年も同じく実施致します。
もう年明けちゃいましたけど…言っちゃえば昨年も年明けに行いましたんでねこの企画(どういう開き直り方さ)。
内容は昨年と同様、対象は「私が2007年中に読んだ本」。作品発表年自体はこれより古いものも含みます。例によってリアルタイムな読書を殆ど出来ていないのも昨年と変わらずです(そこは威張れる所ではない)。
そして選ぶ基準は本能直感、これも昨年と同じくです(最早言葉もない…)。
具体的な内容としては、
 
・もう1度読み返したいと思ったか
・人様に自分なりの情熱を伴って薦める事が出来るか
 
 
この2点を選考基準とさせて頂きます~。
 
 
ではでは。昨年と同じ形式で、BEST5の第5位から発表して参りまっす。
長文レビューを書き上げたものについては、作品名からリンクを貼っておきました。宜しければご参照下さい。
 
 
第5位 大崎梢著『配達あかずきん』(東京創元社)

切り口が面白かった本屋さんミステリ!!正直謎解きそのものより、主人公達の職場である本屋さんでの知られてたり知られてなかったりする日常業務…の方が、興味の対象となっておりました。その位そちらの描写も細かく詳しく力入ってたんですよね~。
確かにミステリものとしては薄めな話が多いですが、さして物騒な事件が起こる事もあまりないので。気軽に読める+本屋さんミステリという新鮮さ、は評価出来る点だと思います☆
結構ドラマ化とかしても面白いかもしれませんねぇ。ヒロイン2人のキャラも立ってるし。後はやけに美形な男性店員を仕立て上げちゃえばオッケイでしょう(何がだ)。

第4位 宇江佐真理著『卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし』(講談社文庫)

これも食べ物と人情話の絡め方の妙、に座布団1枚な作品。ちょいと風変わりなお江戸の美味・珍味を媒体にして、主人公のぶの心情の変化をそれとなく描き出している良作です。
のぶ自身の気持ちに感情移入出来るか…は又別でしたけど(笑)。ピリピリしていた彼女に対しても、変わらぬほのぼの~としたお料理達の存在が結構滑稽だったり癒しをくれたりで楽しめたです。
そしてやはり、色々な意味で味わい深かったのが彼女の舅・忠右衛門のキャラクター性でしたね…!!最後の最後迄自由奔放、飄々としたご老人という表現が相応しい人物でありました。このじいちゃん、本当おいしいよ…。

第3位 陳舜臣著『中国畸人伝』(新潮文庫)

振り返れば2007年結構なヒット本となりました!!三国末期~唐にかけて、人知れずその名を世に残していた「畸人」達の物語。彼らのあくまでも自由を忘れずにいた生き様への感銘と題材のマニアックさ(…)から、見事TOP3入りを果たす事と相成りました。
本人達はその非凡な才に対して、何らの執着も持っていなかったのに。周りがそれを放っておいてくれなかったが為に、自分らしく自由に生きるという「望み」を何とかして守らなければならなくなった――という姿が、とりわけ印象に残りましたね。又こういう事が唯一の「望み」になってしまうのも、才覚ある人物だからこそ…という、俗人には理解して貰いがたい彼らの苦悩も伝わってきました。まぁ彼らはそれを分かって欲しいとは必ずしも思っていなかったでしょうが。
陳氏の文体自体も、結構好みなカタさがありました。この勢いで美人伝の方も買っちゃいましたよ…。

第2位 北村薫著『空飛ぶ馬』(創元推理文庫)

これは貸して下さった方に感謝しなくちゃ☆と思える一品でしたね~。落語家円紫師匠と女子大生の「私」でおくる、日常生活で見つかったほんの些細な「不思議」の謎解き。その姿勢は難問に「挑む」と言うよりも、不思議に思う気持ちを楽しみ乍らその謎に「触れる」と言える様な、穏やかで優しい筆致で描かれていました。
時にあまりに浮き彫りになった人間の綺麗でない部分…に、ずんと重い気持ちを抱きつつも。やっぱり世の中捨てたもんじゃないのかな、っと思える構成になっていて、救われた思いになりましたね。又それがあくまで静かに描かれていたからこそ、押しつけがましさがなくてすうっと胸に染み込んでいった様に思えます。
続編も現在貸して貰い中なので(昨年より継続中…)、近々読み進めたいと思います~。

第1位 藤沢周平著『驟り雨』(新潮文庫)

正直読んでる最中は、まさかこれが1位になるとは思ってませんでしたが…。読み終えて後、じわんじわんと時間をかけて胸の奥に味わいが浸透してきた短編集でした。
必ずしも人情に溢れたあたたかい物語ばかりではなかったの、ですがね。それが決め手だったと言いますか、藤沢周平作品の持つ救いも溟さもバランスよく詰まっていて、改めて藤沢作品が好きだ!!と思える作品集だった気がしてます。
なので恐らく、どの作品が気に入るかは読んだ人の感性が大きく反映されると思いますね。それも又個人的には楽しみだったり。今度藤沢周平薦める時にはこの本を推してみようかと思います。
そして勿論、その内容もここで紹介するに相応しいもので…。表題作の出来が私はやはり好きですね。それと「運の尽き」。どちらも(味わいは違いますが)ラストの余韻が好き~。




と!!2007年は以上の様な結果になりましたです!!

…で、今回の総評めいた事を少し語らせて頂きますと。
実は昨年は、とにかく読書の絶対量自体が非常に少ない年でありまして…ね。正直5冊選び出すのも、結構苦労する位でした…(汗)。
加えて正直に申し上げると、今回は小粒揃いの本が多かった様な気がしてます。さらっと読めるんですけど、印象には残らないと言うか…。これはまぁ本自体がどうこうというのではなくて、なかなか時間も心も余裕取れなかった私が敢えて軽めに読めそうな本ばかりを選んで買っていた…というのが一番の要因なのでありますけれど(苦)。
それでもTOP3の3冊は、その事踏まえた上でも胸を張ってお気に入り♪と言える良作であります。折をみてゆっくりじっくり語りたい作品達でありますねぇ~。
 
 
あ、因みに現在読み途中の北方版三国志…は、読破しておりません為対象外と致しました(滅)。まぁ長編作品なので最後迄読んでから決めたいなと。
…他にも結構、いいトコ迄いっててかなり面白さ満点なのだけど最後迄読み切れなかったから…!!と言う理由で、ランク外となってしまったのがいくつかございま…す。うん、来年の楽しみにとっておこう(早くも鬼が笑う発言)。
 
 
 
さてさて、これが終わると、よっし今年も読書楽しむぞ~って気になってくるんですよねぇ~(まだ2回目ですけど)。今年も読みかけ、買っただけ(…)な本達も含め、あれこれ好き勝手に読み散らかしていきたいと思います☆
読みたい本は増えていき…しかし休みは減っていく(涙)。嗚呼。

2007年10月22日 (月)

2007年6月に読んだ本・買った本

そうそう気づいたんですよ。この月別読書録をまとめ始めてはや1年が過ぎまして、このままのタイトルでは時期が全然区別つけられなくなってる事に(もっと早く気づけよ)。
 

 
…という訳ですので、この月からタイトルを2007年6月に読んだ本」とさせて頂きます…。あはは。
 
 
さぁて6月の読了・購入本の話へ。
まだこの頃は、読書をする気力と集中力が保てた気候でありました…。ここから先は随分な惨状でス;毎年の事乍ら暑さにはダメだなー、自分。
 
 
では早速読み終えた本から。一段下がった段落(引用形段落使用)が、個人的ひとこと感想です。
 
●陳舜臣著『中国畸人伝』 新潮文庫 書籍情報:アマゾン bk1

実は今年かなりの当たり本!!三国末期から唐の時代にかけて登場した、一寸へんてこな文人達を題材にした短編集です。
皆様々な分野にて非凡な才覚を発揮している名文人達ばかりなのですが、すんなり歴史に名を残す「偉人」にはならない「畸人」達。自らの意識するしないに関わらず、風変わりだったり意固地だったりゴーイングマイウェイだったり…あらゆる意味で「自由」を忘れずにいた人物達を描いています。
世の中の流れ等何処吹く風に見える様でいて、時代背景の移り変わりと共に彼らの「自由さ」の根本にも違いが見えてくるのが興味深いですね。個人的には未だ乱世の火種残る頃に、彼らが「自由」を手に入れる為如何に自らの才を世の中から「消す」か、に心を砕く様が非常に胸に響きました。
現在貸出中なので、長文レビューは返却され次第綴りたいです。…実はもうそろそろ返して貰いたいんですけど、こっちも三国志借りっ放しなのであんま強く言えないんですよねぇ…(どうしようもない)。

●北方謙三著『三国志 二の巻 参旗の星』 ハルキ文庫 書籍情報:アマゾン bk1

この巻から、徐々に人物達が動き始めます。うかうかしていたり自身の地位に胡座を掻いている者は、この辺からさっさと置き去りにされていってる模様ですね。
二巻は呂布の大暴れと曹操の熟考がとりわけ印象深かった巻ですね!!思い立ったら即行動(それが大体物騒事)の呂布と、石橋を叩いて叩いて叩いて尚渡る迄も一度考える曹操…比べてみると実に色の違った人物です。
未だ発展途上にいる劉備や孫策らも、段々と台風の目になってきそうな気配が見えてきまして。劉備自身のもどかしさがこっちにも伝わってきます~。くぅぅ。
…そしてこの巻は、どういう訳か私が夏侯惇に赤い実はじけちゃった巻です(痛いよ)。好きなんですよ…彼みたいな静かに熱い男。
 
更に長々書き綴った長文感想はこちら

●遠藤周作著『宿敵』(上・下) 角川文庫 書籍情報:アマゾン<上><下> bk1<上> <下>

昔に上巻だけ読んで長い事うっちゃってたんですが、ふと気が向いて下巻を購入&読了。加藤清正と小西行長の生涯にわたる「宿敵」としての関係を、行長の心理や葛藤を軸に描いた作品です。
…上巻読んだ印象では、このまま普通に豊臣家の凋落と共に両者の溝が深まっていき…やがて埋める事が不可能な程に迄深まってしまう運命のやるせなさを描いていくのかと思ってたんですけど…。寧ろ下巻からは、歴史異説風味的な雰囲気が色濃くなってきてました(汗)。
いやぁ上巻での清正と行長、そして絡めて登場する石田三成や福島正則との、想いの強さは同じなのにほんの少し考えの方向性が違った故に生じてしまったすれ違いの切なさ…を、もっと展開してくれると勝手に期待しちゃってたのでね!!(只の思い込み)ああいう方向に行長が向かっていくとは…なぁ…。話としては確かに興味深く面白かったですが。うぅでも行長や三成好きな人には諸手を挙げては…薦められない…(弱気)。
あ、でもやっぱこの本の清正はかっこええですー(惚)。無骨で実直な快男児で大スキ。

他、買った本達をつらつら。
 
◆山本一力著『かんじき飛脚』 新潮社
◆諸田玲子著『青嵐』 祥伝社 …石松と豚松の話!!
◆小野不由美著『黒祠の島』 新潮文庫 …読了。久々に人間にぞっとした…。
◆諸田玲子著『蛍の行方 お鳥見女房』 新潮文庫



来月からは暑さも本格化してくる事で。それに反比例する様に私の読書ペースは落ちて参りますので、又複数月まとめての作成になるかもしれません…(汗)。
ともかく少しでも早く追いつける様に頑張ります~。

2007年10月10日 (水)

内海慶一著『ピクトさんの本』

たまにはちょいとネタ色の濃い本の話でも。


この本は先日ふと本屋で見かけ気になって買ったのですが、結構巷で話題の本の様ですねー。
今日の帰りに寄った地元の本屋でも、レジ前にかご積みされてました。
発行年月は2007年4月が初版なので、出てから少し経ってはおりますが。うちのブログにしては、珍しくキャッチーな本紹介の内に入ると思います(笑)。


さてピクトさんとは何ぞや、ですが。
非常口案内、路面凍結注意…等々、街の様々な標識の中で立ったり駆けたりぶつかったり転んだりしてる"あの人"が、何を隠そう本作の主役ピクトさんなのです。
時にさりげなく、時に強烈に人々の視界に入り込み、危険を知らせるピクトさん。この本では文字通り身を賭して注意を促すピクトさんの「生き様」に触れ、彼らの生態を「転倒系」「落下系」…等タイプ別に紹介していく形となっています。


基本の流れはピクトさんの国内外含めた活躍(!!)の様を写真で紹介し、それに対する感想や概説が付随する形。
アジア諸国や欧米の見慣れないピクトさんも取り上げられていて、好奇心をくすぐられます。

…が、この手の写真の羅列だけだと、せいぜい5、6枚もいけばやや飽きが入ってしまうものなんですよね。
そこをこの本は、丁度良いタイミングでコメントや番外編を挿入して変化をつけているんです。
ぱらぱらめくってふーん、な本かと思いきや、この効果あって次も次もと頁が進み!!意外にも、ラスト1頁迄きっちり「読み切り」さして貰っちゃいました☆


又この本の興をそそる所は、思いの外文章にも読ませられるだけの腕が光っている点なんですねー。
って何か、言い様によってはすごく失礼な話になってしまいそうで恐縮なのですが。「見せ物」本の様相を呈していて、実は実は「読み物」としても楽しめる部分が結構あります。
文章ってのは好みがあるので一概には言えませんけれど、軽快なんだけど軽薄になってない言葉の妙が、個人的には非常に小気味良く感じられました〜。



紹介されてたピクトさんの中で私が好きだったのは、実は「頭打ち系」だったりします。鈍い音が伝わってきそうな無機質感が何かスキ。
それからさりげに挿入されてる「ピクトさんの休日」コーナーで、変わり種のゆる系ピクトさんが見られるのが結構ツボです♪こういう小ネタは大好きだ〜。

時に欧米のピクトさんを見ていると、何故か脳内に響く擬音迄が日本のそれと違って聞こえてしまうのは私だけなのでしょうか…(笑)。
あちらの方々のピクトさんからは、どうも"Ooh!!"とか"AHHHHH!!"とかいう叫びが聞こえてくる様でならないんですが(偏見も良い所ですよ)。
うーんご覧になった方々の感想を知りたい所です(笑)。



…軽く楽しめる本なので感想も軽めに、と思ってましたが、又だらだらとスミマセン(汗)。
これからは、街の端々のピクトさんにもつい目がいってしまいそうでっす。



内海慶一著『ピクトさんの本』 書籍情報はこちら→アマゾン bk1

2007年10月 8日 (月)

5月に読んだ本・買った本

3連休で唯一予定がなかった今日、一気にブログ記事3つ位書き上げちゃえ☆等と意気込んでおりました。えぇ意気込みだけで終わりましたが(沈)。
もうそれはそれとして悔やまない事にして、書きたい様に書き綴らせて頂きまっす。
 
 
で、月毎読んだ本シリーズ5月編。前回は11月だったので、随分間が空いてしまってますね…(苦)。要するにこの間は全くと言って良い程本を読んでいなかった訳なのです、よ。うぅ。
この5月も読めた冊数はさ程多くありませんでしたが、ざざっと感想綴ってみます。
一段下がった段落(引用形段落使用)が、個人的ひとこと感想です。
 
●北方謙三著『三国志 一の巻 天狼の星』 ハルキ文庫 書籍情報:アマゾン bk1

ひょんな縁から文庫全13巻借りる約束をする事が出来ました、噂の北方版三国志。長年密かに気にはなっていたシリーズに、遂に手を出してみる事となりました~。
流石13巻分の超大作だけあって、この第1巻は序章も序章。これからこいつらが時代を変えてゆくぞー!!との人物紹介&顔合わせ的な様子でありましたね。
乱世全体を描いていると言うよりは、各人物達の中で渦巻く心理・感情にスポットを当てている部分が大きいですので。どちらかというと傑物個々人をがっつり楽しみたい方向けの様な気が致します。それも比較的メジャーで肉体派系統に分類される人物が目立ち気味かもー。
これから暫く楽しませて貰います♪
 
更に色々語った長文感想はこちらからどうぞー。

●北村薫著『空飛ぶ馬』 創元推理文庫 書籍情報:アマゾン bk1

これも貸して貰った本です。三国志と一緒に(笑)。
国文学部の女子学生「私」が、あるきっかけでお近づきになった落語家・円紫師匠との繋がりを通して、日常の些細なんだけど気になる「謎」を解き明かしていく短編集で。文学作品や古典芸能に造詣が深く思慮深げな「私」と、穏やかで一寸いたずらっぽくもある円紫師匠とのコンビがゆったりした日常の風景と上手に噛み合っています。
一応ジャンルとしてはミステリになるのでしょうが、物騒な事件が起こる訳ではなくて、本当に日々の営みで出会う一寸した不思議を謎解いていく話なんですね。道端に転がる石ころにふと気がついた時の様な、何て事はないんだけど何故か気になる…といった視点から展開していく物語です。それでいてタネは結構唸らせられるので、そこが爽快!!
又、何気ない日常の中だったからこそ、「気づいて」しまった人間の内面…それが決して綺麗なものばかりでない事に、時にどうにもならない冷たさを感じたりもして胸に刺さります。
それを顕著に感じたのが「赤頭巾」だったのですが。その直後の「空飛ぶ馬」で、やはり人間の善意のあたたかさに胸を打たれて締めくくられたのが押しつけがましくもなくて個人的に良い印象を感じました。この陰陽対になった流れはとても好き。
このシリーズも暫く追っかけて参ります!!

●大崎梢著『配達あかずきん』 東京創元社 書籍情報:アマゾン bk1

こちらも日常の些細な「謎」から展開していく短編集。特筆すべき点は、やはり舞台が本屋さん!!という部分でしょう!!
本を使った謎仕掛けもさる事乍ら、雑誌配達業務だとか取次ぎさんとのやりとりだとか…仕事そのものもかなり大きな軸になってますので、本屋さん自体が大好きな人にはたまらない仕掛けが詰まってます♪流石書店員出身の作家さんだけあるなぁ。
個人的にはどうしても読んだ流れから、上記の北村薫と展開力や表現力を比べて見てしまう所もありましたが…。ライトでポップに楽しめる本屋さんミステリ、って事で面白く読んだ作品でした☆
好きな話は「六冊目のメッセージ」ですね。自分が薦めた本がこんなにも相手の心に響いて残ってくれたら、正に感無量!!

●藤沢周平著『驟り雨』 新潮文庫 書籍情報:アマゾン bk1

藤沢周平の市井もの短編集。あぁやっぱ私この人の作品好きだわ、としみじみ感じた1冊でした。
藤沢作品にはざっくり分けて、救いがなく重い余韻を残すものと比較的希望を見出せる形で終わるものがあるんですが。この短編集には、それらが大体半々の割合で収められています。
個人的に好みなのが、どちらの話でもすうっと滲む様な味わいを心に残す点なんですね。暗い話は本当、ぞっとする感情が長い事染みの様に残り。ほっとする話はどちらかというとほんの少し見出せた僅かな光、程度のあたたかみなのですがそれも又いつまでも胸の奥にじいんと残っている。
この本には割とその感触がしっかり表れている作品が揃っていて、数多い藤沢短編作品集の中でも出色の出来になっている気が致します。楽しみ所がひととおり詰まっている感じ。あまり意識せずに購入した本だったのですが、いやこれはめっけもんでしたねー。
好きな話は表題作「驟り雨」と、「運の尽き」。優しさと話の捻りが非常に心地良かったです。
折をみて長文感想も試みてみようかなー。

他、買った本。
 
◆池波正太郎著『元禄一刀流』 双葉文庫
 
 
この月は珍しく、買ったのは上の衝動買い本1冊のみでした。結局読み切れてない現状を踏まえれば、良い傾向なのか、なぁ…?
 
 
こうやって本の感想を思い起こしつつ書いていると、又むくむくと読書願望が湧き上がって参りますー。今年はこのリズムを繰り返している様な。
今はせっかくの読書の秋、ですので、この機を逃さずさくさく読んでいきたいですね♪

2007年9月18日 (火)

本日の衝動買い本

連休の最終日、いつもの様にふらふらと本屋に立ち寄ったりしまして。
何を買うでもなく、見るだけ〜のつもりが…いつもの様に、結局レジにてお買い上げってな顛末でした。あは。


やっぱり数多の表紙背表紙を眺めてる内、気付けば2、3気になって手に取っちゃってるんですよねぇ。
とりわけ文庫コーナーは、いつもファイナルラップはいつなんだって位にぐるぐる何周もしてしまいます。


でまぁ、今日手に取ったのは南原幹雄の『付き馬屋おえん 暗闇始末』
裏表紙あらすじに依ると、吉原遊女屋から依頼される代金取り立て屋稼業を受け継いだ器量よし、おえんの剛腕始末帳…といった流れの様で。目のつけ所が面白そうだなー、と興味を抱いた訳でした。

しかしこれだけじゃあ何か艶っぽいしなぁー。もひとつスッキリかスカッとか、後味さっぱり路線もセットでいこうか…とも思ったのです。
んで、又暫しうろうろうろ…。



……最終的に手にしたのは、梅田みか『愛人の掟2』でした。
……誘爆してどうする(滅)。


ちなみにこっちは、スミマセン完全に下世話な興味本位からで…す…(沈)。
未知なる禁断の領域を、そっと遠目から覗き見てみたい様な。悪趣味でスミマセン(汗)。


あーそれと、石月正広の結わえ師紋重郎も、続編が出ていたんですねぇ。
悩んだ挙句に結局は棚に戻しちゃいましたが、うーん読んでみたい様な気はしてます。
前作には、面白いは面白いけどもうひと息ー!!という印象を受けたので。今度はどんな展開にしてくれるのか、興味深い所です。



しかし結局、この連休に書くと言ってた記事はひとつも上げられませんでしたね…(凹)。
書きたいーといきむ程、何処からどうやれば良いのか悶々と考え込んでしまいます。
三国志は本当、早い内に上げたい…。次が次が!!(切実だ)

より以前の記事一覧